＜ミズノ GX ドライバー・FW＞試打インプレッション

今回の試打インプレは「ミズノ GX ドライバー・FW」

珍しくベタ褒めの篠原さんですが、一体どんな特徴があったのでしょうか？

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篠原嗣典氏の試打インプレ内容書き起こし

篠原嗣典氏：

ロマン派ゴルフ作家篠原です。今回の貧打爆裂レポートはミズノGXドライバー、GXのフェアウェイウッド、スプーンをテストしてみたいと思います！

ミズノGXのドライバーとフェアウェイウッド、フェアウェイウッドは15度のスプーンになります。ドライバーは9.5度。両方ともエムフュージョンっていうミズノの新しいシャフトのSシャフトが付いております。打ってみたいと思います！

打ってきました。ミズノGX、まずはドライバーのほうの印象からお伝えしたいと思います。まず第一に飛びます。トップクラスの中の更にトップクラスぐらい飛びます！最近試打した中でも1,2,3番を争うぐらい飛ぶと思いました。僕が過去、ミズノ製のドライバーで打った中で間違いなく1番飛びます。

これはねちょっと驚きました。正直言って、まあちょっと最後に話しますけれども、そこまで期待していなかったというところがあるんですけど、9.5度、Sシャフト、この溝だったりとかこの溝ですね。あとはウェイトとか、内部構造でも色々工夫があるんでしょう。

構えた感じはこんな感じです。パッと見はただカッコイイだけで特徴がないように見えるんですけど、このドライバー飛びます！で、もう1個言えるのは曲がらないです。真っ直ぐ行こう真っ直ぐ行こうとします。

まあ、だからといって易しいわけではないんですけれども。で、弾道はこれ9.5度ですがまあまあ高い球が出るんですが、吹き上がったりはしません。棒球率は非常に高いドライバーです。

まあちょっと褒めすぎかなあと思うんですけれども逆に表立った欠点が見当たらないというのが正直な感想です。このGXのドライバーはねこれは本当に良いドライバーだと思います。

で、続いてフェアウェイウッドですが、15度、スプーンで、まあエムフュージョンという新しい、軽くて硬いっていうシャフトなんですけれども、構えるとこんな感じで、重心の位置がこうやって、ウェイトが前にあるようになってます。正直言うと僕のヘッドスピードだとちょっと手に負えないっていうんですかね一。打てるのは打てます。

で、ティーアップすればもの凄く最高なボールが打てますし、コントロール性も非常に良いです。で、ドライバーに比べるとやっぱりスプーンは若干曲げやすくはなっているんですけれども、だから、まあ悪く言っちゃえば曲がりやすいっていう要素もあります。これはどのクラブでもヘッドが小さいとどうしても共通項目みたいになるのでやむを得ないと思いますが、浮力があまりないんです。

要はね、スプーンでも棒球なんですよ。それでいて高く上げる機能っていうのはほとんど、余分な部分は捨てちゃっている感じなので、だからティーアップするともの凄く良いんですね。これ生まれて初めてですけど、もし自分が使うんだったらスプーン抜いてクリークにするかもしれないなと思いました。これ打っていないから分からないですが、飛ぶんだろうなって予想させるぐらい良かったです。

GXはもっと易しくて、なんかオールマイティなドライバーとフェアウェイウッドなのかなと思ったんですけど、そうではないんだなっていう事がよ〜くわかりました。結構本格的でバリバリやってるゴルファーに「どうだいこういうクラブがミズノは作れるんだぞ！」って言っているような気がします。

で、逆にいうと癖がなくて非常にナチュラル、もしくはスタンダードって言い方が僕は正しくあって欲しいと思うんですけど、うーん、なんかねこれがスタンダードなんですよ、癖がないっていう意味で。だから僕は本当にねこのGXのフェアウェイウッドとドライバーをね色んな人に使ってもらいたいと思いました。

で、最後に言いますけど、これね最新機能すぎて、練習場のボールでは機能を上手く発揮できません。ダンゴボールというか1ピースボール、もしくは練習場用の2ピースボールですね。良い練習場だと2ピースボールを使っていますがそれでもダメです。コースボールを打たないと機能しません。

で、そのコースボールも出来れば最新のものにしてください。そうするとこれねたっぷり味わえます。そのスタンダードなゴルフがどこにあるのかで、どういうものなのか。そういう中でこういう風に飛ばす道具も作れるんだぞっていうのを知ってもらいたいと思います。

まあ、ちょっと褒めすぎですけれどもミズノGXドライバー、フェアウェイウッドそんな風な感想を持ちました！貧打爆裂レポートロマン派ゴルフ作家篠原がお送りしました！