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ゴルフ場の会員権で手に入る“普通”のゴルファーにとっての2つのメリットとは?

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あなたはゴルフ会員権の購入を考えたことはありますか?

よく利用するゴルフ場の壁面に並ぶネームプレートを見て、「いつかはメンバーになりたいなぁ」と夢見ている方もいらっしゃるでしょう。

では、このゴルフ場の会員(メンバー)にはどんなメリットがあるのでしょう?バブル期にはゴルフ会員権が投機の対象として盛んに取引され、天井知らずともいえる価値を付けていたこともありました。

しかしそうした喧騒は去り、現在は本来のゴルフ場でのプレーを楽しむためのシステムとして存在しています。

しかしそれなりの地位や立場のある方はともかくとして、趣味でゴルフを楽しむごく一般的なアマチュアゴルファーにとって、会員であることの必要性やメリットはあるのでしょうか?

今回はそうした“普通”のゴルファーにとっての会員権システムについて考えてみたいと思います。

そもそもゴルフ会員権とは?

1,000 entries in National Open Championship to be held at winged foot course. Mamaroneck, N.Y.-- photo shows: A view of the beautiful Winged Foot Golf Club, where the National Open Golf Championship will be held in June. A thousand golfers from all over t

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まずは、ゴルフ会員権について簡単におさらいしたいと思います。

ゴルフ会員権は「株主制」「預託金制」「法人制」に大きく分かれます。それぞれ形式は異なりますが、ゴルフ場は会員からお金を集めることでコースを運営し、その見返りとして、プレーの様々な優先権を与えるといった趣旨になります。

特に、株主制の場合はゴルフ場の経営や運営方針にも参加することができ、ゴルフ場と一緒に「コースを育てる」権利と義務が与えられます。古くから存在するゴルフコースは、このスタイルを取っている所も多く、いわゆる「メンバーさんが強い」コースです。

しかし、全体的には株主制を採用しているコースはあまりなく、一般的には預託金制のゴルフコースが多くなります。これは施設利用権となる預託金を払うことで、ゴルフ場での様々な優遇を受けることが出来るのですが、経営に口をはさむことは出来ません。こういった点が、株主制と預託金制の異なる点となります。

また、預託金は一定期間を過ぎればゴルフ場へ返還請求ができるのですが、ゴルフ場経営が破たんしてしまうと、支払いが困難になってしまいます。その場合は、ゴルフ場側が返還可能の期間を延長要求してきたり、最悪、返還停止をされたりしてしまうこともあります。

こうしたゴルフ場を巡る預託金返還に関してのトラブルは不景気の中、増加傾向にあります。このような背景からゴルフ会員権を購入する際にもっとも重視する点は、「安定した経営状況」というゴルファーが多いのは、当然の成り行きといえるでしょう。

近年はそうしたトラブルを避けるため、預託金を設定しないコースも増えてきています。入会金と年会費のみを支払うことで成立するドライな関係は、純粋にゴルフを楽しむ目的に沿ったもので、現代の事情にマッチしています。

今後はさらに、プレー権に特化した形式での会員制が増えていくのではないでしょうか。

会員になることのメリットとは

World Golf Championships-Bridgestone Invitational - Final Round

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さて、ゴルフ会員権のシステムを簡単に理解したところで、これだけのお金を払ってまで任意のゴルフ場の会員になることのメリットとは何か?を考えてみましょう。

ゴルフ場によって会員権の価格は大きく差がありますので一概には言えませんが、ある程度定期的(月に2~3回程度)にゴルフをする方なら、メンバー料金とビジター料金の差額分を、数年程で「元を取る」ことも可能です。また、1ラウンドあたりの単価が下がることで、ゴルフに対してより前向きに取り組むことも出来るでしょう。

しかし、これはゴルフ会員権のメリットの一部でしかありません。低価格のビジター料金を打ち出しているコースもありますし、もし、あまり利用しないのであれば、かえって割高になってしまうからです。そうした心配点を抱えている状態では、“普通の”ゴルファーにとって購入の決め手にはなりません。

では、何が会員になると良いのでしょう?メンバー(会員)としての一番のメリットは、「個人スポーツとして、いつでもゴルフを楽しめる」そして、「競技としてのゴルフを楽しめる」ことだと思います。こういったことが、どのような意味を持つのか考えてみましょう。

個人スポーツとして、いつでもゴルフを楽しめる

World Golf Championships - Accenture Match Play Championship - Round One

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通常、コースでラウンドしたいと思っても、同伴者が集まらなかったり、社内・身内のコンペがなかったりすると、思うようにゴルフが出来ません。自分が率先して同伴者をかき集めたり、幹事となってコンペを開催したりするのであれば話は別ですが、多くのゴルファーは「ゴルフに誘われるのを待っている」のではないでしょうか。

企業やゴルフ場が開催するゴルフコンペについても、日程や場所等の条件が合えば良いですが、そうした自分の条件に合うコンペをやはり「待っている」と思います。

このように、ゴルフは趣味スポーツでありながら、ゴルフ場でのラウンドが自分の思い通りになりにくい面があります。自分の趣味をしたいときにできないのは、ストレスになりますよね。

このようなことが起きる原因は、ゴルフ場側がプレーする際に、最低2名以上のプレーを指定しているコースが多いからです。ゴルフ場を通して見知らぬ方に同伴をお願いすることは可能ですが、なかなか実行できる方は多くはないでしょう。

また、積極的に1人予約を受け入れてくれるコースはまだそう多くはありません。こうしたことが、ゴルフを「受動的」にさせてしまうのです。

それに対して、コースのメンバーになると状況が変わります。ゴルフ場はいつでもメンバーの来場をお迎えする義務がありますので、1人予約でも全く問題ありません。ゴルフ場が「良きに計らって」セッティングしてくれます。

また、ゴルフ場で開催するメンバー競技会(月例等)に参加する場合は各々が1人でエントリーしますので、1人であることを気にする必要もありません。

このように、ゴルフへの参加が今まで以上に身近な行動になります。簡単にいうと、1人でゴルフができるようになるのです。「ラウンドしたいなぁ」と思ったら、出来てしまうのがメンバーの強みでしょう。

競技としてのゴルフを楽しめる

Chitimacha Louisiana Open - Final Round

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もうひとつ大きなメリットは、「競技」としてゴルフを楽しめるという事です。

ゴルフ会員権の購入を検討している方は、それなりにゴルフを真剣に取り組んでいるゴルファーだと思います。そうした方に是非競技ゴルフをおすすめしたいのです。

ルールに則ったゴルフは競技ならではの緊張感が味わえ、普段のゴルフとは別の楽しさがあります。キャディの経験上申し上げると、プライベートラウンドでルールに順守したプレーをされる方はほとんどいらっしゃいません。

もちろん「ルールは理解しているけれども、今日はプライベートだから周りに合わせて」という方もいらっしゃいますが、多くはルール自体をよく理解していないのです。ゴルフの楽しみ方は人それぞれですのでプライベートで楽しむゴルフはどんなスタイルでも良いと思いますが、競技ゴルフを知ることで広がる世界があります。

また、メンバーコースで一定回数のラウンドをこなせば、公式ハンディキャップを取得できます。ゴルフ場が開催するメンバー競技会はそうした環境を作ってくれますので、これもメンバーならではの特権といえるでしょう。さらにそこから、会社でも学生時代の繋がりでもない「ゴルフ仲間」の関係を築くこともできます。

ホームコースを持つことは、あなたのゴルフ人生に大きく変化をもたらすかもしれませんよ。格式ばったゴルフは好まないという方は別ですが、競技ゴルフに魅力を感じているなら、ゴルフ会員権は検討の価値ありです。

※ゴルフ場によって活発にクラブ競技を行っているコースと、そうではないコースがありますので、事前に確認することをおすすめします。

おわりに

PGA Assistants Championship North Qualifier - Hesketh Golf Club

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ゴルフ会員権を持つメンバーにはまだまだ特典があります。予約の取りにくい土・日曜日にもメンバー枠を確保しているので、人気のコースでも直前までプレーが可能であったり、さらには様々な付帯施設の割引をしてくれたりします。

しかし価格が下がったといっても、ゴルフ会員権の価格はスポーツクラブなどの入会金と比べるとまだまだ高額になります。金額面だけを考えるなら、ビジターで色々なゴルフ場でのプレーを楽しむ方が気楽かもしれません。

あなたにとって、何が一番メリットになりますか?

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