《美人が飛ばす!飛距離が自慢の女子ゴルファー 美人ランキング》
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《美人が飛ばす!飛距離が自慢の女子ゴルファー 美人ランキング》

ゴルフで1番の見せ場でもあるドライバーショット。真っ直ぐにもっと遠くへ飛ばしてみたいと思いますよね。女子プロゴルファーのスイングはしなやかで、男性も参考にしたいスイングです。男性のように筋力やパワーがなくても飛距離は出ます。
2018年ドライバー平均飛距離ランキング20位以内の選手の中から、美人女子プロゴルファーを美人ランキングにしてみました。
※美人ランキングと平均飛距離ランキングは関係ありません。

1.飛ばす美人ゴルファー第5位 原英莉花

第5位は、今年2月に20歳になった新人プロゴルファー原英莉花(はらえりか)さんです。英莉花さんは、身長173cmという長身で美脚。モデルのようなスタイルで8頭身美人。とても可愛いと注目されている選手です。LPGA2018年ドライバー平均飛距離は第5位。250.90ヤードを誇ります。

原英莉花さんは2018年のプロテストで合格した黄金世代の1人。2019年4月19日〜21日に行われたKKT杯バンテリンレディスオープンで、通算5アンダー4位タイという素晴らしい成績を残しました。5月のほけんの窓口レディースではベストスマイル賞3位、ベストドレッサー賞3位、ツアールーキー賞の3冠を受賞しました。これは毎年、ギャラリーの投票によって決まる賞です。

尾崎将司さんの愛弟子として、また黄金世代の1人として大きなプレシャーもあるでしょうが、英莉花強いメンタルが備わっています。今年20歳を迎え、師匠と日本酒や焼酎を酌み交わしたそうです。数杯でほろ酔いになって、歌を歌ったという英莉花さん。こんなエピソードも愛弟子ならでは。

原英莉花さんはしっかりと自分のプレーを振り返って、次へと繋げることができる。いつも笑顔の素敵な選手です。

1-1.原英莉花 ゴルフの経歴

原英莉花さんがゴルフを始めたのは10歳の頃。母親の勧めでゴルフを始めました。幼い頃、外で遊ぶようなタイプではなかったので、あまりスポーツが得意ではなかったのだそう。とても活発でスポーツ万能なイメージがありますが、少し意外です。兄と弟はテニスが得意でしたが、彼女自身は球技が苦手。ラケットに当たらず悔しい思いをした経験があります。でもゴルフだけは違って、最初の1打目からヒット。周囲に褒められたことがとても嬉しかったので、プロゴルファーになろうと決めたそう。実は球技のセンスの持ち主だったのかもしれませんね。

「私が100くらいのスコアなのに、スチールシャフトでバンバン飛ばして80台で回る子がいて、私ももっと飛ばしたい!と思うようになり、練習に励んできました」
と話しています。彼女が飛ばせるようになった原点がここにありました。

原英莉花さんは、湘南学院高等学校に進学。そして、2015年に尊敬しているジャンボ尾崎こと尾崎将司さんに弟子入りして、ゴルフの技術を磨きます。

2015年神奈川県ジュニアゴルフ選手権2位、2016年の同大会で優勝など、ジュニア時代から活躍を魅せて、2017年のプロテストに挑みますが不合格。TP単年登録して2018年シーズンに挑みます。ここから英莉花さんが本当の実力を発揮することになります。

2018年3月には、ステップアップツアーラシンク・ニンジニア/RKBレディース、日医工女子オープンで2勝すると、2018年のプロテストで見事に合格を果たしました。2018年のプロテストには、すでにツアーで活躍していた勝みなみさんらも合格。黄金世代と呼ばれています。英莉花さんも逸材が勢ぞろいした黄金時代の1人です。
2018年レギュラーツアーでは、25試合に出場。NEC軽井沢72やニトリレディスなど5度のトップ10入りを果たすなどの活躍を魅せ、年間獲得賞金ランキングは38位。2019年度のシード権を獲得しました。そして12月に行われた新人戦加賀電子カップでは見事に優勝を果たしました。新人戦は一度しか参戦できません。英莉花さんにとって貴重な1勝となりました。

2019年には、日本通運と所属契約を交わし、
「開幕戦から全力で、まずはレギュラーツアー初優勝を目指します」
とコメントしました。

実は、師匠の尾崎将司さんからは、一度も褒められたことがないという英莉花さん。以前は「お姉ちゃん」と呼ばれていましたが、今では「英莉花」と名前で呼ばれるようになったそうです。これも師匠から弟子と認められた証なのかもしれません。実力が認められたと言うことでしょう。
原英莉花さん、ツアー屈指の飛ばし屋美人ゴルファーとして存在感を発揮しています。

1-2.原英莉花 スイング

原英莉花さんの武器は、ダイナミックで豪快なドライバーショット。師匠から「飛距離にこだわれ!」「常に振れ!フルスイングの中で方向性を作れ!」と言われているそうです。
彼女のゴルフスタイルは攻めの姿勢ですが、スイングにも一切隙がない。
原英莉花さんのスイングを、辻村明志さんが分析しました。
英莉花さんのスイングはまず姿勢がとても綺麗。アドレスからフィニッシュまで姿勢がほとんど崩れないところが特徴です。背が高い女子ゴルファーは手足の長さから軸がブレてしまうことが多く見受けられますが、英莉花さんは、173センチという長身ながら、ほとんど軸が傾いていません。
彼女のダイナミックで飛ばすことができる、力強いスイングの一番の特徴と言っても良さそうです。
グリップは癖がなく豪快なスイングの理想とされる、左手は少しウィークで、右手はスクエア。そしてテークバックからバックスイングまで両手の長さが変わらないこと。
両肩と腕で作る三角形が崩れないことで大きなパワーを溜めています。
英莉花さんのトップスイングを見ると、肩は十分に回っているのに腰は半分。そして膝はほとんど動いていません。一番小さい部分にはパワーが溜まるので、下から徐々に動かすことでパワーがスイングを加速されるのだそうです。
そしてトップスイングでのクラブと腕の角度が、ダウンスイングの中盤まで保たれています。手元が腰の高さにあってもクラブと腕の角度が変わりません。こうすることで”ため”ができるのだそう。ダウンスイングでは手元を身体の距離が近く、なるべくクラブが下りてくる時間を長くして、インパクトの瞬間に一気に解放するのです。
この時のクラブヘッドが描く、ダウンでは小さくフォローでは大きくという円軌道こそが、最大限のにパワーを発揮できるポイントとなります。

理想的なスイングの持ち主です。完成度の高いスイングだと辻村さんは言っています。
彼女の飛距離の秘密は、このスイングにありました。

1-3.原英莉花 目標

2018年は、ステップアップツアーで2勝を挙げ、新人戦加賀電子カップで優勝。2018年の賞金ランキングは35位でした。

2019年の目標はまずレギュラーツアー1勝することを掲げています。
師匠の尾崎将司さんから、
「1勝目はまぐれみたいなもの。2勝目は1勝目から早く挙げないと運が逃げてしまって、自分に流れが回ってこないからそこを大事にしろ」
と言われているそうです。尾崎将司さんの愛弟子と言うことで、大きなプレッシャーも感じていると思います。オフには体力強化のためにトレーニングを実践して、2019年シーズンに挑んでいます。
いつも笑顔が印象的な英莉花さんですが、喜怒哀楽が激しい性格なのだそう。
いいプレーができた時は全力で喜び、悪いプレーが出てしまった時は、3秒だけ悔しがるというルールを決めて、気持ちの切り替えをとても大事にしています。深呼吸をしたり、ジャンプをしたり、朝聴いていた音楽を口ずさんだりして気持ちを切り替えているそうです。

英莉花さんの座右の銘は、
石の上にも三年。
一度プロテストに失敗しましたが、決して諦めることなく、尾崎将司さんの愛弟子として努力を続ける原英莉花さん。自分の長所と短所をしっかりと理解して、ツアー1勝目を目指して、レギュラーツアー初優勝と賞金女王を狙います。
ジャンボ軍団の一員の原英莉花さん。飛距離と素敵な笑顔が彼女を勝利へと導くことでしょう。これからの活躍に注目です。

1-4.原英莉花 プロフィール

原英莉花(Erika Hara)
生年月日 1999年2月15日(20歳)
身長 173cm
体重 58kg
血液型 O型
プロ転向 2018年
出身地 横浜市
出身校 湘南学院高等学校
所属 日本通運
趣味 音楽鑑賞、カラオケ
得意クラブ ウェッジ

1-5.原英莉花 主な成績

2018年
NOBUTA GROUP マスターズゴルフトーナメント 4位タイ
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 5位タイ
ニトリレディスゴルフトーナメント 3位タイ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 7位タイ
サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント 7位タイ
LPGA新人戦 加賀電子カップ 優勝※
ラシンク・ニンジニア/RKBレディース 優勝※ ステップアップツアー
日医工女子オープン 優勝※ ステップアップツアー

<h2>1-6.原英莉花 クラブセッティング
※2019年ダイキンオーキッドレディス
ドライバー 
ミズノプロ モバイル-Eドライバー(8.5度)
セブンドリーマーズプロトタイプ

FW&UT
ミズノプロ フェアウェイウッド(3番15度)
ミズノプロユーティリティー(3番19度)

アイアン
ミズノプロ918アイアン(5番~PW)

ウェッジ
マスダゴルフ ジャンボウェッジ

パター
マスダゴルフ ジャンボウェッジ

ボール
ツアーBXボール

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際の使用ギアとは異なる場合があります。

2.飛ばす美人ゴルファー第4位 松田鈴英

第4位は、笑顔が可愛い松田鈴英(まつだれい)さんです。モデル並みのスタイルで、笑顔が可愛いと人気上昇中の選手です。
鈴英さんの2018年LPGAドライバー平均飛距離は、第8位248.01ヤード。これからまだまだ伸びていきそうです。2019年1月、日本オリンピック委員会(JOC)は、2020年の東京オリンピックに向けて2019年度ゴルフ競技強化指定選手男女8名ずつ、16名の選手を発表しました。女子では畑岡奈紗さんや鈴木愛さんなどに加えて、松田鈴英さんも認定されました。

鈴英さんは2017年、2度目のプロテストでトップ通過を果たした実力の持ち主です。2017年のプロテストはアマチュアから活躍した勝みなみさんや新垣比菜さんなどの実力者が受験した1年でした。その中で、ライバルに勝ち、一生に一度しか味わえないプロテストトップ合格は、彼女の自信にも繋がったことでしょう。

松田鈴英さんは、ほんわりとした優しい笑顔が印象的で、努力を惜しまない選手です。

2-1.松田鈴英 ゴルフの経歴

松田鈴英さんは、父親と姉の影響で10歳からゴルフを始めました。
最初はゴルフが面白いとは思えなかったという鈴英さんですが、姉の唯里さんがゴルフを始めるというので、本格的にゴルフを始めることになりました。負けず嫌いな性格なのかもしれません。
全国小学生ゴルフ選手権春季大会で2位、中学時代にも全国全国大会で上位の成績を残すなどの活躍を魅せ、ゴルフの実力を発揮。14歳で日本女子オープンにアマチュアで出場。結果は予選落ちでしたが、存在感を魅せつけました。

鈴英さんは、ゴルフに打ち込むために、地元を離れて福井工業大学福井高等学校に進学します。ですが、高校時代には目立った成績を残せないまま卒業。卒業後は、地元に戻って、日野ゴルフ倶楽部でアルバイトをしながら、プロを目指してレッスンに励み、2016年のプロテストに挑みました。最終ステージまでは進んだものの53位で不合格となってしまいます。プロを目指してさらにレッスンに励み、2017年の2度目のプロテストに再挑戦します。4日間通算11アンダー、トップタイという素晴らしい成績で合格を果たしました。
合格を果たした翌週meijiカップからレギュラーツアーの出場権を得て、
「えっ来週からですか。来週はゴルフ倶楽部でキャディのバイトが入っていたんだけど、どうしよう」
そんなコメントも。これも彼女らしい一面です。

実は、トップで通過したことに一番驚いたのは鈴英さん本人なのだとか。12月に行われた新人戦加賀電子カップでは2位という成績でファンの声援に応えてくれました。

2018年シーズン前半戦は少し不調かと思われましたが、6月のニチレイレディスで4位でフィニッシュ。すると、3試合連続でトップ5入りするなどの活躍を魅せて、11月の大王製紙エリエールオープンでは2位という好成績を残してシーズンを終えました。シード権も獲得。2019年シーズンは開幕戦ダイキンオーキッド5位タイ。11試合中4試合でトップ10入り。好調の波は続いています。

アルバイトをしながらプロを目指し、努力を惜しむことなくプロゴルファーになりたいという夢をかなえた鈴英さん。これからも素晴らしいプレーと笑顔でファンの声援に応えてくれるでしょう。

2-2.松田鈴英 スイング

松田鈴英さんがスイングで気をつけていることを教えてくれました。

ボールが曲がってしまう時は、スイング軸を意識するようにしているそうです。曲がってしまう時は、トップで状態が伸び上がってしまい、頭が左に倒れています。アウトサイドイン軌道になって、左へ引っかけてしまう原因です。
この軌道が出ないように、しっかりと右の股関節に上体を乗せるように気をつけています。右腰が流れてスエーしてしまいます。お腹もしっかりと右に向いていないことがあり、上下の捻れが作れていないケースが多いそう。

鈴英さんは、このスイング軸を一定に保つために、お腹をしっかりと左右に回すことを意識しています。お腹の位置はトップで右に、フォローで左に。これで上体の捻れが作れると思います。

あとは下半身リード。左腰を切るように下半身なら切り返すことを意識しています。空手の正拳突きをするイメージで、右手を出すと左腰が切れ上がる感じになると思います。これで右手を下に出していくと、左腰が切れ上がる感じになると思います。この動きができれば、自然に左股関節に体重を乗せることができるので、左サイドの壁を作ることができるようになります。
ゴルフと空手はまったく違う競技ですが、空手のイメージが鈴英さんのスイングに繋がっていました。

空手のように左拳を出して右手を引いたのがトップの状態で、右拳を出して左手を引いたのがインパクトの状態になります。このイメージでトップの時に右股関節に、インパクトの時に左股関節に乗ることができると思います。
鈴英さんはこのイメージと感覚をとても大切にしています。
インパクトの際は、しっかり左足で体重を支えることが大切です。左足の外側に体重がかかって左足がめくれてしまうと、左膝が割れてしまうので注意してください。

以前は横振りのイメージでスイングしていました。クラブが寝てしまい、ダフりなどのミスに繋がっていました。それを縦振りのイメージに変更。少し左へ打ち出していくようスイングを改造しました。フェースは返さずに左へ振り抜くことができるようになり、以前より安心して打てるようになったそうです。
フェードの方が長くボールを押せるので、安心して飛距離が出せるようになりました。

飛距離を生み出しているのが、バックスイングの動き。バックスイングでしっかりと右の股関節に乗ってパワーを溜めて、腕とクラブを高い位置に上げて筋肉を斜めに捻ること。全身の筋肉を使うことで飛ばすためのエネルギーを蓄えています。
ポイントは、インパクトまで頭の位置が変わらないこと。しっかりとした強い体幹で、回転を使って遠くまで飛ばすことができています。

2-3.松田鈴英 目標

松田鈴英さんが目標とする選手はイ・ボミさんです。
「スタイルもファッションも完璧だし、もちろんプレーも最高です。でも一番すごいと思うところはファンへの神対応です。常に笑顔で対応していて、自分の調子が悪い時もそれがまったく出ないので本当にすごいと思います」

憧れのイ・ボミさんの影響からなのか、韓国の化粧品が好きなのだそうです。日焼けなども気にする普通の女の子。鈴英さんはとても肌が綺麗です。これも大好きな韓国のコスメの恩恵かもしれませんね。美人ゴルファーは日焼け対策も万全で試合に挑んでいます。

2018年シーズンはトップ5入りが6回、優勝まであと一歩のところまで迫った試合もありました。賞金女王ランキングは11位。2019年シーズン、鈴英さんの初優勝の日も近いのではないでしょうか。

2019年の目標はまず初優勝することです。
彼女の武器はドライバーと正確なアイアンショット。得意なドライバーで少し曲がっても、アイアンでカバーする技術があります。

鈴英さんの座右の銘は、
「どんなにスコアが悪くても笑顔でプレーすること」
笑顔の裏には、真の強さがある選手だと思います。

松田鈴英さん、東京オリンピック出場も視野に入れて、これからも躍進を続けていくことでしょう。

2-4.松田鈴英 プロフィール

松田鈴英(Rei Matsuda)
生年月日 1998年1月24日(21歳)
身長 165cm
体重 54kg
血液型 B型
プロ転向 2017年 
出身地 滋賀県
出身校 福井工業大学付属福井高等学校(福井県)

2-5.松田鈴英 主な成績(10位以内)

2019年
パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 10位タイ
Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 4位タイ
第32回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 5位タイ

2018年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 8位タイ
大王製紙エリエールレディスオープン 2位
伊藤園レディスゴルフトーナメント 10位タイ
樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 3位タイ
NOBUTA GROUPマスターズGCレディース 4位タイ
富士通レディース 3位タイ
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 7位タイ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 3位
アース・モンダミンカップ 8位タイ
ニチレイレディス 4位

2017年
LPGA 加賀電子カップ 2位

2-6.松田鈴英 クラブセッティング

※2019年ダイキンオーキッドレディス
ドライバー 
J815ドライバー スピーダーエボリューション5-569(硬さS)

FW&UT
ツアーB JGR フェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
ツアーB JGR HY(4番22度)

アイアン
ツアーB X-CB アイアン(5番~PW)

ウェッジ
ツアーB XW-Bウェッジ(50度、52度、58度)

パター
オー・ワークス パター Rライン

ボール
ツアーBX ボール

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際の使用ギアとは異なる場合があります。

3.飛ばす美人ゴルファー第3位 上田桃子

第3位は、大人綺麗な上田桃子さんです。現在の女子ゴルフ人気の立役者と言っても過言ではないでしょう。ゴルフに興味がなくても、上田桃子という名前は聞いたことがあると思います。2019年3月に行われたTポイント×ENEOSゴルフトーナメントでは優勝。他の試合でも上位に食い込むなどの活躍を魅せています。

上田桃子さんの得意なクラブはドライバーです。2018年ドライバー平均飛距離は18位243.68ヤードでした。
18位ですが、明るく飾らない性格で美人。若手の選手が活躍する中で、これからも頑張ってほしいと思う。個人的に大好きな選手なので、第3位に選びました。

上田桃子さんは、2005年のプロテストに合格。2007年には賞金女王にも輝き、テレビ番組などにも出演したことで、ゴルフが身近なスポーツだと感じたファンも多いと思います。

プロ14年目を迎える上田桃子さんは、2017年に、プレーの強さと内面・外面の美しさを兼ね揃えた選手に贈られるアワード「LPGA SHISEIDO Beauty of the Year」を受賞しました。桃子さん本人は「え?私?」という感想だったとか。
2017年は3季ぶりとなる優勝を果たしてベテランの強さを発揮。その一方で紫外線や寒暖さなど過酷な環境下でも、キメの整った健やかな肌を保つなど美しさへの高さが評価されました。また出身地でもある熊本への復興支援など、地域社会との絆づくりを遭進する姿に内面からのあふれる美しさが感じられたことが受賞の理由です。
この受賞は、プロゴルファーの大前提でもある強さも評価の基準で実力があるからこそ。

黄金世代など、若い選手が活躍を魅せる中、今年33歳を迎え、外見も内面も美しいと認められた上田桃子さん。更に強く美しく、素晴らしいプレーを魅せてほしい選手です。

3-1.上田桃子 ゴルフの経歴

上田桃子さんは9歳でゴルフを始め、翌年に坂田信弘さん主催の坂田ジュニアゴルフ塾に入門してゴルフの技術を学びました。中学時代には熊日トーナメントジュニア女子の部で大会2連覇を達成。東海大学付属第二高等学校に進学。九州女子アマチュアで2位という成績を残しています。元々スポーツ万能だった桃子さんにはゴルフのセンスが備わっていました。
高校を卒業すると、ティーチングプロの江連忠さんの指導を受けるため、神戸に移住。

2005年のプロテストで3位で一発で合格を果たし、新人戦加賀電子カップで優勝。2006年はツアー初参戦にも関わらず、34試合で11回のトップ10入り。いきなり賞金ランキング13位と頭角を現し、注目の選手となりました。2007年4月のライフカードレディスでは初日から首位を守る完全優勝でツアー初優勝。年間5勝をマークして、21歳156日の史上最年少で賞金女王に輝きました。2008年からミズノクラシックを制したことで獲得した米国ツアーにも参戦して、米国にも活躍の場を広げました。米国ツアーでは優勝は果たせなかったものの、日本ツアーでは13試合で2勝してシード権を獲得。
2011年には再びミズノクラシックを制して、米国ツアーシード権を獲得。ところが2012年には日本のシード権を喪失してしまいます。米国ツアーに専念することとなったのですが、2013年には賞金ランキング88位と米国ツアーのシード権も喪失してしまいます。
ここから上田桃子さんが本当の実力を発揮。2013年の大王製紙エリエールレディスで3位タイとなり、賞金550万円を獲得。日本ツアー賞金ランキング48位となり、シード圏内に滑り込みます。

7年ぶりに日本ツアーが主戦場となった2014年。辻村明志さんとコンビを組んで、年間2勝を挙げました。2015年は年間5勝の目標を掲げたものの未勝利。2016年も未勝利。2017年、地元熊本で行われたKKT杯バンテリンレディスで3年ぶりの優勝のチャンスが訪れたのですが、プレーオフで西山ゆかりさんに敗戦。熊本地震があった地元被災地のファンに向けてメッセージを送るためにもどうしても勝ちたかった試合だけに、敗戦には涙を流しました。
ですが、チャンスは再び訪れます。中京テレビ・ブリヂストンレディスを含む2勝を挙げて、桃子さんの存在感を魅せつけます。中京テレビ・ブリヂストンレディス優勝の際、
「今年勝てなかったら、辞めようと思っていました」
とコメント。優勝から遠のいていた2年間がとても苦しく、引退を覚悟して挑んだ年だったことを明かしました。2018年は未勝利で終わってしまいましたが、8試合でトップ10入り。2019年Tポイント×ENEOSで2季ぶりの優勝を挙げて、ベテランの維持を魅せてくれました。

実は、この2019年のTポイント×ENEOSの前夜には突然、右手中指の痛みを感じていました。痛みに耐え切れず、目を覚ましたのだそうです。朝になっても原因不明の痛みは変わらず、熱を帯びて鍼治療をして会場に向かいました。棄権も頭をよぎったほど。ですが、母から「最善を尽くそう」と言葉を欠けられて出場することを決意。最終日2位からスタートして、大逆転で勝利を手に入れたのです。

この日は、まさかの1日だったそうです。
「痛みがあった指をグリップから離して、指が1本ないと思って打ちました。下半身で打つ。プロになってから意識してきたことが活きました。不安だったけど、右手がなくてもいけるんだと思った試合でした」
とコメントを残しました。高い技術とたくさんの経験が生かされた優勝です。

日本オリンピック委員会(JOC)は、2019年度ゴルフ競技強化選手として男女8名ずつ、16名の選手を認定したことを発表しました。男女別に設けられた選考基準を満たして、申請があった中から男女上位8名が選出されました。上田桃子さんも選出されました。
2020年の東京オリンピックも視野に入れて、更に活躍を魅せてほしいです。

3-3.上田桃子 スイング

上田桃子さんの得意なクラブはドライバーです。彼女のスイングをプロゴルファーの中村修さんが分析しました。

上田桃子さんのスイングでアマチュアも参考にしてほしいのは、トップからフォローの瞬間まで前傾の角度をキープしている点です。アドレス時の前傾角度がしっかりとキープされているので、インパクトの瞬間に身体が伸びきってしまうことがありません。こうすることでボールに最大限のパワーを伝えることができるようになります。現在のクラブは大きく、長く、軽くなっているので、安定して使うためには、この前傾角度をキープすることが必須のスキルになると言っています。

ダウンスイングで体の右側を伸ばさないように意識をして素振りをしてみてください。こうすることで、下半身を穏やかにかつしっかりと押し込む感覚が掴めると思います。結果的に前傾をキープすることに繋がります。

このスイングがあって、Tポイント×ENEOSで指の違和感を感じながらも優勝することができました。アマチュアもマネをしてみたい下半身リードのスイングです。

3-3.上田桃子 目標

上田桃子さんは、2018年の中京テレビ・ブリヂストンレディスで7位、リゾートトラスト レディス3位タイ、ヨネックスレディス2位タイ。3試合連続でトップ10入りを果たしながら、宮里藍サントリーレディスでスコア誤記による失格となったことがありました。

2018年は1度も優勝できなくて悔しい1年でした。2017年は2勝を挙げる活躍を魅せただけに、あたそれ以上に自分がどこへ向かいたいのは見失い、充実感が得られない苦しい1年だったそうです。勝てなければ、引退も覚悟したほどです。

以前は、これをやって頑張ろうと決めると、その事だけに集中できてら一心不乱に集中していました。
でも達成できた時「じゃ次は?」という気持ちになってしまい、先が見えなくなったのだそうです。

米国を主戦場にしていた2008年からの6年間で、自分の長所と短所は把握しているつもりでいましたが、2018年はもっと視野を広げたい、もっと向上したい、そう欲張る気持ちが強くなって、失敗の1年だったと振り返っています。

そんな上田桃子さんが変わったのは、王貞治さんを育てた荒川博さんと出会いでした。

「荒川博さんとの出会いは、ゴルフだけではなく人生においてもベースになっているものだと思います。2017年は結果を出すことができたのに、2018年はまったく結果が出なかった。姿勢やスイングを変えたのに、逆に成績が落ちたことで、大丈夫かなと疑う気持ちかありました」

でも上田桃子さんの可能性を信じた荒川博さんは、
「いや大丈夫だ」
「ダメなのは変化している証拠。焦らずにやることをやっていれば必ず良くなる」
と言い続けたそうです。

「当時86歳だった荒川さんは情熱的に、命を懸けて教えてくださいました。荒川先生は、2016年の終わりに亡くなりましたが、今も試合中に先生の携帯電話の着信音が聞こえることがあるんです。しかも調子が落ちている時に必ず着信音が鳴ります。先生はまだいるんだなと感じでいます」

鳴るはずのない着信音。桃子さんが落ちている時に、天国から大丈夫というエールを送っているのでしょう。

「人にできないことをする時は、まずホラを吹け」と教えられたそうです。人から笑われるくらい目標は高く持つべき。可能性は信じた人にしかない。笑われるくらい高い目標が実現できた時に”ホラ”が”ほらね”になる」
荒川博さんはそう教えてくれたそうです。

上田桃子さんは、荒川博さんの最後の教え子ということになります。
「そうやって先生から教わったことを自分のゴルフ生活や人生につなげていければ、人とは違うゴルファー像を見せていけるんじゃないかなと思っています」
荒川博さんとの出会いが、桃子さんのゴルフを変えて人生まで変えているのです。

目標は人から笑われるくらい高く持って、ホラをつく。ホラと思われるくらい大きな目標に向かって努力する。実現できた時には、ほらねと笑うことができる。
とてもいい話しだと思いませんか。

引退も考えたことがある上田桃子さん。ベテランの維持を魅せて、これからも活躍の場を広げてほしいと思います。多くのファンが期待しています。

3-4.上田桃子 プロフィール

上田桃子(Momoko Ueda)
生年月日 1986年6月15日(32歳)
身長 161cm
体重 54kg
血液型 A型
プロ転向 2005年
出身地 熊本県
出身校 東海大学付属第二高等学校

<h2>3-5.上田桃子 クラブセッティング

※2019年Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント最終日
ドライバー
GBBエピックスタードライバー(9.5度)

FW&UT
X HOT PRO フェアウェイウッド(3番15度、5番19度)
816 H1 ユーティリティー(23度、27度)

アイアン
APEX アイアン(2016年モデル)(6番~PW)

ウェッジ
X フォージド ウェッジ ミルキークロム(50度、54度)
マックダディ フォージド ウェッジ(ミルキークロムメッキ仕上げ)(60度)

パター
ホワイト・ライズ iX #1SH

ボール
クロムソフト Xボール

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際の使用ギアとは異なる場合があります。

3-6.上田桃子 主な成績(10位以内)

2019年
KKT杯バンテリンレディスオープン 8位タイ
Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 優勝※
ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ 6位タイ

2018年
TOTOジャパンクラシック 2位タイ
大東建託・いい部屋ネットレディス 8位タイ
センチュリー21レディスゴルフトーナメント 7位タイ
ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2位タイ
リゾートトラストレディス 3位タイ
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 7位
フジサンケイレディスクラシック 3位タイ
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 10位タイ

2017年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 7位タイ
大王製紙エリエールレディスオープン 5位
伊藤園レディスゴルフトーナメント 3位タイ
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 優勝※
スタンレーレディスゴルフトーナメント 4位タイ
日本女子オープンゴルフ選手権競技 9位タイ
ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 5位タイ
サマンサタバサ ガールズコレクション ・レディースゴルフトーナメント 5位タイ
ニチレイレディス 9位タイ
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 優勝※
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 5位
KKT杯バンテリンレディスオープン 2位
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 6位タイ
Tポイントレディスゴルフトーナメント 5位タイ
ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ 9位タイ

2016年
マンシングウェアレディース東海クラシック 10位タイ
ニチレイレディス 7位タイ
ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2位
スタジオアリス女子オープン 10位
ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ 7位タイ

2015年
大王製紙・エリエールレディスオープン 4位
マンシングウェアレディース東海クラシック 8位タイ
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 2位タイ
ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 4位
CAT Ladies 2位タイ
大東建託・いい部屋ネットレディス 7位タイ
アース・モンダミンカップ 4位タイ
サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 5位タイ
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン  3位タイ
ほけんの窓口レディース 4位タイ
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2位
KKT杯バンテリンレディスオープン 4位タイ
スタジオアリス女子オープン 9位タイ
Tポイントレディスゴルフトーナメント 3位タイ
ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ 8位タイ
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 8位タイ

2014年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 7位タイ
伊藤園レディスゴルフトーナメント 3位
樋口久子 森永レディス 優勝※
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3位
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 7位タイ
CAT Ladies 優勝※
センチュリー21レディスゴルフトーナメント 9位タイ
ニチレイレディス 5位タイ
サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3位
ほけんの窓口レディース 9位タイ

2013年
大王製紙エリエールレディスオープン 3位タイ
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3位タイ
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 4位タイ

2012年
伊藤園レディスゴルフトーナメント 6位タイ

2011年
伊藤園レディスゴルフトーナメント 3位タイ
ミズノクラシック 優勝※
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 7位タイ
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 4位タイ
サイバーエージェンシー レディスゴルフトーナメント 6位
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 7位タイ

2010年
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 4位タイ
マンシングウェアレディース東海クラシック 4位タイ
西陣レディスクラシック 4位タイ

2009年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 6位タイ
大王製紙エリエールレディスオープン 5位タイ
ミズノクラシック 9位タイ
日本女子オープンゴルフ選手権競技 10位タイ
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2位
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 5位
アクサレディスゴルフトーナメント 優勝※
ライフカードレディスゴルフトーナメント 9位タイ

2008年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 7位タイ
大王製紙エリエールレディスオープン 4位タイ
日本女子オープンゴルフ選手権競技 9位タイ
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 優勝※
マンシングウェアレディース東海クラシック 2位タイ
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 4位タイ
We Love KOBE サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 優勝※
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 5位タイ

2007年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 5位
大王製紙エリエールレディスオープン 優勝※
ミズノクラシック 優勝※
マスターズGCレディース 6位タイ
富士通レディース 2位
SANKYOレディースオープン 2位タイ
日本女子オープンゴルフ選手権競技 6位タイ
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 6位タイ
マンシングウェアレディース東海クラシック 2位タイ
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 4位タイ
ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2位
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 3位タイ
クラシエ フィランソロピー LPGAプレーヤーズ チャンピオンシップ 5位
スタンレーレディスゴルフトーナメント 優勝※
プロミスレディスゴルフトーナメント 2位
ニチレイPGAレディス 6位タイ
We Love KOBE サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 4位タイ
リゾートトラストレディス 優勝※
ヴァーナルレディース 5位タイ
サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント 2位
ライフカードレディスゴルフトーナメント 優勝※
スタジオアリス女子オープン 5位
アコーディア・ゴルフ レディス 6位タイ

2006年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 5位タイ
伊藤園レディスゴルフトーナメント 9位タイ
ミズノクラシック 9位タイ
樋口久子IDC大塚家具レディス 8位タイ
SANKYOレディースオープン 7位タイ
マンシングウェアレディース東海クラシック 4位タイ
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 4位タイ
クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント 3位タイ
フィランソロピー LPGAプレーヤーズ チャンピオンシップ 6位
廣済堂レディスゴルフカップ 10位タイ
サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント 7位タイ

2005年
穴吹工務店レディースカップ 7位タイ(ステップアップツアー)
LPGA新人戦 加賀電子カップ 優勝※

4.飛ばす美人ゴルファー第2位 三浦桃香

飛ばす美人ゴルファー第2位は、三浦桃香さんです。美人で可愛いとツアー屈指の人気を誇る、黄金世代の1人の三浦桃香さん。桃香さんの自慢は、抜群の飛距離と安定したショットです。2018年ドライバー平均飛距離9位 246.66ヤードです。

アイドル系の新人美人ゴルファー三浦桃香さんは、2018年のほけんの窓口レディースで、ベストスマイル賞2位、ベストドレッサー賞3位に入りました。
大会の最終日、ギャラリーの投票で決まるこれらの賞。素敵な笑顔と素敵なファッションだと思われる選手に贈られます。

桃香さんは笑顔が印象的ですが、ドライバーショットはパワフルです。

三浦桃香 ゴルフの経歴

三浦桃香さんは、母・恭子さんの影響で9歳から本格的にゴルフを始めました。
桃香さんは、2010年の宮崎ジュニア、全国小学生トーナメントを制し、九州中学校選手権を制して、地元の九州では圧倒的な実力を発揮します。
高校時代には、2つの大会でベストアマチュア賞を獲得。
2014年、日本女子アマチュア選手権ではベスト4まで進出して話題の選手となりました。
初めて推薦でプロのトーナメントに出場して、無名の桃香さんに温かい応援があって、とても嬉しかった。この時に、この方たちにもっと喜んでほしい。私もプロになりたいと強く願うようになったそう。

実は、2018年のプロテストは直前の交通事故で不合格となってしまいました。事故の影響なのか、2018年の夏から秋にかけて7試合連続で予選落ち。11月のファイナルQTで前半戦の出場権を獲得して、2019年シーズンに挑んでいます。

4-1.三浦桃香 スイング

抜群の飛距離を誇る三浦桃香さんが、ドライバーで飛距離アップするコツを伝授してくれました。桃香さんは、ドライバーもフェアウェイウッドもユーティリティーもすべて同じ払い打ちをしています。打ち込みにいこうという気持ちが強すぎて、ダウンスイングで左側に突っ込んでしまうアマチュアゴルファーに多いのですが、
桃香さんはアドレスする前に、右肩に左手を置いて「動かないで」と意識付けをしているしそうです。桃香さんのこの姿を見ているファンも多いかもしれませんが、こうやって右肩を意識しています。
桃香さんが考える飛距離アップのコツは、インパクトではヘッドでカゴを押すイメージで打つことが大切です。ドライバーのダウンスイングで右側に体重を残して、その体重をぶつけて打つと飛びます。練習場で実際にカゴを置いて、押すというイメージを掴んでみるといいかもしれません。

三浦桃香さんのスイングの基本となっているのはウェッジです。その理由は一番重いクラブだから。クラブの重さを感じて体全体で振ることをいつも心がけています。
スタンス幅は肩幅と同じくらい。少し短めにグリップして、クラブヘッドの重さを感じながらテークバック。そして全体的にゆっくりと振る。これでスイングのリズムを作りやすくなると思います。

クラブの重さの感じ方は、右手の親指と人差し指の力を抜いて、左手中指・薬指、小指をしっかりと握って振ることです。

これでクラブの重さを感じやすくなると思います。左手3本で握って、右手の親指と人差し指は浮かせるイメージでクラブを振ってみてください。

4-2.三浦桃香 目標

三浦桃香さんのLPGAのプロフィールでは、体重52kgと公表していますが、実は2018年は45~46kgで試合に出場していたそうです。体力も落ちてしまったことで、メンタル面でも落ち込んでしまったシーズンでした。食事が喉を通らず、また落ちる。そんな経験をしました。ちなみに、個人差はありますが、身長169cmの標準体重は62kgです。

そこでオフには1日8000kcalを摂取する食トレを行なって、10kgの体重増に成功しました。体重増でプレーの安定感も増して、自信にもつながっています。
「体が一回り大きくなりました。服もパツパツです」
20歳を迎えた女性にとって、10kg増というのは、少し複雑なところかもしれませんが、体力を維持することが優先です。
たくさん食べて、たくさんトレーニングを行って筋肉量も増えたそうです。好きな物は、地元宮崎の味噌を使ったお味噌汁です。試合の日の朝はゆっくりと湯船に浸かって、好きな入浴剤を入れて、音楽を流しながら緊張をほぐしています。そして温かいお味噌汁を飲んで会場へ向かうのが習慣になっています。

三浦桃香さんに自分の強みを聞いてみると、
「何があっても怒らず、イライラせず、穏やかな気分でニコニコとしていられることが、ゴルフでは大きな強みになっていると思います」
と応えています。穏やかな気持ちでいられることは素晴らしいことです。プロではなくても、自分の思ったプレーができない時にイライラしたりしてしまいますよね。それは仕事でも一緒。イライラがつい態度や言葉、表情に表れてしまうこともあります。
いつもニコニコ笑顔でいること。
ゴルフだけではなく、日常生活でも大切なことだと感じました。

「私にとって勝負の1年ですが、結局何があっても焦らず、諦めずコツコツと頑張っていくしかないと思っています」

「こうしてコツコツと練習を積むことが自信にもなって、自信を持ってプレーすれば、きっと成績がついてくると思います。それはスポーツに限らない。周りの友人も目標に受かって頑張っている。そんな友人の姿を見ると、私も頑張るしかないと自分の活力にもなっています」

今年20歳になったばかりの三浦桃香さんは、自分にはまだまだ美学や信念と呼べるものが何もない。どんな女性になりたいのかというビジョンもまだありません。これからやりたいことも決まっていない。だから、今はただゴルフで強くなりたい。この思いでこれからも努力していきます。

プロテスト直前に交通事故に遭ってしまうなど、不運にも見舞われましたが、気持ちは前向きです。2018年を振り返って点数をつけるとしたら60点。体力の配分が難しかったと話しています。
これからもニコニコ笑顔で楽しいプレー、楽しいゴルフをして、たくさん試合に出たいです。目標はレギュラーツアーで初優勝することです。そしてプロテスト合格を目指します。

努力と笑顔を忘れることがない三浦桃香さん。耳にはシャネルのピアスが光り、オシャレにも手を抜きません。趣味はカラオケです。三浦桃香さんのこれからのますますの活躍が期待しています。

4-3.三浦桃香 プロフィール

三浦桃香(Momoka Miura)
生年月日 1999年2月12日(20歳)
身長 169cm
体重 52kg
血液型 A型
出身地 宮城県
出身校 日章学園高等学校(宮崎県)

4-4.三浦桃香 主な成績

2018年
サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント 7位
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 10位タイ

<h2>4-6.三浦桃香 クラブセッティング

※2019年ダイキンオーキッドレディス
ドライバー
エピック フラッシュ サブゼロドライバー(10.5度)

FW&UT
ローグ スター フェアウェイウッド(3番)
キャロウェイ ローグ フェアウェイウッド(5番、7番)

アイアン
X フォージド UT アイアン(24度、27度、30度)
APEX PRO アイアン(2019年モデル)(7番~PW)

ウェッジ
マックダディ フォージド ウェッジ(ミルキークロムメッキ仕上げ)(52度、58度)

パター
オー・ワークス パター Rライン

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際の使用ギアとは異なる場合があります。

5.飛ばす美人ゴルファー第1位 渡邊彩香

飛ばす美人ゴルファー第1位は、渡邊彩香さんです。172cmという長身でスタイルも抜群。彩香さんのウェアはシンプルなものが多いですが、彼女の魅力を最大限に引き出しています。ツアー屈指の飛ばし屋と言われる渡邊彩香さんの2018年ドライバー平均飛距離4位252.11ヤードです。
渡邊彩香さんは、少しクールなイメージもありますが、爽やかな笑顔がとても印象的。シンプルなウェアが彼女の魅力を最大限に引き出しています。

5-1.渡邊彩香 ゴルフの経歴

渡邊彩香さんは父親の影響で9歳からゴルフを始めました。練習場で父親のゴルフを見ているうちに、自分もやってみたいと思うようになったそうです。
2007年、地元の静岡県ジュニアゴルフ選手権で優勝。2008年日本ジュニアゴルフ選手権競技 女子12歳~14歳の部でも優勝を果たし、頭角を現します。その後、埼玉栄高へ進学します。
「中学時代までは自分の思うように結果を出せていたのですが、高校では全国大会で優勝するのが当たり前、そういう人ばかりでとても刺激になりました。その分焦りも出てきてしまい、思い通りのゴルフができず、プロになれないかもしれないと悩んだ時期もありました」
悩んだ時期から脱却でしたのは、2011年、彩香さんが高校3年生の時、全国高等学校ゴルフ選手権大会団体戦制覇に貢献。同校において22年振りとなる団体戦制覇となりました。

この団体優勝が彼女の自信にも繋がって、プロになろうと決意したそうです。

高校卒業後、2012年にプロテストで見事に合格。ファイナルQTで29位に入り、2013年のツアー出場権を獲得しますが、2013年シーズンは終盤まで、シード獲得圏外となかなか結果が出せず苦しみます。でもここから渡邊彩香さんが快進撃が始まります。10月に行われた富士通レディースで2位でフィニッシュ。11月の樋口久子 森永製菓ウイダーレディスでは4位タイ。伊藤園レディスでも7位タイと、11月の2試合で連続トップ10フィニッシュを果たしたのです。これで賞金ランク46位。ツアーフル参戦初年度からシードを獲得しました。

2014年シーズンは開幕戦から好成績。3月のダイキンオーキッドレディス2位タイでフィニッシュ。そして、アクサレディスでツアー初優勝を成し遂げました。1打差を追って迎えた最終18番。彩香さんはチップインイーグルを奪って、大逆転で優勝しました。

ツアーデビューから3年目となった2015年は、地元静岡で行われたヤマハレディースオープン葛城と終盤に行われた樋口久子 Pontaレディスで2勝を挙げて、年間獲得賞金1億円超えを達成。賞金女王の期待も集まります。絶好調の渡邊彩香さん、同年8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントの2日目16番にアルバトロスを達成。なんと6番ではイーグルも達成していました。

アルバトロスとは、そのホールのパーよりも3打少ないスコアを出すことで、ホールインワンより難しいとされています。ダブルイーグルと言った方がわかりやすいかもしれませんね。

アルバトロスとイーグルの両方を、同日に達成したのは2011年の有村智恵さん以来で史上2人目の記録となりました。2341年に1人の確率だそうです。まったく想像できませんが、奇跡的な大記録であることは間違いなさそうです。もちろん奇跡だけでは達成することはできません。ゴルフの実力に運が味方した結果ではないでしょうか。

まだこの記録はまだ他に達成したゴルファーはいないようです。

渡邊彩香さんプライベートも含めて人生初のアルバトロスだったそう。

「飛距離が出る分、他の選手より2オンすることが多いので、1度はやってみたいと思っていた。16番の2打目残り195ヤード。4番アイアンで打って、手前から入りました」

いつもクールな印象の彩香さんですが、この時は少し興奮気味にアルバトロスを振り返ってコメントしました。

2016年シーズンは、前半戦で7試合でトップ5入りと活躍を魅せたのですが、あと一歩のところで優勝には手が届かず、この年に開催されたリオ五輪出場も叶わず、後半戦は優勝争いにも食い込めない苦しい1年となってしまいました。
2017年シーズンは思うように結果が残せず、悔しい1年でした。予選落ちの試合も少し目立つようになってきてしまったのですが、スイングの改造にも取り組み、アイアンの精度も上げて2019年を戦っています。

5-2.渡邊彩香 スイング

抜群の飛距離を持つ、飛ばし屋渡邊彩香さんがスイングのポイントを教えてくれました。

まずは、飛距離を伸ばすポイントです。
ボールより先でヘッド最大に加速させることが大切。飛距離に必要なことは、ヘッドスピードです。インパクトはボール強く叩きたくなりますが、どうしても体が突っ込む動きになってしまいがちになります。ダウンスイングで体が突っ込んでしまうと、腕の通り道ができずヘッドが走らないことが多くなってしまいます。
そこで、実際のボールの先に仮想ボールをイメージします。その仮想ボールを打つつもりでスイングしてみてください。
若干、体を右側に残したまま振るとヘッドが走るようになります。体が突っ込むとヘッドが鋭角になって、振り抜くスペースが作れなくなり、詰まったようなスイングになってしまうのです。

次は、方向性を安定させるポイントです。
ドライバーは、1番長いので横振りになりやすいクラブです。横振りになることで、クラブが寝てしまい、クラブの軌道が安定しなくなってしまうことが多いのです。軌道が安定しないと、方向性もバラバラになってしまい、安定しません。
方向性を安定させるためには、まずシャフトを立ててバックスイングします。グリップエンドはボールではなく、地面を指すようなイメージです。少し難しいかもしれませんが、グリップエンドを地面に向けるように切り返すように動かしてシャフトを立てることが1番のポイントとなります。
こうすることで、切り返しの後にボールまで最短距離でクラブを下ろすことができるので、ミート率が高くなります。

5-3.渡邊彩香 目標

渡邊彩香さんの目標は五輪出場。2020年の東京オリンピックを目標としています。彩香さんは2016年リオオリンピックの座を僅差で逃してしまった経験があります。代表争いとなった全米女子オープンの最終ホール。逆転のチャンスがあったものの、3打目は池に。オリンピックという大きな舞台への切符というプレッシャーと普段の試合では味わうことがない緊張感が、ミスショットに繋がったと感じています。
この試合の後には、涙をこらえることができなかったそう。

「ゴルフはありがたいことに、前の結果が悪くてもまたゼロからスタートできるので、毎週優勝のチャンスがあります。反対に今週調子が良かったとしても、次に勝てるとは限らない。出場する人みんなにチャンスがある」
渡邊彩香さんは、こう言っています。

調子が良くても過信せず、悪い時も決して引きずらない。

渡邊彩香さんはプロ7年目を迎えます。東京オリンピックを見据え、米国ツアー出場権をかけて渡米しましたが敗退。この期間国内ツアーを離れていたこともあり、ずっと堅持してきた賞金シード権も失ってしまいました。
今季はオリンピックのためにも、世界ランキングをアップさせなければならない重要な1年となります。6月のリランキングまでに好成績を残し、ツアー出場権を獲得する必要もあり、彼女は大きなプレッシャーがかかっていることでしょう。
でも、
「自分が楽しめるようなゴルフをしたい。それに結果がついてくればいい」
「悪い時も支えてくれた人を笑顔にできる1年に。優勝だけではなく、いろいろなことで笑顔にできたらいいなと思います」
こう語りました。

高校時代から夢みてきたオリンピック出場。目標とツアー4勝目を目指して頑張ってほしい選手です。夢は大きく、目標は高く。今季まだ目立った成績は残せていませんが、可能性が残されている限り彼女の挑戦は続きます。

5-4.渡邊彩香 プロフィール

渡邊彩香(Ayaka Watanabe)
生年月日 1993年9月19日(25歳)
身長 172cm
体重 65kg
血液型 A型
プロ転向 2012年
出身地 静岡県熱海市
出身校 埼玉栄高等学校

<h2>5-5.渡邊彩香 クラブセッティング

※2019年ダイキンオーキッドレディス
ドライバー
ツアーB JGR ドライバー プロトタイプタイプ(9.5度)

FW&UT
TOUR B XD-F フェアウェイウッド(3番15度)
ローグ ユーティリティー(3番)

アイアン
ツアーB X-CBPアイアン(4番~6番)
ツアーB X-CBアイアン(7番~PW)

ウェッジ
ブリヂストン TOUR B XW-B ウェッジ(49度、52度、58度)

パター
オー・ワークス ツアー パター #2

ボール
ツアーBX ボール

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際の使用ギアとは異なる場合があります。

<h2>5-6.渡邊彩香 主な成績(10位以内)

2018年
日本女子オープンゴルフ選手権 8位タイ
ニトリレディスゴルフトーナメント 2位
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 3位タイ

2017年
TOTOジャパンクラシック 5位タイ
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 4位タイ
ヤマハレディースオープン葛城 2位
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 6位タイ
Tポイントレディスゴルフトーナメント 2位

2016年
ニトリレディスゴルフトーナメント 4位タイ
meijiカップ 4位タイ
ニチレイレディス 3位タイ
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 2位
フジサンケイクラシック 4位タイ
ヤマハレディースオープン葛城 3位タイ
Tポイントレディスゴルフトーナメント 2位タイ
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGR レディスカップ 4位タイ

2015年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 9位タイ
大王製紙エリエールレディスオープン 2位タイ
樋口久子 Pontaレディス 優勝※
NOBUTA GROUP マスターズ GC レディース 3位タイ
富士通レディース 2位
スタンレーレディスゴルフトーナメント 10位タイ
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 10位タイ
ニトリレディスゴルフトーナメント 2位
CAT Ladie 10位タイ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 2位タイ
meijiカップ 9位タイ
アース・モンダミンカップ 7位
ヨネックスレディスゴルフトーナメント 6位タイ
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 10位タイ
KKT杯バンテリンレディスオープン 4位タイ
ヤマハレディースオープン葛城 優勝※
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 10位タイ

2014年
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 5位
伊藤園レディスゴルフトーナメント 4位タイ
NOBUTA GROUP マスターズ GC レディース 6位タイ
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2位
Cat Ladie 5位
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 10位タイ
リゾートトラストレディス 8位タイ
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 8位タイ
サイバーエージェンシーーレディスゴルフトーナメント 7位タイ
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 優勝※
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 2位タイ

2013年
伊藤園レディスゴルフトーナメント 7位タイ
樋口久子 森永製菓ウィダーレディス 4位タイ
富士通レディース 2位

2012年
ごうきんDuoカード・レディーストーナメント 6位タイ(ステップアップツアー)

7.飛ばす美女たち・飛距離がすごい美人ゴルファー まとめ

飛距離があって、美人だと思う選手を独自にランキング。5名の選手をご紹介しました。日本女子プロゴルフ界では、美人で可愛いと言われる選手がたくさん活躍しています。
男性よりパワーが劣りますが、女子の飛距離もどんどん伸びています。クラブの性能も良くなっているのは確かですが、彼女たち1人1人の技術もレベルアップしている証拠ではないでしょうか。女子プロゴルファーのスイングを参考にしてみるのもいいかもしれません。

毎年の賞金女王争いも楽しみですが、飛距離がアップした選手たちの笑顔も楽しみになりました。ルックスだけではなく、幼少時代からゴルフに携わり、プロとして活躍している素晴らしい選手ばかりです。

ドライバーが得意で飛距離を求めるゴルファーもいれば、アイアンやパターが得意なゴルファーもいます。プレースタイルは選手によってそれぞれではありますが、ゴルフに対するまっすぐな姿勢は誰もが一緒だと感じました。

日本のみならず、世界の大舞台でも活躍する選手たち。ゴルフは個人の競技ですが、応援してくれるファンや支えてくれる家族へのありがとうの気持ちを忘れていません。

ゴルフという競技から、性格が悪い、キツイ、負けず嫌い。そんな風に噂されてしまうことも多いかもしれませんが、ゴルフは感情をコントロールすることが難しいスポーツですよね。それは決して性格が悪いからではなく、ゴルフに対して前向きだからなのかもしれません。各選手がいろいろな方法で気持ちを切り替えて、いつも笑顔でプレーしていることがわかりました。最近のLPGAは笑顔が溢れていると思います。

飛ばす美人ゴルファー。飛距離から見せ場も多いはず。美人ゴルファーの更なる活躍を楽しみにしています。

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