初心者アイアン基本レッスン4「正しいトップ・フィニッシュの形」
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- 2022.08.23
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- レッスン
正しいトップとフィニッシュの形
竹内プロ:
アイアン基本レッスンステップ4に入ります。ここではトップ・フィニッシュ正しい形を覚えていきましょう。
アイアンは方向性を重視するクラブなので、トップはあまり大きくオーバースイングに入る必要はありません。これを大前提に置いて練習をしていきます。肩まで作ったこのラインから少しだけバックスイングをとる形で大丈夫です。慣れてきたら少し大きくする形でも大丈夫ですが、基本的にコースで方向性が出るポジションというのはこの辺りになります。
なのでこの辺りでしっかりとトップを作るように心がけましょう。
トップのポジションで気をつけないといけないのは、左肘をしっかりと伸ばすという事を意識して下さい。
左肘をバックスイングのトップで伸ばしておくとダウンスイングで手打ちになりにくくなります。
左肘が曲がっていると、この様に手で打ってしまったり左肘を伸ばした時にキャスティングでヘッドが落ちてダフリになってしまったりしてしまいます。アイアンのトップでは左腕をしっかりと伸ばすという事を意識して下さい。
この様に左手を伸ばすと下半身を回す事で左脇が軽く締まったダウンスイングが作れます。この様にすることで体の連動でスイングを作ることが出来ますので左腕を伸ばすという事を忘れないようにして下さい。
またアイアンのスイングは長いクラブと比べて少しアップライトなイメージになってきます。トップでこっち側にシャフトが垂れないように気をつけて下さい。
また逆にクロスしないように、先程ステップ3で作った肩のラインのシャフトラインのまま背中を目標方向に向けるこのイメージだけで大丈夫です。ここの肩のラインから少し回すそれだけで大丈夫ですので、このトップをしっかりと覚えて下さい。
続いてはフィニッシュの形を見ていきます。フィニッシュの形はしっかりと振りきってフィニッシュを作っていきます。
このフィニッシュで大切なのは、クラブヘッドの重さを感じながらクラブヘッドが体を回してくれるという意識を作って下さい。自分の体がこの様に回るのではなく、クラブヘッドに引っ張られて右肩が回っていくという意識を持ってフィニッシュまで振りきっていきます。
このポジションではシャフトライン、また右足と左足がこの様に離れていないかどうかをチェックして下さい。フィニッシュのラインでこの様に離れていると体重が右に残ってしまったり下から上に掬い打つ様なスイングになってしまいます。足のラインをくっつけるという意識を持ってバランスのいいフィニッシュを作る様にして下さい。
それでは一度打ってみます。この様にトップからフィニッシュしっかりと安定したスイング毎回同じスイングが出来る様に何度も繰り返し練習をする様にして下さい。以上で終わります。
この動画を撮った人
PGAティーチングプロ 竹内雄一郎 18歳からゴルフを始め、25歳よりPGAティーチングプロとしてレッスン活動を行う。 プロやトップアマはもちろん、初心者~中級者、シニア、女性からも圧倒的な支持を持つ