「ゴルフ?ゲートボール?マレットゴルフの謎」編 なぜなに!?ゴルフ女子 | ゴルフ動画マガジン GOLFES
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「ゴルフ?ゲートボール?マレットゴルフの謎」編 なぜなに!?ゴルフ女子

こんにちは。ミー★ハー子です。

夏だー!
夏が来てしまったー!!

いえね…。
ミー★ハー子、夏が大好きなんです。

夏が好きすぎて、いざ来てしまうと終わる時の寂しさばかり考えてしまいます。

正味、堂々と「夏」と言えるのは梅雨明け〜8月末までのほんの1ヶ月ちょっとしかないのです。

そう、夏が来てしまえば、毎日がカウントダウン…
夏の終わりの訪れに慄きながらも夏らしいことは何も出来ず、毎日電車に揺られるミー★ハー子でございます…。

そうそう。
この間、炎天下の中お散歩に出掛けました。
降り注ぐ強い陽射しに、夏が来た喜びと熱中症への脅威を感じつつ、辺りいっぱいに響く蝉の鳴き声に、なんとも言えない幸福感を覚えていたその時…。

歩いていた遊歩道の右側に、突然現れた広場がありました。
綺麗に芝が敷き詰められ、あちこちにちょっとした谷や丘がある、広い空間。
それまでにあったような鬱蒼とした木々はなくなり、ぽっかりと芝の広場が広がっていたのです。

そして、そこには歓喜の声をあげながら何かを楽しんでいるご高齢の方たちが数人。

最初、その様子から
「ああ、ゲートボール場なのね」
と思ったミー★ハー子。

ところが…。

「カーン!」

という小気味良い音が耳に届いたのです。

ん?

よく見ると、おじいさまたちは何やらカップにボールを入れ、競技を楽しんでいる様子。
どうやら、ゲート=門をくぐらせる競技ではなさそうです。
ということは…。

これって、ゴルフ!?!?

ゴルフと聞いたらじっとしてはいられません。
ミー★ハー子の好奇心がむくむくと立ちあがってきたのでした。

ゴルフ?それとも??

早速、このスポーツについてGoogle先生に聞いてみました。

なんでも、この競技は「マレットゴルフ」という、れっきとしたゴルフの一種なのだとか。

「マレットゴルフ協会」なるものも存在し、全国で大会が開かれるほどの人気スポーツで、1977年に福井県で考案され、全国に広まったそう。

皆さん、知ってました??
ミー★ハー子は、お恥ずかしながらぜーんぜん知りませんでした!

ルールはごく簡単。
「できるだけ少ない打数で、カップにボールを入れること」
そう、ゴルフと全く一緒なんですね~。

そして、ミー★ハー子が気になったのはそのネーミング。

「マレット」

そう、皆さんどこかで聞いたことがありますね?
「ピンパター」「マレットパター」のマレットじゃないですか!

知ってる、知ってる~!
昔ながらの小型で長方形のパターが、ピンパター
そして、半円のかまぼこの様な形をしたパターがマレットパター
最近では、四角やら、鬼の角が生えたような形やら、様々な進化を遂げているパターは「ネオマレット」型とか言うらしいですね~。

主流になりつつある形であり、パターがすこぶる下手くそなミー★ハー子も、そちらの形を愛用しております。

で、話はもどりまして。

「マレット」と聞けば、当然そのような形のパターで打球しているものと思い、ミー★ハー子は、マレットゴルフをプレーするオジサマたちの手元を覗いてみたのでした。
でも…。

???

ミー★ハー子の頭は混乱しました。
あれは…。どうみても…。

「ゲートボール」と同じ形状の…。
「木槌」!!

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そう、オジサマたちが握っていたのは、だるま落としで使うハンマーのような、円筒状の‘木槌’だったのです。

それで、ゴルフボールの2倍はあろうかと思われる、派手なカラーリングのボールを「カーン!」と打つ…。

「…ゲートボールと何が違うんだろう?穴に入れるところだけ??」

ミー★ハー子の頭の中で、疑問が渦巻きます。
しかし、そもそもゲートボールのルールを良く知らないミー★ハー子。
早速google先生に質問してみます。
すると…。

ゲートボールとは5人vs5人で戦う、チーム対抗形式のゲーム」
とのこと。

みなさん、何を当たり前のことを…とお思いになるかもしれませんが…。
ミー★ハー子は全く知らなかったのです。

ゲートボールがチーム対抗戦だったなんて!!!

というわけで、ミー★ハー子の中で渦巻いていた、
「マレットゴルフ=ゲートボールのお友達!?」
という疑問は、消え去ったのでした。

マレットボールは、間違いなくゴルフのお友達に違いない!!!

そもそもどんなゲームなのか?

では、そもそもマレットゴルフとはどんなゲームなのでしょう?

先ほども申し上げたように、基本的なルールはゴルフと一緒で「少ない打数でホールにボールを入れる」というシンプルなものです。

しかし、決定的にゴルフと違うところは、

使う道具が違う(木槌と直径75mmのボール)
コースの広さが、ゴルフに比べて極小さい(通常数十メートル)

というところでしょうか。
逆に言うと、それ以外はすべてゴルフのルールに準ずる、ということなのです。

コースは通常IN&OUTの18ホールで構成されている様ですし、プレー人数も通常は4人一組。
さらにPARは基本3~5打という…。
そう、ゴルフと全く一緒ですね!!!

なんでも、こういうことだそうで。

体力を然程必要とせずプレーでき、またゴルフに比べ非常に安価にプレイ(1プレイ数百円程度)できることも手伝い、老若男女の生涯スポーツとして普及を目指している
wikipedia「マレットゴルフ」より

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ミー★ハー子は、腑に落ちました。

そうです。
ミー★ハー子だって、歳を取って、ちょっとゴルフのラウンドがきつくなってきた…というときに、突然「ではゲートボールをやろう!」とは思わないのではないのかな~と。

ゴルフの延長で、でもゴルフよりも気軽に楽に出来る「マレットゴルフ」の方が、ルールも同じだし、カップに入れる楽しさはそのままにプレーできるのではないか、と。

なんてったって、あの「カーン!」という、カップに入れた時の醍醐味はそのまま味わえるのです。
ちょっとくらい歳をとって体力がなくなったって、まだまだ次に楽しむものが待っているだなんて、素敵なことですよね~!

更には。
マレットゴルフのクラブについてちょっと調べてみたのですが…。
これがゴルフクラブ顔負けの本格的な仕様なのです。

シャフトには3Dクロスカーボンを使用していたり。
クラブのフェイスなんて、「超硬合金ダイヤモンドハイパーフェイス」ですよ!?
かっこいい!!!!!

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マレットって「木槌」という意味らしいのですが、もはや木槌どころの話ではありません。
戦隊ヒーロー顔負けの、超ハイパーおしゃれスポーツじゃないですかっ!!!

もはや、早くプレーをしてみたくなったミー★ハー子。
これだったら、休日にゴルフに行ってばかりで、ちょっと奥さんに対して肩身が狭くなってきた…という友達も誘いやすいってもんです。

うきうきとマレットゴルフ場の予約方法やらルールやらを読み進めます。
すると…。

ミー★ハー子は、あることを発見してしまったのです。
それはルールの欄の一番最後の注意事項。
そこに書いてあったのは…。

「途中ゲートがあれば、通過させなければならない」

…ど、どっちだよ!!!
とツッコんだことは、言うまでもありません。
さっき、ゲートボールとは明確に違うゲームだ、ということを確信したばかりだったのに…!!!

嗚呼。
日本人って、ミックスさせて新しいものを作ることがなんて上手いんでしょう!
アンパン!
たらこパスタ!
タコライス!
マレットゴルフ!!!

…なんだかお腹がすいてきました。
このへんで、失礼!

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