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これってペナルティ?それともセーフ?ティーインググラウンドでよく出る疑問・ルール

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ゴルフのルールは、複雑で細かく膨大な量を有します。
プロの選手でも解釈を間違えたり勘違いしたり、うっかりルール違反を犯してしまうことも少なくありません。
グッドゴルファーとして、マナーを身につけると同様に、ルールをよく理解してラウンドに臨むことは、自身のゴルフを底上げするためにもとても大切といえます。

ゴルフをプレーするにあたって留意したいことは、自分が有利になるように振る舞わないこと、あるがままを受け入れてプレーすること、人に迷惑をかけないこと。
この3つが実践されれば、自ずとルールもマナーも守れるのではないでしょうか。

誠実なプレーをすることは、競技に参加する場合はもちろん、プライベートのコンペなどにおいてもとても大切なことです。
自分にとって有利に働きかけたり、不正をごまかしたりしてしまうことは、フェアプレーの精神に反し、悪意ある行為とみなされることもあり得ます。

グッドゴルファーであることは、ゴルファーとしてだけでなく、人として人格をも尊重される、素晴らしいことと思います。だから、当たり前のこととして真摯にゴルフに取り組んでいきたいものですね。

ルールブックがルールを難しくしている?

本来、ゴルフのルールはとても単純で、ティーインググラウンドで第1打目を打ったら、グリーンに上がるまで一切ボールに触らずに打っていき、クリークなどやOBで打つことができない場合には、救済措置でプレー続行を可能にする、というもの。1744年に明文化された世界最初のゴルフルールは、たったの13条だったのだそうです。

それが、今や34の規則とそれに付随する200近い項目、付属規則がルールブックの約半分を占め、膨大なものになっています。公正なプレーを遂行するためや、トラブルから救済するために改訂を重ねられ、より明確にするための明文化の結果といえます。

そもそもルールを決めるおおもとは、R&AとUSGAであり、4年に一度改定され、次回はオリンピックでゴルフ競技が復活する2016年となります。
英文で書かれた規則を正式に日本語訳しているため、正しい日本語ではあるものの、形式ばった文章であることが、難しいと思わせている原因ではないかと思われます。

ルールブックは辞書みたいなもので、ラウンド中にそのシチュエーションに遭遇して、ルールブックや同伴者と確認しながら、考えて理解し、徐々に覚えていけるものといえます。
キャディーバッグに1冊入れて、いざという時にしっかり確認するようにしましょう。

今回はティーグイングラウンド上でありがちな疑問について、お話しします。

ティーインググラウンドでのよくある疑問点と、それにまつわるペナルティ

ティーを忘れたので同伴者に借りた:0打罰

ティーを忘れてしまったり、折れたりして途中で足りなくなってしまった場合、同伴者からティーを借りてもペナルティの対象にはなりません。また、砂や土を盛り上げてその上にボールを置き、ティーの代用とすることも認められています。

ちなみに、クラブ以外の用具(ティー、ボール、グローブなど)の貸し借りは禁じられていませんが、クラブを借りると、2打~4打の罰が科せられるので要注意です。
同伴者の見事なドライバーショットに目を奪われても、決してそのクラブを借りてプレーしてはいけません。

ティーアップしたボール周辺のライを改善した:0打罰

ボールの後ろ側の土が盛り上がっている場合、クラブのヘッドで叩いたり踏みつけたり、ストロークしやすくするために平らにしてから打つことができます。
いわゆる「ライの改善」ですが、ティーショットを打つ前であれば、インプレーのボール(そのホールでプレーしているボール)とはなっていないため、ボール周辺の地面をならしてもいいことになっています。
また、別の場所にティーアップしなおしても、問題ありません

ちなみに、ストロークするとインプレーのボールとなり、1打と数えられます。ストロークとは、打つ意思を持ってクラブを前方に動かすことで、一般的にダウンスイングからヘッドがボールの位置を通過すると、ストロークとなります。

ティーアップしたボールが落ちたので、再度ティーアップした

(1)素振りやワッグル中:0打罰
(2)空振りの風圧で落ちた:1打罰

(1)の場合、素振りや打つ前に行うワッグル(ヘッドを左右に小さく動かす動作)は、ストロークにはあたりません。ティーショットを打ち終わる前のボールは、インプレーのボールではないので、ワッグル中に偶然クラブに当たってボールが落ちてもペナルティの対象にはなりません
再度ティーアップして1打目を打ちます。

(2)の場合は、空振りした時点で既にインプレーのボールとなっているため、拾い上げることはできず、本来は落ちた場所から2打目のショットを打ちます。
拾い上げて再度ティーアップしてしまうと1打罰が加算されるため、次打は3打目となります(「1打目空振り+1打罰+」で3打目)。

暫定球を自分の判断で4球打った:0打罰

ティーインググラウンドに限らず、OBになった可能性がある場合、暫定球は宣言さえすれば何度でも打つことができます。
同伴者がショットし終えた後に、再度ティーアップして打ち直します。
2打目地点へ行き、1打目がOBだった場合は、暫定球を4打目としてプレーを続けます(「1打目OB+1打罰+3打目暫定球+」で、次打は4打目)。

このように、打てども打てどもOBになってしまい、4打目の暫定球がインプレーのボールとなり、次打は8打目となります(「1打目OB+1打罰+3打目暫定球+1打罰+5打目暫定球+1打罰+7打目暫定球+」で、次打は8打目)。

ちなみに、宣言せずに暫定球を打ってしまった場合は、1打罰が加算され、初球は紛失球として放棄しなければなりません。次の地点から、暫定球を5打目としてプレーを続けます(「1打目OB+1打罰+3打目暫定球+1打罰+」で、次打は5打目)。

デベソでティーショットした:2打罰

「○○さん、デベソですよ!」言われた方は、少し恥ずかしい思いをしますよね。
ティーアップした球全体が、ティーマーカーを結んだ外側のラインよりも前に出ている状態を、通称デベソといいます。つい1ヤードでも前へ飛ばしたい想いが強すぎるための、うっかりミスといえます。

ティーショットを打つ場合、ふたつのティーマーカーを結んだ線より後方から打つという決まりがあります。
ですから、打った後にティー区域外にティーアップして打ってしまったことに気づいたら、2打罰を加えて、区域内から再度打ち直ししなければなりません(1打目は区域外から打ったため無効とみなされるため、スコアに加えません。2打罰のみ加算して、次打は3打目)。

打つ前に「デベソだよ!」と教えてもらい、ティーマーカーを結んだ線と後方にドライバー2本分を結んだ、ティー区域内にティーアップしなおしてから1打目を打てば、セーフです。

2打罰というと結構重い罰だと感じるかと思いますが、誤所からのプレーでいうところの、重大な違反に相当するということなんですね。

ついウッカリは誰にでもあることですが、心からゴルフを楽しみたいなら、誠実にプレーするのが大事ということには、間違いないようです。

 

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