ゴル子のゴルフことはじめ「キャディあるある(真面目に)」
こんにちは、ゴル子です。
年も明けて新年会三昧の方も、おられるかもしれません。
お元気でしたでしょうか。そうでしたか、良かったです。
ゴル子も今日は、お友達と新年会をしていますよ。
毎年思うのですが、新年会と忘年会って、わずか3週間くらいの間に2回も集まったりできる行事があるわけで、嬉しい忙しさを感じちゃいます。
ゴル子は日本人ですが、もしゴル子がアメリカ人だったら、毎週末「ヘイ!ナンシー、今日はマイクのホームで仮面パーティーよ」なんて言ってて、この有り難み感じられないかもしれません。
きっと仮面パーティーが癖になっちゃうな。
貧乏ゆすりと同じレベルです。
やめろって言われても、勝手に足が動いては、揺れる。
「む。独り言いってました」
「・・・。ゴル子ちゃん、今年の目標とかあるの?」
「ゴル子は、キャディとゴルフの腕を、あげたいです」
「キャディ始めて三ヶ月だったっけ?キャディは慣れた?」
「まだまだですけど、頑張ってます」
「”キャディあるある”とかないの?」
「あるあるネタですか」
あるあるネタとは、日常生活などで多くの人が経験しているような身の回りの些細なことを挙げたり、観客の共感を得ることで笑いを誘う演芸などの手法のひとつである。「あるあるネタ」という呼称は1990年頃から定着した。
清少納言の『枕草子』は日本における「あるあるネタ」の最も古い記録とも言えなくもない。(Wikipediaより)
そんな昔から、あるあるネタって、あったんですね。
これは、ゴル子もあるあるネタをやって,山本さんに「清少納言の生まれ変わりか」と言わせたい。
「・・・」
五分後
「山本さん、キャディあるある出来ました」
キャディになりたての時、必ず誰もが経験するんですが・・・
「なるほど。確かに初めはボール見えないけど、ある日を境に突然見えるようになるよね」
「あれって、なんなんでしょうね。初めは音しか分からないのに。。そのうち訓練したら肉眼で空気中の微生物とか見えるんじゃないかと思ってますよ」
こんな、あるあるもあります。
「気がついたら10本超えしている時あります」
「地味に重たいよね」
「そういえば、キャディのコースでる順番ってあるの?じゃんけんで決めるの?」
「む。あれは、コースでる順番は決まっているんです」
ゴル子のキャディ室には掲示板があって、みんなの名札があります。
こんな風に毎日順番で一番手が入れ替わっていくんです。
一番手のキャディのプレッシャーといったら凄いものがありますし、土日は恐ろしいことにラウンドで終わらない時もあります。
「ラウンドで終わらない?」
「1半(ワンハン)というやつです」
通常、キャディはラウンドで、その日の仕事は終わります。
早い時は実質4時間働いて終わりです。
しかし、忙しい土日や春秋などは・・・お客様が多いんです。
お客様の組数とキャディの数を比べた時に、お客様の組数の方が多いと、キャディは、一番手から順番に行くことになります。
その場合は、分かりやすく書くとこんな感じになります。
キャディの数と、お客様の組数が同じであれば朝と昼は同じキャディが担当するのですが、朝と昼のキャディが違う場合は裏で、こんな事が起きているわけです。
「お昼ご飯の時間がないよ」
一番手は朝「スムーズに進めなければ」のプレッシャーから逃れた後、「うふふ、あとハーフ行ってらっしゃい」と言われる謎のSMプレイ。
この宣告は、アルバイトキャディや学生キャディの数によっても左右されるので、ラウンド終わるまで分からないというハラハラドキドキプレイ。
「だから一番手は皆嫌がります。土日は特に」
「む。あるある思いつきました」
さっき言ったように順番には皆かなり敏感なんです。
「遅刻・・・」
「朝・・・早いので寝坊とか・・・どうしてもあるんですよ。一年に1回くらいは・・・その日は影響ある人には口をきいてもらえません」
そうそう、最後にグリーンでのあるあるもありますよ。
グリーンは一番神経を使うところで、キャディも一緒に緊張します。
でも、よく聞かれるんですよね・・・。
「そんなグリーンないよ」
えへへ、さすが山本さん。
最後のあるあるはゴル子オリジナルストーリーでした。
また、あるある考えときまーす。