ゴルフ練習場で「打ち放題」を上手に利用して上達のカギを掴もう! | ゴルフ動画マガジン GOLFES
GOLFES

見つかる、楽しむ、あなたのゴルフライフ。

ゴルフ練習場で「打ち放題」を上手に利用して上達のカギを掴もう!

みなさんは、ゴルフの練習はどのようにしていますか?

毎日クラブを振る人もいれば、ラウンド前に少しだけ練習する人。

近くのゴルフ練習場や、ホームコースのある人はゴルフ場のレンジを利用する人もいます。

場所や回数に関係なくゴルフには練習はつきものです。

多くの人は「打ちっぱなし」と呼ばれるゴルフ練習場を利用していると思います。

そのゴルフ練習場には、「打ち放題」が設定されていますか?

設定されていない練習場も多く、利用したことがない方もいると思いますが、近くに利用できる練習場があれば、1度試してみてはいかがでしょう。

打ち放題を上手に使って、普段なかなか出来ない練習をしてレベルアップをしてみませんか?

「打ち放題」とは

ゴルフ練習場に行くと、ボール代としてプリペイドカードやコインを購入してから

打席について練習を始めますが、打ち放題は時間と金額が設定されています。

たとえば60分1,500円など、時間内であれば何球打っても同じ金額で練習ができます。

だいたい30分毎に設定されていると思います。

施設によっては、早朝・平日や土日・営業時間内で金額設定が違うところがあるので、練習場の案内を事前にインターネットで検索してみるのも良いと思います。

東京などの都市は、練習場のホームページが充実しているかもしれませんが、地方の練習場はホームページを持たないところも多くありますので、まずは足を運んでみても良いと思います。

打ち放題は練習方法次第で1球単価が安くなる場合があります。

球数を多く打ちたい人が利用することが多いと思いますが、安いからといって

いつも以上に色々なクラブを打っているだけでは、何の意味もなくストレス解消状態で終わってしまいます。

練習内容は明確に、そして打ち放題だから惜しみなく打てる状況を最大限に利用する練習方法を紹介します。

自分のスイングリズムを作る

打ち放題でどんどん打っていくと、スイングが早くなったり余計な動きが加わったりと、

スイングを崩しがちです。特に初心者ゴルファーは飛ばそうという気持ちが前面に出てしまい、せっかくの練習なのにスイングに変なクセがついてしまう人もいます。

そういう時は距離や方向を気にせず、自分のスイングのリズム感覚を身につけてみてはいかがでしょう。

初めはハーフスイングで行い、慣れてきたらフルスイングで打ちます。

リズムが安定してきたところで、おおよそのターゲットを決めて打ちます。

リズムよく自然な感じで打てないのであれば、またハーフスイングに戻して練習をします。

自分の一番気持ちのよいリズムを身体に染み込ませると、どんな時もスムーズにスイングすることが出来るはずです。

よくメトロノームでテンポを確認しながら練習するプロも居ますが、メトロノームを用意しなくとも練習は可能です。

スイングに力みは必要ありません。どんな時も一定のスイングリズムで打つことが出来れば、飛距離や弾道・方向性も安定してきます。

ショートゲーム強化練習

たとえば、ドライバーショットを100球打つのは体力も時間も必要ですが、10ヤードのアプローチ練習では100球くらい、あっという間に打つことが出来ます。

打ち放題を利用してショートゲームのスキルアップを目指してみてはいかがでしょう。

10・30・50ヤードの練習は、弾道を高くして止める打ち方、転がして寄せる打ち方など、

アプローチのバリエーションを増やすのも、スコアアップにつながります。インドア練習場では目の前の落ちているボールに転がして寄せる練習や、目標のボールよりも先に落とす練習など、目標や落しどころを明確にして練習してみて下さい。

地味な練習ですが、グリーン周りで絶好のチャンスをトップやダフリでミスショット。

そんな嫌な思いを少なくすることが出来るかもしれません。

初心者ゴルファーさんは、グリーン周りのアプローチを磨けば100切りが見えてきます。

スコアを縮める近道は、初心者も上級者もショートゲームなので練習は積極的にすることをおすすめします。

ショットのバリエーションを増やしてみる

フルショットでグリーンを狙える番手がない時、あなたはどのように打ちますか?

大きめのクラブでスリークォーターショットをする人やクラブを短めに持って打つ人。

少し飛距離の足りないクラブで力いっぱい打つ人もいるはずです。ではそういう練習を日ごろ行っていますか?

たまたまナイスショットが出ることもありますが、練習場で出来ないことはコースでも出来ない確立のほうが高いです。アウトドア練習場では50ヤードや100ヤードなどの看板が立っているところが多いと思うので、それをめやすに色々な球筋で練習してみてください。

アイアンは飛距離を求めるクラブではなく、狙った方向と場所にボールを運ぶクラブです。

何球打っても思いどおりの球筋が打てるようになると自信につながりますし、同じ100ヤードを打つにも、グリーン手前にバンカーがあるから確実に乗せるために高い球を打ったり、花道が使えるグリーン周りなら低い球筋で転がして安全に乗せたりと、選択肢が増える分ゴルフが楽に感じてくるはずです。

苦手クラブをひたすら練習する

私事ですが、ウッドが苦手で打ち放題でひたすらウッドの練習をしたことがあります。

先ほどリズムよくスイングすると良いとお話しましたが、それをウッドでも行いました。

チョロやダフリ、スライス・フックなどミスショットだらけで、とてもラウンドで使用する気になれない状態でした。

そこでミスショットが少なくなるように、低くティーアップしてウッドをリズムよく打ちました。

地面からのショットはミスが多くて、もっと嫌いになりそうだったからです。がむしゃらにならずに一定のリズムでというところが大切です。

しばらく打つと、なんとなくショットのコツが分かってくると思います。いままではアイアンで刻んでいた距離をウッド1本でカバーできるようになるのが嬉しく、その感覚が少しずつ自信になっていきました。

「ティーショットや、少しボールが浮いているところならウッドが打てる!」

私にとっては最初の一歩でした。

その自信からか、いつしかフェアウェイからでも打てるようになっていきました。

もちろん、アイアンが苦手な方も最初は低くティーアップしてリズムよく打ってみてください。根気よく打ち放題で打ち続けるとコツが掴める瞬間があるはずです。

そこで感覚を身体に染み込ませるために、休みながらも打ち続けてみてください。

練習場のレッスン活用

練習場にはレッスンをしてくれるところもあります。

体験レッスンやスクール展開をしているところなど様々です。

事前に予約してレッスン申し込みをする時に、ボール代を確認してください。

レッスン代とボール代が別のところがありますので、ボール代を打ち放題で申し込むのも良い利用法だと思います。

そのレッスンが自分に合っていたら、そのまま入会しレベルアップが出来るかもしれません。

最後に

打ち放題だから1球でも多く打てばそれだけお得ということを上手に利用して

いつもより掘り下げて練習すると、日々の練習以上の収穫があるかもしれません。

とはいえ、日ごろ100球程度しか打たない人が急に300球打てば、身体に負荷がかかって当たり前です。無理せず、アプローチからフルショットをうまく取り入れて練習してみて下さい。きっと上達するためのコツがつかめるはずです。

そのコツを忘れないように、ときには球数を多く打つ必要もあると思います。

関連記事