<カタナ VOLTIO NINJA PLUS 8802Hi BLACK>試打インプレッション
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- 2018.01.24
- 再生7441回
- 体験レポート
篠原嗣典氏の試打インプレ内容書き起こし
篠原嗣典氏:
ロマン派ゴルフ作家篠原です。
貧打爆裂レポート今回は、VOLTIO NINJA PLUS8802Hi BLACKのドライバーを打ってみたいと思います!
カタナ VOLTIO NINJA PLUS8802Hi BLACKです。言うまでもなくですね、いわゆる高反発違反クラブになっています。
もう始めからそういう意図で作ってて、で、フェースのいわゆる強度ギリギリこれ以上薄くしたら強度が保てないっていう所まで薄くして反発を高めているそうです。ちょっと特徴的なのはこの部分です。分かりますかね?ちょっとネックの所がヘコんでいます。
まあ、これでスライスをさせない、どうにかフックさせるんだっていうのと、あとはフェースにここが芯ですよみたいなマークがあるんですけど、これがかなりトゥ側にあるような構えると感じがします。
まあ、実際こうやって見ても若干そういう感じはするんですけれども、ヘッドの形状でそういう風に見えるだけで実際はあんまりそうでもないのかなあと思いながら、とりあえずどんだけ飛ぶんだか打ってみたいと思います!
打ってきました、VOLTIO NINJA PLUS8802Hi BLACKなんですけれども、長い名前ですが、えっーとですねもう結論から言います。
やっぱり高反発ですので、その高反発の部分を響くようにというか上手く使うと飛びます。考えられないぐらい飛んだボールもありました。僕のヘッドスピード42メートル毎秒、で、真冬1桁台の気温にしか上がらない1日でしたが、1,5ラウンド使わしてもらいましたけれども、1番飛んだ時で265ヤードぐらい飛びましたかね。ビックリしました。
びっくりしましたが、まあ違反クラブという事でラインナップが面白いのがですね、Sのシャフトがオリジナルのものでは用意していません。要はRとSRしかないんですね。
で、お借りしたのは実は9.5度なんですけども、シャフトはRシャフトです。で、フジクラのスピーダーの462エボリューションっていうね、カタナオリジナルの一応これ用に作ったシャフトが入っています。このシャフトがRでしたけど柔らかいなと思ったんですが、振ってみると案外ちゃんと粘ってキュッって戻って欲しいっていう時にはキュッって戻ってくる挙動をする非常に面白いというか良いシャフトでした。Rとは思えないというかまあ、Rなんだけどしっかり仕事してくれるっていう感じですかねで、1番こう特徴的なのは9.5度ですけれども尋常じゃなくボール上がります。ちょっと体感した事がないぐらいの高さのボールが出ます。
で、飛んでるボールっていうのは大概こう、あぁ今のは飛んだなあっていう弾道のイメージみたいなものが既にあるものなんです。何種類かあるわけですが、全くそれとは違う所でいきます。
とにかく高~い球でボールが落ちてこないで飛ぶと、うん、違反じゃなかったら使いたいなあっていうぐらい非常に良かったです。
で、スライスはしません。もうさせようと思っても絶対右には曲がりませんでした。もう途中何度か強制的に曲げようとしたんですけど、かろうじでストレートが行くぐらいで、あとはとにかくボールは左に左に曲がろうとします。
ただこれがシャフトのせいなのかヘッドのせいなのか分からないですけれども、非常に打ち出しのこう感覚というんですかね、ここに打ち出したいっていう方向に打ち出すっていうのはとても楽でした。だから結果的にはもの凄くフェアウェイに行きましたし、変な話ですけどスコアも非常に良かったです。
ただ、1点だけ注意したいのがフェースのですね。この真ん中、凄い飛びます。やや上、凄い飛びます。トゥ側もヒール側も非常に許容範囲が広くて飛びます。下側が球が上がるんですけれどもちょっと距離が落ちます。この落ち方がいわゆる普通のドライバーぐらいまで落ちちゃう感じなので、っていってもこの辺はコントロールかどうのこうのっていうよりかは飛ぶ所が大きいっていうほうがプラスなんだと思いますが、色々言いましたけどVOLTIO NINJA PLUS8802Hi BLACKというね、この長い名前を持ったドライバー高反発違反のクラブという事ですけれども、まあ当然、先ほどのRとSRしかないっていうのはもうヘッドスピードがなくてで、どうしても飛ばしたいもう違反でもなんでも良いから飛ばしたいっていう人の為のっていう感じでたぶんセールストークされていくと思うんですが、むしろね僕はスライスに悩んでいる人が助けられるっていうウェイトの方が大っきいのかなって感じがしましたね。捉えていく形が非常にね良いんですよ。極端に捉えてはいかないんですけどキチガイみたいなフックも出ていかないっていうね。なんか、なかなか良いドライバーだなっていう風に思いました。
ロマン派ゴルフ作家篠原がお送りしました!貧打爆裂レポートでした!
この動画を撮った人
1965年生まれ。東京都文京区出身。板橋区在住。中1でコースデビュー。 競技ゴルフと恋愛に命をかけた青春を経て、ゴルフショップ、ゴルフ部コーチ、ジュニアゴルファー育成団体などで勤務。