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あなたのゴルフ場でのマナーは大丈夫?これだけは守りたいマナーとは

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ゴルフのマナーは、たくさんあります。「堅苦しい」と思うかもしれませんが、本来ゴルフのマナーは、ゴルファー同士が気持ちよくプレーできるように、お互いが心配りするためのものです。ですからきちんと理解して、同伴プレーヤーや前後の組を不快にさせないようにしたいですね。

また、指摘されないと気づかない部分もありますので、何年もゴルフをしていたのに知らなかった…なんてことも。

そうならないために、再確認してみてはいかがでしょうか?もちろん初心者ゴルファーにも、おすすめの特選内容です。

今回は、“これだけは守りたい、守ってほしい”最低限のゴルフのマナーを取り上げたいと思います。

遅刻は絶対にダメ!

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ゴルフに限らず、遅刻は信用を失います。ゴルフでも、集合時間やスタート時間になってもどこにいるのか分からないのでは、スタート前からマイナスポイント確定です。

スタート時間の10~15分前には、ティーグランドに到着しているようにしましょう。

写真撮影は前の組が打ち終わってから

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仲間同士で楽しいのは分かりますが、前の組がティーショットを打ち終わるまでは、前の組のプレー時間です。たとえ距離が離れていても、ティーグランドに上がるのは前の組に対して失礼になります。

これは、打ち終わるまではティーグランドを自分たちのパーソナルスペースと感じているためです。ですから仲間でない限り、前の組とは距離を空けることを心がけてください。

また、前の組がティーショットを打ち終わり、歩き出すまでは写真撮影も我慢です。前の組を気持ちよく送り出したら、今度は自分たちの時間になりますので、それから写真撮影や談笑を楽しんでください。

立ってはいけない場所がある!

プレーする人に対して、周りのプレーヤーが立ってはいけない場所(位置)があります。基本的には「プレーヤーの視界に入ってはいけない」と思ってください。

一番無難なのは、プレーする人の背中側に立つことです。大体3メートル以上離れていれば、大丈夫でしょう。また、プレーヤーの真正面は、意外ですが下を向いているプレーヤーの視界にはあまり入らず、立ってもOKな位置になります。

Joburg Open - Day One

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あまり近づきすぎてはいけませんが、このどちらかの位置に立てばマナー違反にはなりませんので、同伴者の誰かがボールを打つ段階に入る前に、プレーヤーの背中側か、正面に移動しましょう。

最もダメな位置は、プレーヤーの真後ろと、右斜め後ろです。あからさまに嫌な顔をされる場合もありますし、何も言われなくてもイラッとされている可能性大です。この位置は10メートル以上離れていても、イヤな方は嫌がります。

自分自身は、その位置に誰かに立たれても全然気にならないという方もいます。しかしそのような方は、いつまでも自分が不快に思われていることに気づかないで後方に立ってしまうことがあります。

そしてこれを繰り返していると、あなたはだんだん嫌われてしまいます。嫌がっている方が多いという事を覚えておいてくださいね。

声も出さない・動かない!

他のプレーヤーがボールを打つ時は、声を出すことも、動くこともマナー違反です。集中している時は、ちょっとした声や動作も気になるものなのです。

プロのトーナメントの試合でも、ギャラリーが動いたり、話したりすることによってプロの集中力が途切れてしまって、仕切り直すシーンを見かけることがありますね。それぐらい、ゴルフのマナーで重要なポイントなります。

「神経使うし、だからゴルフは面白くないんだ。」と思わないでください。そんな時は、“だるまさんが転んだ”作戦です。

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他のプレーヤーがボールを打とうとしている時は、「だるまさんが転んだ」が始まったと思えばいいのです。もしチラッと睨まれたら、あなたの負けになります。このように考えれば、「気を遣って使って疲れるなぁ」と感じなくなります。

そして「だるまさんが転んだ」が始まったと思えば、誰かと話している最中でもピタッと話を中断でき、動きも止められます。

どうせなら、息を止めるぐらいにしてみませんか?動けなくて止まっている時間も、楽しめるようになりますよ。

自分の影にも気を付けよう

色々気を遣って行動しているゴルファーの方でも忘れがちなのは、自分の影です。ゴルフでは、自分の影にも責任を持たなくてはならないのです。

ティーグランドもそうですが、特にグリーン上でも気を付けたいもの。自分の打つ番が近づくと、影のことを忘れて他のプレーヤーのラインに近づいてしまいます。できれば指摘される前に気付いて、自分から離れましょう。

しかし、日が落ちてくる夕方は影が長くなり、逃げるのも大変になります。そんな時は、“忍者作戦”です。

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その場所から動いて、自分の影をプレーヤーの視界やラインから外すのはもちろんなのですが、一番早いのは「しゃがむ」事です。たいていは、これで解決します。

忍者になったつもりで、素早く身をかがめてください。意外とその場で思いつかない方法ですが、一番簡単ですよ。是非お試しください。

最大のマナー違反は、スロープレー

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さて、一番のマナー違反であるスロープレーについてです。

これはかなりゴルフをされている方でも、なかなか守れないマナーですね。しかも、散々マナー違反と言われているにもかかわらずゴルファーの意識が薄いのも、この「プレーの進行」についてではないでしょうか?

ではまずは、なぜスロープレーが一番のマナー違反なのか考えてみましょう。

例えばある組に、1打を打つごとに10秒ほど他の人より時間のかかるプレーヤーが1人いると仮定します。素振りが他の人より1回多ければ、10秒程度のロス(無駄時間)ができますね。

これぐらいだったら大したことがないように思えるかもしれません。しかし、1ホールで平均5回ストロークしたとすると、50秒の遅れが出ます。さらにハーフ9ホールになると、50×9=450秒(7.5分)の遅れになるのです。

つまり、もしすべての組が平均的なスピードでプレーしている場合、この組だけ前の組に7.5分遅れるという計算になります。これはイメージするなら、前の組が9番ホールを終了した時点で、まだ8番ホールのアプローチ付近にいると思っていただければと思います。(※グリーンに乗っていません)

そして後ろの組は、たとえその組より早い(通常の)ペースでプレーしていても、その組を抜かすことができません。つまり、ここで“渋滞”が生じるのです。こうなると、後ろの組は待つたびにプレーが止まりますので、必然的に遅れた組より、さらに時間がかかってプレーすることになります。

7.5分の遅れは、5組後ろは20分の遅れとなり、10組後ろは40~50分の遅れになるのです。そして、自分たちは7.5分遅れの2時間30分でプレーしていても、10組後ろでは3時間10~20分もの時間がかかってプレーすることになります。目に見えないゴルフ渋滞の恐ろしさが、少し理解していただけたでしょうか?

そして、ゴルフ場のクレームで一番多いのが、「コースの進行が悪い!」です。ゴルフ場のコースが混んでいてイライラした経験は誰しもお持ちだと思いますが、その原因は、誰かのほんの少しのスロープレーから起こります。

そしてこれは、プレーヤーの誰もがする可能性があるマナー違反です。自分は遅い自覚は無いけれども、キャディさんに急かされたり、コース進行車が来たりしたことはありませんか?もしかすると、気づかないうちに「スロープレー」という最大のマナー違反を犯している可能性があります。

何といっても、スロープレーは迷惑をかける人数や、迷惑の度合が群を抜いています。これが、「スロープレーが最大のマナー違反」と言われる理由なのです。

自分たちは誰にも迷惑をかけず楽しんでいるつもりでも、自分たちより後ろの組のプレーヤーの多くが不満を持ってゴルフ場を後にしているのなら、決してマナーの良いゴルファーとは言えません。

キャディやゴルフ場スタッフ、さらにはコースの流れを考えてプレーしているゴルファーは、誰がマナー違反のゴルファーであるかを分かっています。後ろ指を指されることの無いように気を付けたいものですね。

おわりに

Turkish Airlines Open - Day Four

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ご紹介した以外にも、ゴルフのマナーはたくさんあります。そのすべてを理解し、実行するのは難しいかもしれません。

しかし根本的な考え方は、自分や自分の同伴者、さらにはその日にコースをプレーする他のゴルファーの方々に対して、みんなが気分よくプレーするためにはどういった行動を取ればいいのか?という事です。ですから、そんなに難しく考える必要はありません。思いやりを持った行動をとれば、それがマナーに繋がります。

そしてさらに、もうひとつ思いやりを持って行動してほしい存在があります、それは“コースそのもの”です。つまり、コースにも敬意を払って行動してほしいのです。

打った後の飛んでいったターフ(芝)を元通りにしたり、グリーン上のボールマークを修理したりすることは、もちろん後ろの組へのマナーでもありますが、美しいコースを維持するためのプレーヤーとしての義務であり、マナーだと思うのです。

筆者は元キャディという立場のため、コースに非常に愛着を持っています。自分の庭や盆栽、または観葉植物などを大切に育てるような感覚です。同じように、その日お金を払ってプレーするゴルファーの方も、「その日のコースの所有者」という気持ちを持っていただけたらと思います。

自分の庭を大事に使う気持ちを持てば、コースに対するマナーの数々はほとんどクリアできます。ゴルフマナーをスマートにこなす、素敵なゴルファーが増えてくれることを願っております。

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