ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れる~⑦オール・スポーツ・チャレンジ?!~
- 2016.09.23
- おもしろ
ヨーロピアン・ツアーの上品な遊び心に触れる第7弾は“オール・スポーツ・チャレンジ?!”です。
この“オール・スポーツ・チャレンジ”は、アメリカのパフォーマンス集団“デュード・パーフェクト(Dude Perfect)”がチャレンジしたパフォーマンスで、サッカー、クリケット、フリスビー、ホッケー、テニス、ラグビー、ロケット・フットボールの7種類の“武器”を使ってホール・アウトを目指す競技です。
ただし、一度使ったスポーツは二度と使えないので、使うアイテムの順番がとても重要となります。
ちなみに“デュード・パーフェクト”とは、高校時代のバスケット・ボールのチームメイト5人で結成したパフォーマンス集団で、アメリカを拠点としてユーチューブを中心に活躍しています。アメリカの特に子供たちに大人気で、アプリでゲームもリリースされています。
スポーツ関連のトリック・プレーを中心にたくさん動画をリリースしています。面白いので、お時間のある時にチェックしてみてください。
エミレーツ・ゴルフ・クラブ
さて、今回の会場はヨーロピアン・ツアーのオメガ・ドバイ・デザート・クラッシックが開催されるエミレーツ・ゴルフ・クラブです。オメガ・ドバイ・デザート・クラッシックはエミレーツ・ゴルフ・クラブの“マジリス・コース”での開催となりますが、撮影が行なわれたのは“ファルド・コース”の9番ホール、パー4です。
ちなみに、ドバイ・デザート・クラッシックの冠スポンサーとなっているオメガの最新のコマーシャルはエミレーツ・ゴルフ・クラブ、マジリス・コースの8番ホールで撮影されたとのこと。そのコマーシャルがこちら。
なかなか凝った作りになっていますね。マキロイ選手の表情にも“気合”がみなぎっていますね!
ちなみに2016年のオメガ・ドバイ・デザート・クラッシックの覇者は同年のマスターズを制したダニー・ウィレット選手でした。オメガ・ドバイ・デザート・クラッシックの開催は2月初旬なので、この頃からすでに仕上がっていたのですね。
選手紹介
毎度おなじみ、シリーズ恒例の選手紹介の時間です。
今回“オール・スポーツ・チャレンジ”に挑戦してくれたのはこちらの4選手!ヨーロピアン・ツアーを代表するトップ・プロが駆けつけてくれました!
ミドルネームは本家“デュード・パーフェクト”に習って、それぞれニックネームを付けているというこだわりぶり。
チャレンジャーNo.1
Andy “SULLI” SULLIVAN /アンディ“サリー”サリバン
国籍:イングランド。ツアー3勝。バンカー・ショットはもちろん、リカバリー・ショットの名手!見た目どおりの気分屋で、予選落ちもしばしば…。
しかし“ゾーン”に入った時の“サリー”は手がつけられません!
チャレンジャーNo.2
Bernd “CHEESEBURGER” WIESBERGER/ベルント“チーズバーガー”ヴィースベルガー
国籍:オーストリア。ツアー4勝。オーストリア男子プロゴルフ界のスター選手。188cmと恵まれた体格とは裏腹に、繊細で正確なショットが持ち味。
ずば抜けたパーオン率は、ヨーロピアン・ツアーでもトップ・クラス!パター次第ではメジャー制覇も夢じゃない?!
チャレンジャーNo.3
Peter “PISTOL PETE” UIHLEIN/ピーター“ピストル・ピート”ユーライン
国籍:アメリカ。ツアー1勝。アメリカ国籍だが、父の勧めでヨーロピアン・ツアーにてプロ転向。アマチュア時代は2度もプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている実力派。
ハッピー・ギルモア・チャレンジでは見事なモノマネを披露してくれました!お遊び大好きなパットの名手“ピストル・ピート”は母国アメリカの本家“デュード・パーフェクト”を超えられるか?!
チャレンジャーNo.4
Thomas “PEDRO” PIETERS/トーマス“ペドロ”ピータース
国籍:ベルギー。ツアー3勝。2013年にプロ転向。ヨーロピアン・ツアーを主戦場にして2015年に2勝、2016年も1勝と徐々に頭角を現してきている有望若手ゴルファー。
2016年3月“WGCデルマッチプレー”の大会前日、母国ベルギーの首都ブリュッセルでテロ事件が起きた時のこと。ピータース選手は“テロには屈しない”というメッセージと“亡くなった方への追悼”の意を込めて大会中、全身黒ずくめのウェアで悲しみを堪えてプレーをしました。彼が発信した“テロによって日常を変えてはいけない”という不屈のメッセージは世界中の人々の心を打ちました。
アメリカのイリノイ大学出身で、将来の夢はPGAツアーで優勝すること。次世代のスーパー・スター候補の一人。
さあ、ヨーロピアン・ツアーのトップ・プロが、パフォーマンスのプロ集団“デュード・パーフェクト”に挑みます!ヨーロピアン・ツアーのパフォーマンスは、デュード・パーフェクトを越える事ができるのか?!
(完)