バンカーへの苦手意識を取り去ってくれた、思いもしなかったクラブ | ゴルフ動画マガジン GOLFES
GOLFES

見つかる、楽しむ、あなたのゴルフライフ。

バンカーへの苦手意識を取り去ってくれた、思いもしなかったクラブ

こんにちは 最近 子供と一緒に公園の砂場に行くと、ついバンカーショットをイメージしてアゴの高さを確認してしまう主婦ゴルファーのRIHOです。

さて 先日、男性が女性用のゴルフクラブを使ってみたら以外と相性が良かったという、私の父の事例(「固定観念をなくせば飛距離も伸びる?! 男性が女子力高めのクラブを選択してみたら」)を書かせていただきましたが、今回はその逆パターンのお話。

バンカーショット

唐突ですが私、バンカーショットがものすご〜く苦手でした。
誰しもそれなりに経験があるかもしれませんが、打っても打っても出ないバンカー恐怖体験を何度も経て、すっかりネガティブイメージが植えつけられてしまい、入ってしまうと一発で出せる気がしない。
苦手意識を抱いたまま明確なイメージもなく打つせいか、ザックリしたかと思うと場外ホームラン。。
そんな日のラウンドは、もう終わった・・・。と諦めが入るのでした。

バンカーショットがうまく行かない理由

よく、「フェイスを開いてボールの手前を斜めにヘッドを入れて砂を爆発させる」と言うようなアドバイスを受けますが、練習場で沢山練習する機会のある普通のショットですらコース上でなかなか満足の行くショットが出来ないのに、たまにしか打たないバンカー専用の特別な打ち方を上手く打てるはずがない!

もうひとつの難しいポイントは「砂を爆発させる」事です。
これは、男性と女性の筋力の違いにも関わってきます。男性は造作もないことかもしれませんが、筋力の弱い女性にとっては、難易度が高くなってくるのです。

完全にバンカーイップス
そんな状態の私は、過剰に刻んだり超迂回の花道コースを取るなどして、同伴者から「え?ここ狙わないの!?」と驚かれるくらいのチキンゴルフを繰り出していたのですが、いくら完璧なコースマネジメントしたってショットが失敗したらバンカーに吸い込まれていくのです。
どちらにせよ入るなら、やっぱり狙って行きたい!でもバンカーは怖い・・。

60°のロブウェッジとの出会い

さて、そんなラウンド中バンカーで心が折れそうな私に、父がアドバイスと共にクラブを貸してくれました。

「これ使うとわりと簡単だよ。普通に打ってみな。」

ウェッジ

貸してくれたのは60°のウェッジ。父が使っているものなのでメンズ仕様で私には少し重いのですが、、。
父曰く、60°くらいのロフトのものだとフェイスを開いたりしなくて済むから普通に打てるし、重いので砂の抵抗にも負けずに振れるとの事。

だまされたと思って、バンカーにいることは忘れて普通のアプローチの様に打ってみると。

出た!!

そのまま打てるという安心感

確かに軽い女性用クラブで振るよりも砂にザクっと入るし、強く入りすぎてもこのロフトならそんなに遠くにも飛ばない安心感がある。

バンカー練習

このようなバンカー練習場でしょっちゅう練習出来ない私にとっては、クラブのフェイスを開いたり、スイングを変えずに打てるというのがありがたい。

「普通のアプローチのイメージで打つ。」

過去に沢山の方から色々なアドバイスを受けてきましたが、私にとっては、この打ち方がしっくり来たようです。

それ以来、少しずつバンカーに対するネガティブイメージが消えて、バンカーに入れてもパニックを起こさずに済むようになったのでした。

そして、その流れからか、いつのまにかアイアンがメンズ仕様に変わってしまい、私のゴルフセットは女子力ゼロになってしまったのでした。。
せめてバックくらいはピンクとかにしようと思う今日この頃です。

今回の例もすべての人に当てはまるわけではないと思いますが、たまに同伴競技者のクラブを借りて打ってみたりすると、新たな発見があるのではないでしょうか。

関連記事