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ゴルフ初心者向け、バンカーの打ち方や練習方法をご紹介!

今回はバンカーの打ち方について色々とご紹介していきたいと思います。

ちなみに、最近の私は、バンカーショットをするだけで自分の調子がわかります。ショットの調子が悪くなる傾向が強い時は、バンカーショットがあまり上手く行かない事が多いようです。砂の取れ具合でその傾向が良くわかります。

今では、極端にライが悪かったり、身長ほどある高さのバンカーなど、特殊な場合でなければ、脱出は出来るようになり特別なショットではなくなりました。バンカーショットは、自分にとって悪いところを気付かせてくれるバロメーターです。

以前は、常にフェースを開いてバンカーショットをしていました。プロの方々をテレビや雑誌で見ているとアドレスはオープン、フェースはやや開くがオーソドックスと思ったからです。しかしこの打ち方では、コントロールが難しく今では滅多にフェースを開いてショットをしませんし、アドレスもスクエアに構えます。その方が結果的に脱出確率が高くなりました。

世界のゴルフルールを統括するR&A(英国ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)は2019年1月1日に施行で、「バンカーに入った際、2罰打で後方に出して打てる」と発表がありましたが、そんなスコアが悪くなる事をせずに、バンカーから脱出が出来るコツをご紹介していきたいと思いますので、お付き合い下さい。

バンカーの種類とルール

バンカーにはいくつか種類がありますが、今回はフェアウェイにあるフェアウェイバンカーとグリーン周りにあるガードバンカーについて、ご紹介したいと思います。

先ず、フェアウェイバンカーはティーグランドから見て、レギュラーティーからおよそ220y付近、バックティーからですと、およそ250y付近に多くあります。ドライバーショットを打った場合、飛距離的に良く入りやすい場所にあり、アゴが低い場合が多いです。グリーン周りにあるガードバンカーは、アゴが高いものや、大きさが異なるものが多くあります。

以上が砂が入っているバンカーですが、打つ前にクラブが砂についてはいけません。素振りなどで誤って触れてしまっても2ペナルティになりますので気を付けましょう。グリーン付近にはグラスバンカーと呼ばれるのもあります。砂はなく芝だけのガードバンカーで、名前は同じくバンカーですが、ハザードではないので、先ほどとは異なり、クラブの底がついてもペナルティはつきませんし、素振りも可能です。

お金のかからない、自宅での練習方法

バンカーショットの練習ですが、なかなか身近にそういった施設や場所がありません。近所のゴルフ練習場にバンカー練習場が隣接されていれば、そちらを利用するのが良いと思いますが、ない場合はどうするのか?私がやっていた自宅練習方法がありますので、そちらをご紹介したいと思います。

用意するものは、

・サンドウェッジ
・柔らかいウレタンボール
・ハンドタオル(小さめ)
となります。

先ず、ハンドタオルを横向きにしたスマートフォンより二回りくらい大きくなるように畳んで絨毯の上に置き、その中央にウレタンボールを置きます。ここからは、コースにある本物のバンカー内だとイメージし、グリーンのピン位置もイメージしましょう。

そしてボール後方にヘッドを浮かせてセットし、ハンドタオルごとショットします。この時は決して、ボールを直接打たないでください。たたまれたハンドタオルの右端から左端をサンドウェッジで、最後まで砂を取るようにショットするのです。

出来ればですが、サンドウェッジの歯の部分ではなく、バンス部分からタオルにコンタクト出来るように練習すると、かなり効果が期待が出来ると思います。これだけでも、イメージ練習には十分になると思います。室内で行うため、周りには十分注意して行ってください。

実はシンプル!バンカーショットのコツ

では、バンカーショットの基本やコツとはなんなのでしょうか?最近、あらためて気付いた事なんですが、基本的に動いてはだめなんだ。と考えるようになりました。これは、バンカーショットに限らず言えることです。

どこが動いてはだめかというと、アドレス位置です。私はもともとスイング中、左右に動き過ぎる癖がありました。動画撮影などをしてみると余計な動きが良くわかります。足位置が動かなくても、各関節部分は動きますので、特に膝や腰が横に動かないようにしなければなりません。

私の場合は飛ばそうとか、強く打ちたいなどが頭の中で働くと、この癖が出るようです。下手を下手で固めた練習により、それが染み付いてしまい、なかなか直す事が出来ませんでした。

バンカーからの脱出を目指すのであれば、ノーマルのアドレスでボール位置は、いつもよりやや左めに置き、スマートホン(横にした状態)より少し大きめの砂を取るイメージで普通にスイングするだけです。自宅練習方法でご紹介した、タオルごと削り取るあのイメージです。

アドレスでは、グリップをハンドファーストにせず、真正面から見るとY字になるように構え、左右横には動かないイメージを強く持ち、普通に振り切るだけです。クラブフェースは開かず、ノーマルのままで良いと思います。

横にさえ動かなければ、トップやダフリも少なくなり、結果として「ナイス!アウト!」と周りの人から声がかかると思います。初心者ゴルファーの方、是非お試しください。

くれぐれも室内練習は周りに気を付けて行ってください。

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