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キャディが「ファー!」と叫ぶと文句を言う!困ったゴルファーはどんなひと?

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キャディをしていると、たまにですが困ったプレーヤーに出くわすことがあります。こちらが我慢して済むものであれば構わないのですが、どうしてもそれでは解決しない時もあるのです。

その中のひとつに、キャディが「ファー!」と叫ぶのを拒むプレーヤーがいらっしゃいます。

「言っている意味が分からないよ」と思う方もいらっしゃると思いますが、これは意外と一定数の割合でいらっしゃいます。つまりキャディが、プレーヤーのショットをみて、「これは隣のホールに行ってしまう」と判断した時に「ファー」と叫ぶのを、

「なんでファーなんか言うんだ!」
「そんなに酷いところまで行ってないよ!」
「何でもかんでもファーって言わなくてもいいよ」

と否定するのです。これはとても困ってしまいます。こちらも仕事ですから。

もちろん「危険だ」という判断はその人次第ですから多少のズレはあるかと思います。しかし、そのコースにいるキャディが判断して叫んでいるのですから、そこは素直に従ってほしいのです。(一緒に叫んでくれれば、なお良しですが)

ごくまれにプレーヤーのドライバーショットを斜め後ろから見ていて、もの凄く右に出たと思い、急いで「ファー!」と叫んだら、鋭くフックしてボールがフェアウェイに、なんてこともあります。

この場合、恥ずかしい思いをするのはキャディの方ですが、笑い話で済むお話です。しかし、逆のケースではそういう訳にはいきません。

「ファー」は隣のホールや前方のプレーヤーに危険を知らせるためのものです。もし、大丈夫だろうと思って「ファー」を言わないまま、誰かにボールが当たってしまったら、とんでもないトラブルになりかねません。キャディは何度もそうしたトラブルや事故未遂を経験し、ボールの行方にはナーバスになっています。

確かにプレーヤーよりキャディは「ファーを言うべきだ」とジャッジする回数が多いかもしれませんが、それは仕事ですから仕方がありません。ついミスショットをした恥ずかしさから、口にしてしまっているのかも知れませんが、これを言われてしまうと、キャディの方は「はぁ?」としらけてしまいます。

「ファー」を嫌がる人は、どんなひと?

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では、どんなゴルファーがキャディの「ファー」を嫌がるのか考えてみました。

①ゴルフ経験が長い
②同伴プレーヤーの中で一番上手い
③ゴルフの知識が豊富
④後輩へのゴルフのアドバイスをするなど、面倒見が良い

今までのプレーヤーを思い返してみると、このようなタイプになりました。非常に模範的なゴルファーですよね。

実際、こうしたタイプの方が「ファ―」に過剰反応します。通常は態度が悪い訳でもなく、いたって良いプレーヤーです。

しかし自分に自信があるからこそ、自分のショットに対して思いがけず「ファー」と言われることで自分が否定されたような気分になり、拒否反応がとっさに出てしまうのかも知れません。

おわりに

British Mid Amateur Championships

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ゴルフ経験が長くなると、自分では気づかないうちに自分以外の判断を受け入れなくなってしまうことがあります。これは「ファー」の言葉だけではなく、ゴルフマナーや、プレースタイルにも言えることかもしれません。

予期しない「ファー」に対して、あなたは素直に受け止められますか?

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