ゴル子のゴルフことはじめ「サンタとツリーとクリスマス」
- 2014.12.24
- おもしろ

メリークリスマス。
ゴル子です。

皆様、お元気ですか?
段々とゴルフすると凍える季節になってきましたね。

風邪ひかないように、ゴルフする時は完全防寒でプレイしてくださいね。

「あの…。ゴルフ場で、なにしてるんですか?」


「…ちょっと、どんぐり集めてます」
そう。どんぐり集めは仮の姿。
真実の姿は別にあります。
遡ること昨日。
・・・
・・
るるる…るるる…

もしもし・・・
「スルメゴルフ倶楽部の支配人です」

「ゴル子ちゃん、明日特別クリスマスアルバイトがあるんだけど、来ない?」
…

「支配人さん、明日はクリスマスですね」
ゴル子がクリスマス、暇だと思っていらっしゃるとは大変遺憾である。

「ゴル子ちゃん。ゴル子ちゃんの好きなアレ、つけるよ」

「アレって、、ま、ま、まさか」

「ふふふ」

なめたけ。

「いきます」
クリスマスに、支配人お手製なめたけが食べられるだなんて…幸せそのもの。
アツアツごはんに、チュルンとした食感が大変美味なんですよね。
生きてて良かったな。
なめたけと共に、これからも。
・・
・・・というわけで、今こうしてゴルフ場にいます。

「そうでしたか」

…そろそろ約束のアルバイトの時間です。
アルバイトの内容は、こうです。
ゴルフをプレイされているお客さんが茶店に入られる直前を狙って、サンタさんがクリスマスプレゼントを渡して去ります。

プレゼントの中身は、寒さもバッチリ、ゴルフグローブです。
カッコいい色合いで、ゴル子も欲しい一品です。
早速1組目が、やってきたようですよ。
—1組目—

ばばん。

「ははは。メリークリスマース」

「あ、メリークリスマス。あなたは、支配人さんでしたよね」

「・・・違うよ。サンタだよ。君たち、良い子にしていたようだからプレゼントをあげよう」

「恐れ入ります」

「ゴルフグローブですか」

(奇抜・・・)
—2組目—

「ははは。メリークリスマース」

「え?あ、今日はクリスマスか…」

「そうだよ。大人にだってサンタさんは、やってくるんだ。さぁプレゼントをあげようね」

「お気遣い、ありがとうございます。大変ですね」


(凄く・・・良い!)
・ ・・
「支配人さん、支配人さん。ゴル子、サンタさんやりたいです」

「いいよ」
—3組目—

「ハハハ。メリ〜クリスマス〜」

「わ。サンタさんだ、サンタさんだ。日本語話せる?英語?何語なの?」

「ニホンゴ、ハナセルアル。プレゼント、アゲルネ」

「わぁ、ありがとう」
喜んでもらえて嬉しいな。
あっという間に夕方になりました。

「ゴル子ちゃん。今日はアルバイトお疲れ様。今日は良く頑張ったからクリスマスツリーに出来るような木を一本、ゴルフ場から持って帰っていいよ」
なんと。

それならば、あの大きい樹齢500年の木を貰っていこうかしら。。。
ゴル子の部屋に置いたら・・・

こんな感じかな?

天井突き破るだろうな。
いっその事、引っ越しましょうか。
更地を借りて木と生活 -Life is Tree-。

木の根元には、なめたけ用のキノコを育てて、なめたけを売って生活していけば、なんとかやっていけるかもしれない。夢は広がるなぁ。
・ ・・ゴル子ちゃん!ゴル子ちゃん!!


はっ
「ゴル子ちゃん、時間切れだよ。はい、この木にしてね」

思ってた木と違うけど、これもなかなか良い木ですな。
クリスマスツリーにもなりました。

皆様、よいクリスマスを。
