100を切る為に!ハーフスイングの重要性
100を切る為に。ハーフスイングの重要性
100を切ると言うのは、ゴルフを始めたばかりのゴルファーにとって
は超えて見たい大きな壁だと思います。
しかし、一般のサラリーマンの場合練習も限られた中で100切りと言う目標を達成するのは簡単ではありません。
そんな方の為に、私がレッスンをしていて効果があった方法を述べて行きますので、参考にしてみて下さい。
100を切れない方は、スイングに迷う事が多くスイングが不安定です。
そんな方は、ゴルフスイングの基本であるハーフスイング (ハーフショット) を習得する事がゴルフ上達の王道であり近道です。
ゴルフの醍醐味に、遠くへ飛ばすと言う楽しみがありますが、初めから全力で飛ばす方向でスイングを作って行きますと、オーバースイングやシャフトクロス (右利きの場合、トップでシャフトが飛球線より右を向いてしまう) などの弊害を生んでしまいます。
オーバースイングやシャフトクロスは、その形が出来上がりますと、ご自分の知識や能力では修復できない方が多いです。
ここを間違うと一生オーバースイングやシャフトクロスで、余り恰好の良くないスイングのまま終わる事になりかねません。
ゴルフは一生楽しめるスポーツなのですから、シッカリと基本を習得してある程度のボール・コントロールが出来るようになってから、飛距離に取り組むべきです。
目指すスイングは、コンパクトなオンプレーンのスイング
この連続写真は私のハーフスイングです。
ハーフスイング (ハーフショット) を練習して確かな基本を身に着ければ100の壁も突破できます。ハーフスイングの利点を挙げてみます。
●ハーフスイングの利点
・テークバックを小さくしますのでミート率が上がる
・ボールの曲がり幅も小さくなりコントロールする事が容易
・飛距離は本来の飛距離の7割か8割程度が目安
●実際にコースでハーフスイングを打つ場面
・ボールのライが悪く、普通に打つとミスになりそうな場合。
・狙い処が狭く曲げたく無い場合。
・絶対にミスショットを打ちたく無い場合。
上記のようにハーフスイングを覚えると、色々な場面で有効に使えるショットなのです。上級者になればなる程、フルショットで打つ回数が少なくなります。私は、ラウンドする時には、一度もフルショットを打たない事も多いです。
ハーフスイング (ハーフショット) の打ち方
ハーフスイング(ハーフショット) と言いましても半分の力で打つ訳ではありません。
テークバックは半分の大きさですが、フルショットに近いくらいしっかりと打ち抜きます。
スイングの手順は、テークバックは右肘を支点にしてスナップをフルに使い、ボールにグリップエンドを向けるようにします。
グリップエンドとボールとヘッドが、飛球線後方から見て同一平面上にあればオンプレーンと言う状態です。
オンプレーンの場合ヘッドが余計な回り道をしないために、無駄なくボールに向かいますのでヘッドを加速させやすくなります。
このオンプレーンにする為に、グリップエンドをボールに向けると言う動きで、テークバックをスタートさせることが有効です。
しかし、シャフトが立ち過ぎたりしてオンプレーンから外れた場合インパクトまでにオンプレーンの軌道に戻さなければなりませんので、ヘッドが余計な回り道をします。
その為にヘッドスピードを上げる事が出来なくなったり、アウトサイドインの軌道になり、スライスを引き起こす原因にもなります。
ハーフスイングの良いところは、テークバックが小さいのでヘッド軌道がオンプレーンから外れ難いと言う事もあります。
テークバックの大きさは、右脇が開かないところまでしか上げません。
(右肩の少し下で十分です)
そんな小さなスイングでは、力が出ないと思うかも知れませんが、試しに椅子に腰かけて、右手で右肩の少し下くらいに出前持ちスタイルのトップを作って下さい。
そして右脇を閉めて右肩を後ろに引いてみて下さい。
そのまま前傾すればハーフスイングのトップの出来上がりです。
腰が動かなければ、体はそれ程廻りません。下(下半身) が動かなければ小さな捻転でも十分に背筋は捻じれているのです。
トップからインパクトの時にフェースを目標に正対するように戻します。
フォロースルーは、右腕を左耳の下に巻き付けるようにしてヘッドを背中まで回していけばハーフスイングの出来上がりです。
このハーフスイングを全てのクラブで練習して本番に臨んで下さい。
ハンデ0、クラブチャンピオンになるまで
1955年生まれ64歳・身長163㎝・63キロ
私は、埼玉県川越市にて「ビッグキャリーゴルフショップ」と言うオリジナルゴルフクラブを作製修理を行うを店を経営して二十五年になります。
ゴルフレッスンを始めて十三年のゴルフクラブ・クラフトマンでありレッスンプロです。
私自身アマチュアからスタートしてハンデ0になりクラブチャンピオンを経てレッスンプロになりました。(JIPGA)
64歳の現在飛距離は230ヤードで50歳の頃より10ヤード程飛距離は落ちていますが、仲間のプロより年齢による劣化は少ないと思います。
「ハンデ14からハンデ0までの軌跡」と言うブログもあります
生徒様も現在までに8名の方をクラブチャンピオンにまで導きました。