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コースで不安になった時の4つの対処法。ゴルフは自信のスポーツです。|アラサー女子がアメリカでプロゴルファー目指します! Vol.8

  • 2016.07.09

よく一緒に回るゴルフ仲間に、フリーのコマーシャルカメラマンがいます。彼は撮影の時、モデルさんをめちゃくちゃ褒めまくるそうです。

なぜか?

それは、人は褒められると表情が明るくなり、目も輝きを増すからだそうです。ちょっと言い方としてはキツイですが、プロの撮影現場では、モデルさんは「人間」というか「素材」という感覚に近いそうです。

被写体であるモデルさんが良好な状態でないと、良い写真は撮れません。だから「You’re so beautiful!(綺麗)」「Gorgeous!(ゴージャス)」「Good!(イイね)」「Amazing!(素晴らしい)」「Sexy!(セクシー)」「Fantastic!(素晴らしい)」と、とにかく常に言いまくるそうです。

言わないとモデルさんは自信を失って、姿勢が悪くなったり表情が硬くなったりするんだよ…と彼は言っていました。

ゴルフで自信を持つことの重要さ

これは興味深い話でした。それって、ゴルフでも同じじゃないか!と思ったのです。

ゴルフはメンタルのスポーツ、とよく言われますが、最近の私的な解釈では、自信のスポーツと言っても過言ではないと思っています。

ボールに構えてアドレスをとって、ボールと向き合いますよね。「上手く打てそうな気がする」という時と「なんかダフりそうだなぁ、やだなぁ」という時、ありませんか?

ダフりそうだなぁ、シャンクしそうだなぁ、右の池に入りそうだなぁ、手前のバンカーを越せなそうだなぁ…そう思っていながらスイングしても、ろくな事はありません。まぐれで良い当たりが出ることもあるかもしれませんが、可能性はかなり低いです。

対して、「なんか上手く打てそうだぞ」と思う時は、不思議と体がスムーズに動いてナイスショットが出ます。もうドヤ顔ものです。

これは、人間の脳と体がちゃんと連携している証拠です。緊張、不安や恐怖があると、体は萎縮して、肩や腕に力が入ります。だからいつも通りの(練習場でプレッシャーなく打っているのと同じような)スイングができないのです。

プロのモデルさんだって、初対面のスタッフの人たちの前で緊張しています。だからカメラマンさんが緊張をほぐして自信を持たせ、いつも通りのパフォーマンスを引き出そうとするんですね。

ゴルフは自分がカメラマンであり、コーチです。

コースで不安になった時の4つの対処法

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コースに出ると不安要素がいっぱいだ、という気持ちはわかります。でも騙されたと思って、ハッタリでもいいので自信を持ってみましょう(笑)

1.ナイスショットしている自分・弾道・着弾をイメージする

ボールをよく見て!と言われると思いますが、一点を見すぎて固まっていると、スイングの初動がぎこちなくなってしまうことがあります。

打つ前にボールの後ろに立って、ターゲットを決めて、弾道のイメージを明確に持つようにしてみましょう。ビジュアライゼーション(visualization)とも言います。基本的にはスイングの細かいことは、コースに出たら気にしないことです。

2. ミスが出ても笑い飛ばす・褒める

ミスショットはどんなレベルのゴルファーにもあります。ただ、怒ったり落ち込んでいたりすると、感情が脳から体に伝わって、最高のパフォーマンスを邪魔します。

「1ヤードでも前進した自分、エライ!」とか、「こんな傾斜地からよく振れたぞ!」とか、自分を褒めて、次のショットに向かってみましょう。

3.OBや池などに意識するより、ターゲットに意識を向ける

1番と似ていますが、例えば「右の池に入りそうで怖い…」ではなく、「フェアウェイのあそこにボールを運ぼう」というようなポジティブなターゲットを選ぶこと。あるいはミスしてもOKなエリアを見ること。

“引き寄せの法則”というのがありますよね。池やOBに意識を向けると、たとえ嫌だと思っていても、その事を考えるだけでそちらに引き寄せられます。しかしフェアウェイに意識を向ければ、フェアウェイがあなたのボールを呼んでくれるのです。

うさんくさいと思われるかもしれませんが(笑)経験者ならわかるはずです。これは根性論でもなんでもなく、法則です。

4.アドレスで違和感を覚えたら、仕切り直し。

「かっこつけているようで嫌だ」とか「同伴競技者を待たせてしまうのが嫌だ」と思うかもしれませんが、一度試してみてください。気持ち悪さを持ったままスイングしてミスショットをするよりは、仕切り直して少ない打数で上がれる方が、結果的に時間の節約になります。

いつでも褒めて楽しく上達しよう

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自分でこの文章を書いていて気づいたことがあります。それは、「褒める→自信を持つ→ポジティブになる→次の行動を起こしやすくなる」ということ。

練習しても全然上手くいかない、もう嫌だ!どうせ私なんて…と思うと、怒ったり落ち込んだり、ネガティブな感情になりますよね。上手くなるためには練習しなきゃいけないのに、ますます練習したくなくなります。(私もたまに陥ります)

でも練習して(例え数字的な成果が出ていなくても)学んだ事を振り返る、自分よく頑張ったなって褒める。そうすると嬉しい、楽しい、次はこうしようというポジティブな感情が生まれます。そして練習が続くのです。

あなたもゴルフの成功率を上げる為に、また人の輝きを引き出す為に、自分でも他人でも、その人の一生懸命取り組んでいる事を褒めてみてはどうでしょうか?

 

この記事を書いたライター

慶應義塾大学体育会女子ゴルフ部2010年度主将。大学卒業後、
就職するも「やっぱりゴルフがしたい!!」という一心で25歳で渡米。プロを目指す。現在ロサンゼルスを拠点に、アリゾナ、カナダ等のミニツアーに参戦中。
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