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ゴルフを始めたい人はこの順番でクリアしていこう!ゼロから始めるゴルフのデビュー計画

これを読んでくださっているあなたは、今までゴルフをしたことがなかったのに、なぜゴルフを始めようと思ったのでしょうか。

・会社内でゴルフをする人が多いから?
・家族でゴルフを楽しみたいから?
・テレビのゴルフ中継を見て「自分でも出来そう」と思ったから?
・周囲に「やってみろ」と言われて仕方なく?

理由はそれぞれだと思いますが、とにかくゴルフを始めようと思ったのですから、まずは始めてみましょう。

「お金が掛かるんじゃないか?」「あんまり面白くないんじゃないのか?」というような不安や疑問は、始めてから考えれば良いのです。その後に、あなたのかけがえのない趣味になるかどうかを判断してみてください。重要なのは、はじめの一歩です。

さて、では「じゃあ、ゴルフを始めるぞ!」という意気込みを持ったところで、実際、何から始めたらよいのでしょう?

いきなりゴルフ場へ行くのが無理そうなことは、なんとなく想像がつくと思いますが、レッスン教室に通うべきなのか?練習場に連れて行ってもらうのがいいのか?最初は何もわかりませんよね。

ということで今回は、全くゴルフを知らない人が、コースデビューを飾るまでにやるべきことを順番に並べて見たいと思います。これを参考に進めていけば、あなたも晴れてゴルファーの仲間入りですよ。

①頼りになる先輩を見つけよう

ゴルフをする為には何といってもクラブが必要です。ですからまずはクラブを手に入れましょう。

練習場でもゴルフコースでもレンタルクラブはありますが、料金が高いので、あまりおすすめしません。できれば最初からクラブを持っている方が、後々お金が掛からず結局お得です。

ゴルフショップで購入すれば一番良いかもしれませんが、思いのほか高額なことと、最初は自分に最適なクラブの選び方も分かりませんよね。ですから可能であればタダで手に入れる手段を考えてみることにします。

そこで家族や、仲間・同僚、上司などにゴルファーがいらしたら、「ゴルフ始めたいんですけど、まだクラブも持っていないので、いらないクラブがあったらください!」とずうずうしく相談してみましょう。

意外と多くのゴルファーは、買い替えた際の古いクラブを「なんとなくもったいないから」と手元に置いていることが多く、持て余しているはずです。また、声を掛けた本人が持っていなくても、別のゴルファーに声を掛けてくれることもあります。

「そんな高いものを貰うなんて…」と気にする必要はありません。新しい仲間を歓迎して、皆さん快くプレゼントしてくれるはずです。それでも気になるのなら、頂く際にちょっとしたお菓子などのお返しを添えて「頑張って練習します!」と感謝を表せば、ゴルフの先輩としては嬉しいですね。

そして、このように声を掛けた先輩は、何かとあなたのことを気にかけてくれるようになります。例えば気軽にゴルフに誘ってくれたり、他の使わなくなったゴルフ用品を譲ってくれたりします。あなたをサポートしてくれるゴルフの先輩を見つけることができたら、あなたのゴルフデビューはぐっと近づくこと間違いなしです。

残念ながら、そういった先輩が見つからない場合は、中古ゴルフショップの「ゴルフパートナー※」が、初心者限定でゴルフクラブ1本無料プレゼントを行なっていますので、こういった企画等を利用して手に入れるのも手段のひとつです。

1本なのでいずれセット購入が必要になりますが、練習場デビューは可能です。もちろん、「自分で頑張る!」という方は、クラブを思い切って最初から購入するのもいいでしょう。

ゴルフパートナー公式HP

とにかくどんな手段でも構いませんので、まずはクラブを手に入れることが大切です。自分の手元にクラブがあることで「打ってみたい」というゴルフ熱が高まります。そして、そうした思いが「ゴルフを始めてみようかなぁ」という気持ちの持続に繋がるのです。

ゴルフを始めていない人は、まだゴルフの楽しさを知りません。ですから、その気持ちを失わせないためにもクラブを早めに手に入れる必要があるのです。ここは先輩ゴルファーも協力して、外堀を埋めていきましょう。

それ以外の道具については少しずつ揃えていけば大丈夫ですが、ゴルフ用品の揃え方については是非こちらも参考になさってください。

ゴルフの初心者向けゴルフデビューセットの作り方。ケチケチ準備編

②ゴルフ初心者用入門テキストを手に入れよう

クラブを手に入れたら次はテキストです。書店にはゴルフ用の入門テキストがたくさんありますので、パラパラとめくってピンときたものを選んでみましょう。

ゴルフ理論やメソッドはたくさんありますが、グリップの握り方や、基本的な体の動きはそれほど変わりませんので、自分が気に入ったものでOKです。先輩もいろいろ教えてくれると思いますが、自宅でも手に入れたクラブを手に取って握りながら自習ができますので、やはり一冊は手元に確保することをおすすめします。

さらにゴルフのルールやマナーの基礎についても覚えられますので、穴が開くほど読んで知識を蓄えましょう。

③さあ、練習場へ行こう

ゴルフ練習場

クラブを手に入れて、入門テキストをよく読んだらいよいよ練習場(打ちっぱなし)デビューです。

しかし、いきなりひとりで練習場へ行くのは不安ですよね。ですからサポートしてくる先輩や、世話好きのゴルファーの方にお願いして練習場へ連れて行ってもらいましょう。

練習場の施設の流れも理解できるので、これで第一関門である練習場デビューが果たせます。2回目からは自分一人でも行けるように、ボール代の計算方法や、静かにするなどのちょっとしたマナーを色々確認しておいてください。

もし、どうしても誰も一緒に行けないようであっても諦める必要はありません。勇気を出してひとりで練習場へ行ってみましょう。

その際はなるべく上(2階・3階)の打席の端っこをおすすめします。他の人に迷惑がかからず、しかも焦らずに自分のペースで打つことができるからです。雰囲気に慣れてきたら、色々な打席に行ってみましょう。

また、練習場は動きやすい格好であれば、それほど厳しい服装マナーはありません。シューズもスニーカーで構いませんので、この時点ではクラブとグローブさえあれば、練習場に通うことができます。

周りのゴルファーの道具を観察して、必要なものを少しずつ揃えるようにしていきましょう。

④ゴルフ経験者の目でテレビ観戦をしよう

ここまで来たら、「ゴルフ始めました!」と言って良いと思います。では、次に何をおすすめするかというと、それはテレビのゴルフ中継を観戦することです。今までもゴルフを見たことはあるかもしれませんが、実際に自分が打ってみる前と、打ってみた後では、見え方が全く違ってくると思います。

それまでゴルフのイメージは「歩いてばかりでスピード感がないし、しかも止まったボールを打つのだから簡単では?」と思っていませんでしたか?「スポーツといってもそれほど大変じゃないだろう」と舐めていませんでしたか?

そんなゴルフを、実際に始めてみていかがですか?「なんで止まったボールを打つことがこんなに難しいんだ!」と思ったのではないでしょうか。ですからプロの美しいスイングフォームを見て、是非イメージトレーニングをしてください。そして、自分がゴルフ場でプレーしている姿を思い浮かべるのです。

まだまだ現実には程遠いかもしれませんが、上手くなるヒントがたくさん隠れていますので、じっくりと観戦してみてください。綺麗なフォームを見続けることは、意外と効果がありますよ。

⑤どうやったら上手くなるのか悩んでみよう

さて、何回か練習場へ行けるようになったら、次のステップへ進みましょう。

この時点で、周りが驚くほどのポテンシャルをみせているのなら、思い切ってコースデビューをしてみるのも良いですが、ほとんどの方は思っている程上手くいかず、ちょっとゴルフへの熱が冷めているかもしれません。

そんな方にオススメなのが、ゴルフスクールです。たいていは練習場の壁面などに募集が張り出されており、フロントで予約すればOKです。ゴルフ練習場には所属のティーチングプロやインストラクターが在籍し、ゴルフレッスンを行なっていますので、そうした教室を受講してみるのです。

ティーチングプロは、ゴルフを教えることのプロですので、教え方が上手です。同僚や先輩のアドバイスも良いですが、一度プロの指導を受けると非常に参考になります。

これはいきなり長期のコースに申し込んだり、入会したりする必要はありません。体験レッスンを行なっていることも多いので、そうした機会を利用してみるのも良いでしょう。教えてもらうことに非常に魅力を感じるなら、そのままレッスンを継続すればよいのです。

とにかく一回だけでもプロに見てもらうと、自分の何が悪いのかが見えてきます。そして最後に「これからひとりの時にどうやって練習したらいいですか?」と聞いてみましょう。これだけで、あなたの今後の練習メニューが、実のある内容に変わります。

クラブを一度も握ったことがない状態で申し込む方もいらっしゃいますが、少しだけもったいないように感じます。ほんの少しでも打った経験がある方が、レッスンの意味や内容がよく理解できるからです。

もちろん、「料金などは気にならないので、正しいゴルフを1から教わりたい」という方は、ティーチングプロを頼るのも選択のひとつですので、自分にあった方法を選択してください。

重要なのは、自分で「自分はどうすればゴルフが上手くなるか?」を考えることです。ネット動画をじっくりと見ることも方法のひとつですね。悩んだ分だけ上達が近くなりますので、たくさん悩んでください。

⑥ゴルフの予定を入れてしまおう

「上手くなったらいつかコースデビューしたい」では、いつまでもコースへ出られません。この際、ゴルフの予定を入れてしまって、それに向けて練習しましょう。つまりお尻に火をつけてしまうのです。

最初はコンペよりもリラックスできるプライベートラウンドの方がおすすめですので、あなたの初ラウンドに付き合ってくれるメンバーを探し、お願いしてコースの予約をしてもらってください。

だいたい1か月から2か月後あたりを予約すれば、緊張感を保ったまま練習に打ち込めると思います。曖昧な目標よりも間違いなくレベルアップが早くなります。

ゴルフ場でのマナーや、基本的なルールもおさらいしながら、ゴルフ場デビューに備えてください。

⑦初ラウンドを楽しもう

いよいよコースデビューです。ドライバーショットや、パターのタッチなど、練習場では味わえないような緊張感が味わえると思います。そして、ゴルフの魅力に取りつかれたのではないでしょうか。

ここまでくればあなたも立派な“ゴルファー”です!ここからのルートは自分で決めていきましょう。

ゆっくりのんびりマイペース練習タイプ、レッスン通いでレベルアップ目標などそれぞれです。ゴルフは年齢を重ねても楽しめ、そして上達することができます。長いゴルファー人生を楽しんでください。

おわりに

あなたの周りに「ゴルフを始めようか?どうしようか?」と考えている方がいたら、是非、声を掛けてあげてください。そしてあなたが困っていたこと、悩んでいたことを思い出してサポートしてあげてください。

そのうちにあなたのゴルフ仲間となって、一緒にゴルフができるようになります。皆さんもゴルファー増殖計画に参加しませんか?

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