GOLFES

見つかる、楽しむ、あなたのゴルフライフ。

100を切る為のマネジメント|パーを目指していませんか?

Licensed by gettyimages R

スコア100を切ったことがないゴルファーに「100を切るのは簡単だ」と言っても、説得力はありません。机上の計算では、パー72のコースであれば、大叩きさえ打たなければ100を切る可能性が出てきます。仮にボギーが9個、ダブルボギーが9個でスコアは99となります。

100以上のスコアを叩いたラウンドでは、必ず8とか9、或いは二桁のホールがあるはずです。つまり、大叩きのホールを極力なくせば、スコアは自然に100を切っているわけです。

なぜ、大叩きのホールがいくつもあるでしょう。その原因は、そのホールのパーにあります。各ホールに定められた基準打数のことです。

これはハンディキャップ0のゴルファーに対する基準打数であることを理解してください。シングルハンディ9の人なら、9個のパー、9個のボギーでパープレーとなります。ところが100を切れないレベルのゴルファーのほとんどが、そのホールの基準打数を目標にしているから、いくつかのホールで大叩きをしてしまいます。

パーを目標にするのはやめよう

2006 US Open Championship

Licensed by gettyimages R


コースマネジメントという言葉は知っていても、アベレージクラスのゴルファーで、それを実践している人は多くはいません。

例えば、パー5のティグラウンドに立ったとき、ティーショットは漠然とフェアウェイのセンター狙い、セカンドショットはスプーンでできるだけグリーンの近くまで、第3打をウェッジで寄せるというイメージを持っています。

ところが、このレベルでそんなに上手くいくはずはないということを一番よく知っているのは本人でしょう。これはコースマネジメントと呼びません。単なる行き当たりばったりのプレーです。

400ヤード以上の長いパー4のホールであっても、セカンドショットでなんとかグリーンまで届かそうと長いクラブで力任せで振り回せば、その結果マグレもあるでしょうが、大抵は取り返しのつかないミスを繰り返してしまうというパターンです。同じパー4でも短いホールもあれば、長いホールもあります。

距離的にプレッシャーがかかる長いホールであれば、そこはパー5と考えを切り替え、セカンドショットを刻んでサードショットで乗せる。2パットのボギーで上出来と、本人のレベルに合ったパーを設定するのです。これがコースマネジメントなのです。

目標が100切りであれば、ダブルボギーまで許されるのですから、常に100を切ることのできるゴルファーはミスを続けないプレーを心掛けているはずです。つまり、自分の技術レベルに相応したコースマネジメントができているということです。1打くらいのミスショットでも、リカバリーショット次第ではボギーで上がれるということは経験上知っているのです。

また、パーオンはできなくても、どれだけパーパットを打てる回数があるかというのが、スコアメイクのポイントになります。100を切れないレベルのゴルファーであれば、パーオンできるのは18ホール中、1~2ホールではないでしょうか?仮にパーオンできたとしても、ほとんどロングパットの距離に乗っていることでしょう。

そんなとき「久しぶりのバーディチャンス!」と意気込んでいる光景をよく見かけますが、少し冷静になりましょう。

家のパターマットで練習はしていても、普段からロングパットの練習をしていない月イチゴルファーが、朝の練習グリーンだけでその距離感を出すことができるでしょうか?狙いに行った為に、下手をすれば3~4パットになりかねません。

そうならないためにも、パーオンできなくてもアプローチショットが比較的簡単なエリアに運んだほうが、パーパットはやさしくなるケースが増えて、スコアもまとめやすくなるはずです。

もうひとつ、100叩きはOBや池ポチャ、1ペナなどが多いところに問題点があります。スライサーと自覚しているプレーヤーが右OBのホールでフェアウェイセンターに狙いを定め、思い切り振り回せばどうなるか…。結果は本人が一番よく知っていることでしょう。

なぜミスを2度続けてしまうのか

PGA TOUR - 2006 Chrysler Classic of Greensboro - Final Round

Licensed by gettyimages R

トリプルボギー以上を叩くパターンはいろいろありますが、ひとつ共通点があります。それはミスショットが2回続けて出た時です。

まず、こんな場面を想像してみてください。ティーショットはチョロ、フェアウェイにも届いていません。スプーン1本持って、ボールの位置まで走っていきます。仲間たちはそれをカートに乗ってニヤニヤ見ています。息を切らしながら、ラフからスプーンで強振、結果はもうわかりますよね。

次のパターンは、ティーショットは思い切りスライスして右の林の中へ。グリーン方向に僅かな空間を狙ってキンコンカン、ボールはさらに林の奥へ。こんな経験は誰にもあるかと思います。

これらはミスをした1打を取り返そうとリスクの大きいリカバリーショットを試みた結果、余分な打数を雪だるま式に増やしていくというパターンです。これはゴルファーの誰もが持つ“少しでもグリーンに近づけたい”という前進本能が引き起こしているのです。

冷静になって考えてみると、アイアンを持てばよかった。真横に出せばよかったと思うことばかりで、ホールアウトしてスコアを記入するときに、初めて取り返しのつかないことに気づく人も多いでしょう。

また、ナイスショットの後のミスショットも同じような心理状態になります。パー5でティーショットが今日イチのビッグショット。2オン狙いでグリーンが空くのを待っているときという場面を思い描いてください。

これはミスを取り返そうというショットとは逆で、滅多にないナイスショットを生かして、バーディーどころかイーグルだって狙えるかもと思えば、誰でも気持ちは高ぶります。そんなときは、大抵ダフッたり、チョロという結果が多くなります。いわゆる「待ちチョロ」というやつです。

問題はこのあとに、もう一度スプーンで打つのがアマチュアのパターンです。しかし、頭に血が上った状態で、悪いイメージが残ったままのスプーンを振り回す。結果は火を見るより明らかです。いいショットを打った後というのは、特にこんなはずはないと、ミスが連鎖していくのです。

ゴルフは2度ミスを続けてはいけないゲームと考えると、リスクのあるショットを2回続けて打たないということが大切です。1度ミスをして、同じような場所から打つなら、次は必ずリスクの少ない得意クラブに持ち替えるべきです。そのためにも予備のクラブを必ず持っておくことをお勧めします。ミスを2回続けなければ、意外にボギーで済むホールもあるはずです。

いかがでしょうか?頭でわかっていても実際にコースへ出ると、ピンに向かって打ちたくなってしまうこともあると思います。

自分の中の欲の鬼をいかに沈めるか。100を切れないゴルファーの方は、徹底的にリスク回避する術を身につけてみて下さい!

 

関連記事