「ゴルフ用品市場が堅調!というニュースに思うこと」編 なぜなに!?ゴルフ女子
こんにちは、ミー★ハー子です。
…もぐもぐ。
あ、すみません!
お昼時なので、お弁当を食べております。
もぐもぐしながら失礼いたします。
ミー★ハー子のお昼は、いわゆる
「デスクランチ」
ってやつでございまして…。
作ったり買ってきたりしたお弁当を、寂しくパソコン相手につついております…。
そしてお行儀の悪いことに、新聞なんぞをガサゴソとしながら食べていることもしばし…。
いえね、お行儀が悪いのはわかってます。
はしたない行為であることも、重々承知しております。
でも…。
お弁当を食べる30分間、壁を見つめながら何もせずに食べる…というのも、どうも慣れなくて…つい、つい…。
(もちろん良い子は真似しないでくださいね)
ま、ミー★ハー子のお行儀の悪さはさておき。
今日、たまたま眺めていた新聞に、こんな見出しが載っておりました。
「ゴルフ用品市場が堅調」
ほうほう。
いい響きだねぇ~。
…と、その記事に興味を持ったミー★ハー子。
鮭をつつき、ごはんを口につっこみつつ、詳細を読み進めたのでした。
(未婚三十路な理由がわかりますね)
ゴルフ用品売上は堅調に推移
内容としては、ざっくり言うとこんな記事でした。
・2015年のゴルフ用品の売上が順調に推移しているので、最終的には前年比2.7%増の2577億9000万円になるとの予想が発表された
(矢野経済研究所発表)
・全体の売上の1/3を占めるウェアの売上が堅調
・その他シューズ、ボール、アイアンも伸びている
・原因としては商品単価の上昇が考えられ、各社が高付加価値、高単価商品へのシフトを図った結果か?
ミー★ハー子は思いました。
(やっぱり!なんか最近、ゴルフショップを見ていても、いろいろと高い商品を良く見るなーって思ってたんだよね!!)
と…。
高付加価値商品、とは。
「高付加価値商品とは」だって。
うーん、なんだかビジネス資料的な見出しが素晴らしい(笑)
高付加価値商品とか堅苦しく言ってますけど、平たく言うと、
「へー!すごいね!!」
っていう感心ポイントがある商品のこと。
例えば…。
シューズで言えば、最近は紐でキュッと締めるタイプではなく、丸いダイヤルをくるくると回すだけで、靴のフィッティングを変えられる商品が出ていますよね~。
ダイヤルを回すだけで紐が簡単に締められ、脱ぐのもカチッとダイヤルを引っ張るだけ。
利便性が高く、更にはフィッティングを細かく調整できるので、様々なシチュエーションに細かく対応…。
いやー、まさに「すごーい!」っていうポイントが満載です。
ボールで言うと…そうそう。
高級車の外装に使う顔料を使った、高級車さながらの輝きを持つボール…なんていうのもありますよね〜。
ボール自体がとっても柔らかいので、打ち出しが簡単。低スピンなので、球も曲がりにくく、すっーっと気持ちよく上がって飛距離が望める…という優れもの。
お値段は1球なんと880円(税込)…!
1ダース、1万円オーバーですよ…たかっ!!!
すぐに球を見失うミー★ハー子には、とても扱えるシロモノではありません…。
いや、逆に大事に打つようになっていいのかしら…?
でも、大事に打ったところで、行方の保証はないしなぁ…。
なんてグルグルと考えるミー★ハー子でしたが…。
このボールもね…売れているのですって!
なんでも、プレゼントとかにちょうど良いらしい。
確かに、ゴルフ好きの上司なんかのプレゼントにはちょうど良いのかもしれません。
お値段も、何個入りかで選べますしね~。
アイアンに至っては、もう桁が違ってきます。
そう、某有名な超高級アイアン、8本セットで100万円オーバー!!…なんていうのは、まぁ、いつの時代でも購入できる層は限られているのでしょうが…。
最近増えているのは「ちょっとだけ高級」なラインの様なのです。
例えば、打感を「ちょっとだけ」良くしたフォージド(鍛造)シリーズとか…。
シャフトの素材を「ちょっとだけ」良くしたカーボンシャフトとか…。
(もちろん、超高級シャフトっていうジャンルも相変わらず好調の様ですが…?)
「手の届く贅沢」「本物の良さ」みたいな、時代を代表するキーワードが、ゴルフ業界にも浸透してきている、ということなのでしょうねぇ。。。
そう、ゴルフ界の「金の食パン」が続々と登場、売れているよ!ってな感じでしょうか。
(※セブンイレブンで売っている、一斤250円くらいのちょっと高級な食パンのことです)
ウェアがゴルフ用品売上の1/3って!!
あ~。
真面目な話って、疲れますね。
そろそろ切り上げようとは思うのですが、最後にミー★ハー子にとって一番大事なウェアの話を…。
というか、ウェアが全体売上の1/3って、すごいですね!!!
ゴルフのクラブとかの方が値段が2倍も3倍も高いのに…!
やっぱり、クラブと違って「買い替えの頻度が高い」っていうのがウェアの強みなのでしょうね~。
うんうん、だって、いつも同じ様なメンバーでラウンドに行くのに、同じウェアを毎回着てられないのが女心ってもんです。
そのウェアの単価も、最近上がってるな~…と、ミー★ハー子は思っていましたよ!!
(もちろん為替などの影響もあるとは思いますが…)
なんだかねぇ…。
まず、「~コラボ商品」みたいのが増えましたよね!!
代表的なのは、「Regina」やら「AneCan Golf」などの続々と創刊された「女性向けゴルフ雑誌」とのコラボ企画商品。
紙面上で、すんごく可愛いモデルちゃんが着こなしているウェアは、ちょっとだけ高額なお値段だったとしても、なんだか可愛く見えてしまい、ほしくなってしまうものです。
また、「~プロデュース」など、アーティストや芸能人がプロデュースした商品なんかもたまにみかけますよね。
もちろん、防水や防寒などの機能性(付加価値)がついていたり、素材に高級素材を使っていたり…と、単純に「良い商品」を提供している…というケースも、もちろん多いと思います。
…でもね。
そんな話をしながらも、逆に「低価格」な商品っていうのもまだまだ増えている、とミー★ハー子は思うのです。
著名なブランドのシスタ(妹)ブランドとして、少し安価な価格帯で商品を販売する…そういった流れは、ゴルフ業界でも良く見られる動きだと思います。
常に商品を新しく投入し、セール時期でなくとも古い商品をどんどん割り引いて販売していく…という手法もよくみられますしね。
なんだか、真面目な話ばっかりして疲れちゃいましたけど、つまりミー★ハー子が言いたいのは、
そんなこと言われても、
「高付加価値・高価格帯の商品なんて買えねぇよ!!!」
ってこと。
(少々口が悪くなってしまいましたね…すみません)
日々、ニュースで景気が良くなった?とか株価が高値?とか、いろいろ言ってますけど…。
ミー★ハー子ってば、お給料一切上がりませんけど???
いったい、誰が高価格帯の商品を買っているのでしょう?
ゴルフェス読者さんの様な高給取りの方々なのでしょうか??
いつか、ミー★ハー子にも超高級アイアンを買える日はやってくるのでしょうか??
貧富の差の拡大???
なにいってんだーーーー!!ばかーーーーーー!!!
嗚呼、1つの新聞記事から世を憂えてしまったミー★ハー子。
冷凍の鮭をつまみながら、やり場のない怒りをご飯と共にぐっと飲み込んだのでした…。