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なぜなに!?ゴルフ女子 「梅雨時期のこわーいお話」編

こんにちは。ミー★ハー子です。
今日は雨です。

…嫌だなぁ。
梅雨入りの噂もちらほらと聞こえてきた今、次回のコンペ(梅雨ど真ん中)のお天気が、果たしてもってくれるのか、それとも土砂降りになってしまうのか…ハラハラドキドキしっぱなしです。

せっかく行楽に最高の気候となり、海に山にゴルフに、と楽しく遊びに行けると思っていたのに…雨なのです。
こちらのブログでも何回か話題にしていると思いますが、雨っていうのはモチベーションがどーーーしても、下がってしまうんですよねぇ~。

もちろん雨を出来るだけ防御し、快適にプレーをすべく、最新ウェアーやギアに身を包み、万全の態勢でラウンドに臨むことも、テンションを上げる1つの手かもしれません。

もしくは、濡れた芝の状況を格好の修行の機会ととらえ、
「ここでやり切ったならば、通常の状況では得られないほどの技術を習得できるであろう」
前向きな気持ちでプレーするのも、1つの手ですね!

あっ、あと、雨にひとしきり降られたあとに入る、熱―いお風呂を心から楽しみにしてプレーするとかもありですねぇ~。

なんだなんだ!
考えてみたら、雨の日を楽しむ方法っていうのも意外とたくさんありそうです。

さぁ、いよいよテンションが上がって参りました!
雨なんて気にせずに、ゴルフへGO!!!

…と、無邪気に言いたいところですが。

今回、ミー★ハー子は雨をモノともせず張り切ってラウンドに向かう皆様に、どうしてもお伝えしたいことがあるのです。

そう、それはミー★ハー子が身を以て経験した、雨の日のラウンドの怖ーいお話…。
皆さん、ここからミー★ハー子が語ることは、決して真似してはいけません…!

真似をすると…恐ろしいことが起こりますよ…。

ラウンド前の準備を怠るべからず

そうです。
雨の日のラウンドは、いつものの持ち物にプラスして、もちろんレインウェアー、多めのタオル、帽子、替えのグローブ、ポロシャツ、下着、靴下等を必ず用意してください。

いいですか、必ず用意してくださいね。
さもなくば…。

まず、靴下の替えを用意しなかった場合…。
一日中、歩くたびにぐちゃり、ぐちゃり、と音を立てる靴下とお友達になることとなります。
正味6時間…。

そのうち、あなたが声を出さずとも、あなたの近づく気配は仲間に伝わるようになるでしょう。
後ろから、ぐちゃり、ぴちゃり、ぐちゃり、ぴちゃり…。

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そう、そうならない為にも、せめてもの悪あがきとしてお昼の休憩時間に替えておきましょう。そうすると靴の悪臭も少しは防げる、という嬉しいおまけも…。

え?自分の靴は防水だから大丈夫??

えぇ、えぇ、素晴らしいですね。
そうですね、貴方はとてもゴルフが上手な方なのでしょうね。

ミー★ハー子のように、ラフに球が消え、ボールを探し回ることが多くはないのでしょう。
伸び伸びと葉を伸ばしたラフのびっしょりと濡れた草に足を取られたり、そしてそこに潜む水たまりに足を突っ込んだり、何故か勢い余ってバンカーの水たまりに片足を突っ込んでしまったり…は、しない方なのでしょう。

えぇ、素晴らしいことですよ、羨ましい限りでございます。

また、レイン用帽子、替えのポロシャツなども、あれば安心でごさいます。

え?レインウェア上下着てるし、ポロシャツは濡れないって?
そう、貴方は雨の日のラウンドに、とても慣れていらっしゃるのですね。

ミー★ハー子に至っては、まず、雨だっていうのに間違えて、いつもの癖でサンバイザーを持っていっちゃったりするのですよ。ええ。

え?どんなことになるんだって?
それはそれは恐ろしい…。

河童状態に!!!

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バイザーが大きいので、ありがたいことに目の前には雨は落ちてきません。
しかし…。

頭の頂点に溜まった雨水がじわじわとサンバイザーを侵食し、ツツーッ、と顔に涙を流し始めたらもう最後…。
そのサンバイザーはただの濡れタオルと変します。

え?なら防水のキャップをかぶれって?
そう、おっしゃる通りでございます。
防水のキャップなら、頭の頂点から雨水が浸水することはございません。

でも…。
アドレスを構え、首を曲げ、ボールを見るべく頭を下げた時に…。

…ひやっ!!

と、首筋を伝うものが…。
そう、キャップのツバの恩恵のない、無防備な首の後ろを雨が滑り落ちていくのでごさいます…。
そのまま水滴は背中を流れ落ち、しっとりと貴方のポロシャツを濡らしていくのです…。

そう、ひどい雨の時には、後ろにもツバのある帽子を着用になるか、首回りになにかを巻くことをお勧めする次第でございます。

あのヒヤリ、は、せっかくのショットに向けた集中力も一発で破壊する、恐ろしい邪魔者でございますからね…。

さて、お次はパンツ(パンツ↓ではなく、パンツ↑の方です。いわゆるズボン)や下着。
こちらも、できれば持って行かれた方が宜しいアイテムかと思われます。

こちらはゴアテックスや立派なゴルフメーカーのレインウェアを着ていらっしゃるの貴方には関係のない話かもしれませんね。

ミー★ハー子の様に、何年も型落ちの頂き物のレインウェアーなんぞを着ておりますと…。

いえね、ふふふふふ。

蒸れるんでございますのよ。

例えば、ですね。
どなた様も、女性であればもしかしたら経験があるやもしれない、雨の日のレインブーツ
あれ、しこたま蒸れますでございましょう?

雨を防いで、濡れていないはずなのに、なぜかブーツを脱いだ後の靴下がぐっしょり…という経験、ございましょう??

あれですよ、あれ。

透湿効果のない、ただのカッパのようなレインウェア、もしくはミー★ハー子の様に、歴史を重ねたレインウェアを着用の貴方。

えぇ、わかりますよ。
なぜか、レインウェアを脱ぐと、下着までぐっしょり…という謎の現象が起こったことがございましょう。

…あれ、全部貴方の汗ですから!!!

あな、恐ろしや…。
あな、恐ろしや…。

どうぞ、せめてもの替えのご用意を…。

ちなみに、特に女性の方。
白いパンツ(↑)なんぞが、汗に濡れて皮膚に張り付いたまま、クラブハウスをかっ歩致しますと…。

殿方の目線をくぎ付けにしてしまいますことよ。

えぇ、その、貴方の素敵なパンティラインでね…。

おほほほほほ。

身の毛もよだつアフターゴルフ

いえね…。
こちらも貴方の様な、几帳面で綺麗好きな方には、全くもって関係のないお話でございます。

ただ、この様なことも世の中にはあるのだ、ということだけ肝に命じて頂ければ良いのです…。

さて、土砂降りのラウンドもいよいよホールアウト。
クラブハウスに戻り、クラブの本数を数え、ティーやグローブをキャディバッグにしまい、念願の熱ーいお風呂へと向かいます。

かこーん!ざばーん!!

と、芯まで冷え切った身体を温めてくれるお湯に身を委ね、本日の反省を…。
ちょっとかっこよかったあのパッドを思い出して、1人でニヤついてみたりして…。

ポカポカ、ご機嫌な気分で車に乗り込み、帰路に着くわけでございます。

お疲れ様でした。

…。

さて、2ヶ月後
次のコンペにやって参りましたミー★ハー子。

梅雨もすっかり明け、世の中夏真っ盛り
ジリジリと照りつける太陽のもと、素敵な仲間たちとラウンドと相成りました。

さてゴルフ場に着いた早々練習不足のミー★ハー子。
ラウンド前にちょっとでも打ちかたを思い出すべく、ゴルフ場にある練習場で少し打とうかな〜、と思い立ちます。

クラブハウス前で自分のキャディバッグを探すミー★ハー子の横を、葉をサラサラと揺らす気持ちの良い風が通り抜けました。

夏は早朝。
今日という日の素晴らしさを確信した、その時…。

身の毛もよだつ出来事が!!

サッと取り出した7番アイアン。
そこには…。

お洒落とは程遠い、茶色い縞模様。

「?」

戸惑い、なぜそのような模様が付いているのかを理解出来ないミー★ハー子。
怪訝な顔をしながらも、よーく顔を近づけて、アイアンの溝を見てみると…。

…え?
サ、サビ!?!?

そう、前回の雨のラウンドの後、2ヶ月もの間クラブを放置していたミー★ハー子。
その間クラブは、無残にもサビという天敵にその身体をついばまれていたのでした…。

あまりのショックに、他のクラブも一本一本チェック。
三分の一程が被害を受けていた現実には、もう自分で自分を呪うしかありません。

嗚呼、なぜ前回のラウンド後、クラブを取り出してメンテナンスをしなかったのだろう、なぜ2ヶ月もの間、練習をサボってクラブを握らなかったのだろう…。

いくら後悔をしたところで、元には戻りません。

いくらクラブハウス前で自問自答をしたところで、今日はこの錆びたクラブでプレーをしなければならないのです…。

さっきまでの気分はなんとやら。
すっかり意気消沈したミー★ハー子。
それでも気を取り直し、兎にも角にも本日の練習をすべく、サイドのポケットからボールとグローブを取り出すことに。

ゴソゴソとポケットを指先で探り、愛用のグローブを探し当てました。
白い革にピンクのラインが入る、可愛らしいお気に入りのグローブでございます。

それを手にはめようとし、視線を落としたミー★ハー子は…。
愕然と致しました。

愛用のグローブ、可愛らしく華やかな、白いグローブが…。

黒くまだら模様の入った、しわくちゃの物体と変していたのです…!!

「ひっ、ひぃーーーー!!!!!」

朝の清々しいゴルフ場に、ミー★ハー子の悲鳴が響き渡りました。

そう、カビが生えて黒ずみ、ぐちゃぐちゃにポケットに突っ込んだままの形に整形された、この世のものとは思えない恐ろしいグローブを手にした、ミー★ハー子の悲鳴が…!

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あな、恐ろしや。
あな、恐ろしや…。

皆様方、くれぐれも、くれぐれもお気を付け下さいませ…。
祟りなのです。
梅雨の、梅雨のたたりじゃあー!!!!

…え?だらしないだけだって?
う、うるさーい!!!

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