GOLFES

見つかる、楽しむ、あなたのゴルフライフ。

ヘビのところにボールが行ったらどうする?!ゴルフの微妙なシーンのルール集

Licensed by gettyimages R

もともとゴルフのルールって判例集から始まったものなので、えーっ!って言うような場面に遭遇することってあります。

例えばティショットで思いっきり引っ叩いたらビックリするくらい飛んだけど途中から2つに割れちゃうと、どっちがプレイするボールなのって考えることになると思います。

今回はそんな無さそうで有り得る変わったルールについてのご紹介です。

ティショットでボールが2つに割れた時の打つ場所

ゴルフの醍醐味は「豪快なティッショット!」って人は多いようです。
でもそのティショットが豪快過ぎたために飛び出したボールが空中で2つに割れちゃったらどうしましょう?

運よく2つが同じ距離を飛んでいればいいですが、片方だけが円盤状態でグングン飛んで行ったりすると飛距離に差がつき、普通ならより飛んでいるボールを選ぶと思います。

ボールはヒビが入ったり割れたりすると、ルール上は「プレイに適さない球」となってノーペナで交換することができます。だったら飛んだ方の位置から新しいボールを使えばいいのですが、実はこれってダメです。ルールの後段に「ストロークによっていくつかに割れたときは取り消しになってノーペナで打ち直し」することになっていいるので、つまりもう一回やり直しってことです。

今のボールは3層や4層で作られているから、プレイ中に割れることはないと思いますが、もしいくつかに割れた時は「打ち直し」って覚えておいてください。

空振りしたクラブにボールが当たり後ろに飛んでいく

他にもありそうなケースとしては、ティショットを飛ばそうと思ってブ~ンって振ったら、なんと空振り……。恥ずかしい思いのなかでフィニッシュポーズを戻したら、今度はクラブヘッドの裏側にボールが当たり後ろに飛んで行ったってケースです。

ありそうですよね!
どうなると思いますか?

考えられる処置は、そのボールを探しに行って後方から打つ、または「アンプレヤブル」って宣言してワンペナを払ってティショットをやり直すって2通りが頭に浮かびます。

ティグランド付近のシュチュエーションを考えると他の組がいるかもしれません。危険回避のためにみんなを引き連れてボールの位置に下がってまでは打ちたくないと思います。じゃ「降参!」って感じのアンプレも、スタートでいきなりワンペナスタートって嫌だと思います。

今回の場合にはティショットの空振りの後に当たっちゃったわけです。
練習スイングが当たったときは、まだ始まっていないから「インプレイじゃないボール」でノーペナなんですけど、ティショットして空振った時はインプレイなので、空振りの1打ボールを動かしたワンペナの1打をプラスして、次のティアップしたボールは3打目ってことになります。

原則としてボールのタッチは禁止です

ちなみにこの「インプレイ」って言葉がなかなか難しくて、結構みんな間違って打っていることがあります。ティショットで空振りしてから、ティを高くしたり低くしているところって見たことはないですか?

高さが合わないから空振りしたと思って直している人は結構いるんですが、あれ違反です!ティショットを空振りした時点でインプレイのボールになっているから、そのあとボールに触ったらペナルティです。触っただけならワンペナ、もし元の高さに戻さないでそのままプレイしたらツーペナになっちゃいます。

ゴルフの原則は「オサワリ禁止」ですから、次にノーペナでボールに触れるのはグリーン上か、特殊なコースコンディションの時だけなのです。ちなみにボールに触らなきゃいいだろうとティだけを動かしてもダメですから…。

ヘビは局外者でギャラリーと一緒の扱いだそうです

大自然のコースではいろんなことが起きるものです。雲がモクモクと出てきたかと思ったら雷がピカピカに光ったり、フェアウェイを熊がノシノシと横切ることだってあります。そんなコースの中ではヘビに遭遇する機会もあります。

ご承知のようにヘビは毒を持っているモノと持っていないモノに分かれますが、素人からすると全部が毒ヘビに見えるものです。ヘビに出会った時には慌てずに風下に移ることです。目は見えなくて体温に感知するらしいのでジグザグ走行で逃げるといいと言いますが、あれは嘘です。

せっかくジグザグに走ってもヘビは直進してきますからすぐに追いつかれるし、水で体温を消すつもりでハザードに入っても、泳ぎも速くて水の上をスルスルと追いかけてきます。木登りだって人間よりははるかに速いので一度狙われたら逃げ切ることはできませんが、日本にはそんな攻撃的なヘビはいませんから安心してください。

ただヘビがいるところにボールが行ってしまった時ってどうしますか?
ルール上でヘビは「局外者」になるので、もしボールを動かしたら元の位置から打つことはできます。ただし、そこにはヘビがいるのでかなり遠くに移動してもらわない限り、元に位置で打つことはできません。

そもそもそんな状態ってホントにあるのかと思ったら、やっぱりあったのでしょうね。「ガラガラヘビがいた時」の処置方法が裁定集にあります。日本にはガラガラヘビはいませんが、毒無しヘビでも同じ処理で問題ないと思います、

ヘビや蜂の巣があった時に、ピンから等距離にドロップして打つことができます。
もちろんノーペナですが、バンカーに入った場合は同じ距離の別のバンカーにドロップしなければいけません。もし同じ距離にバンカーが無かったらワンペナでバンカーの後方線上にドロップすることになります。

 

良いスコアでラウンドすることを目指し、思い通りのスコアが出ればうれしいものですが、たまには珍しいルールに遭遇するとなんだか得した気分になることがあります。そんな時にはクラブハウスに戻ってからルールブックを開き、仲間とルール談義に花を咲かせるのもいいものかもしれません。

関連記事