打ちっぱなしでレベルアップ!!~スコアアップのための練習方法や気を付けたいこと~
- 2019.03.21
- トピック
皆さん、打ちっぱなしではどんな練習をしていますか?
ゴルフをするほとんどの方は打ちっぱなしに行くと思います。
しかし目的も持たずにただやみくもにボールを打ったり、間違った方法で練習をしたりしても上達に繋がりません。
今回は、打ちっぱなしの練習方法や気を付けたいことを紹介しますので、ぜひ参考にしてスコアアップにつなげて下さい。
1.打ちっぱなしで気を付けたいこと
打ちっぱなしとコースでは違いがあります。
例えば、コースは下が芝と土に対し、打ちっぱなしではマットなので、クラブが滑って当たるため、コースではミスになるボールが練習場ではミスにならないなど、色々な違いがあります。
ここではそれを紹介しますので、参考にしてもらえれば、練習の質も変わるかもしれません。
ちゃんと目標方向に向けていますか?
打ちっぱなしではどこを狙っていますか?
その目標方向はもしかしたら間違っているかもしれません。
例えばですが打ちっぱなしの中には、扇形になっていて中心角に目標にして打つところもあります。
ただ安直に中心角の箇所が目標方向だと思っていませんか?
狙っていた方向を確認してみると思っていた場所と数mずれている場合があります。
どんな練習場でも練習を始める前は必ず後方から目標方向をチェックしてください。確認してみると思っていた目標方向とずれている場合があります。
またドライバーとアイアンを変える際も念のため、その都度、後方で確認してください。多少のずれですが、そのずれが大きな違いを生みます。
さらに言えば練習場ではアライメントスティックやゴルフクラブを足元に置くことをおすすめします。目標方向とアドレスを合わせる方が方向性も上がりますので、お試しください。狙った位置を確認するのと確認しないとでは結果に大きく違いが出ますので、気を付けてください。
打席の選び方に気を付けよう
場所によってスライスやトップなどのミスの頻度が上がる場合があります。
例えば、基本的に右寄りの打席だと左側が広くオープンに構えやすいため、スライスやフェードが出やすいです。それとは反対に左寄り打席はその逆でフックが出やすくなります。
そのため、フックを治したい人は右寄り打席をスライス矯正したい方は左寄り打席をお勧めします。
※左打ちの方は逆になります。
また打ちっぱなしでは2階打席もあるところが多いです。1階の打席は上手な方が多く、初心者の方はその空気を感じ取ってか2階に行く方が多いです。しかしその判断はあながち間違っていないです。
1階はアプローチの距離感などを測るにはもってこいですが、練習場の構造上、打ち上げになっているところが多いです。ということは球を上げようとして、気が付かないうちにヘッドアップやスイングがアッパー軌道になっている場合があります。ですので、スイングがある程度固まるまでは2階打席をお勧めします。また2階は景色も広く、飛距離も1階よりも高さがある分出ます。
ちなみに2階打席は目線が下がり体が突っ込みやすくなるので、そこには注意してください。ただ先ほども述べたようにアプローチの練習は1階の方が良いので、短い距離の練習はぜひ1階をお使いください。
練習場のボールと通常のボールは同じじゃない?
練習場のボールは良く飛距離が出ないと言われますが、それ以外にも通常のボールと違う部分があります。それは曲がりやすさとボールの高さ、つかまりにくさです。
一般の練習場のボールはディスタンス系のボールに比べ、直進性はなく曲がりやすいです。また高さも出ないですし、つかまらないのでコースより右に散る場合があります。
練習場のボールと通常のボールとの違いに気を付けて練習をしましょう。
2.おすすめ練習メニュー
ここではオーソドックスですが、必ずやって欲しい練習メニューを紹介します。簡単でご存知のものもありますが効果はありますので、ぜひお試しください。
素振りを取り入れた練習
打ちっぱなしでは自動でボールが出てくるところもあります。それが原因かボールが出てくるたびにどんどんとボールを打っている方がおられます。連続で打つ練習もありますが、間を取らずに打つとグリップ圧が強くなり、力みが出てしまいます。
緊張を取るためにもボールを打つ前に素振りをしましょう。素振りをすることによって、ボールの軌道でなくスイングに意識が持てます。そうすることによって力みがとれますし、ボール代の節約にもなります。また素振りも軽くするものや実際を想定したものもあります。
もう一つやってほしいのが、10~30秒くらいかけたゆっくりスイングです。普段のスイングとは違うので細かな動きも感じ取れ、どんなスイングをしているのかどこに緊張があるのかが分かりますのでおすすめです。
仮想コースをイメージした練習
どこのコースでも仮想で作ったコースでも良いので、コースをイメージした仮想ラウンドをしてみましょう。グリーンに乗ったら2パットと仮想して3~9ホールをラウンドする方法です。
本番を意識することで程よい緊張感と集中力がついてとても良い練習になります。
自分のスイング動画を撮ろう
自分のスイングを見たことがありますか?
無ければ次回、練習場に行ったときにスマホなどで動画を撮ってみるべきです。
実際のスイングを客観的に見ることが出来れば、自分の思っているスイングと違うことに気付きます。どのようなスイングをしているかわかることで、改善点も見つけやすいです。
最近はスマホアプリにもスイング動画のものがありますので、ダウンロードして自分のスイングを解析してみましょう。
3.打ちっぱなしのシューズ
打ちっぱなしではシューズをゴルフシューズに履き替えていますか?
練習の効果を高めるためにはゴルフシューズに履き替える必要があります。
アプローチ等の簡単な練習なら運動靴や通常の靴でも問題ありませんが、ある程度の練習をされる場合は、ゴルフシューズに履き替えることをお勧めします。というのもゴルフシューズは固いほど衝撃を面で捉えることができるのと、スイングがぶれにくく安定しやすいです。
安定感のないシューズを使うと上達に繋がらないので、安定感のあるシューズを使用しましょう。ただ練習場ではスパイクのあるシューズは食いつきが良すぎるのでぜいたくを言えば、スパイクレスシューズが良いです。
最近は柔らかいゴルフシューズも出ており歩きやすく疲れにくいですが、ゴルフスイングだけに注目すると靴の底が固いものを筆者はお勧めします。
まとめ
打ちっぱなしに着いたら、簡単で良いので、準備運動をして下さい。その方がケガもしにくく、体もスムーズに動きます。
また練習場なので前後にはもちろん人がいます。その方々に迷惑にならないよう、ゴルフ場と同じくマナーに気を付けましょう。周りに迷惑のかかる無茶な練習や、電話や会話での騒音は注意して、みんなが楽しく練習できるよう意識しましょう。
ぜひ、楽しく効果のある練習をして、コースに向けて頑張ってくださいね!