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マナーを忘れずに!ゴルフ場送迎のお礼の常識

なにかとお金のかかるゴルフですから、ラウンドの際の交通費などはできるだけ抑えたいものです。

そんなとき、同行者から「車で迎えにいってあげるよ」と言ってもらえたら、嬉しいですよね。しかし同時に、ゴルフ場までの高速道路の料金やガソリン代など、お金が絡むことなので、お礼はどうしたらいいかと悩む方も多いと思います。

親しい間柄だから「お礼はいらない」と言われても、大人としてはやはり気になるものです。運転者にお礼はするべきなのか、するとしたら何をしたらいいのか、お悩みの方もいらっしゃると思います。

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今回は、ゴルフの送迎に対する、お礼の相場やマナーを紹介します。一緒にプレーする同行者だからこそ、人間関係も円滑にしておきたいものです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

送迎する人の負担は意外と大きい

同行者の一人が送迎してくれる場合、その人には意外と大きな負担がかかるのをご存知でしょうか。

送迎のために朝早く自宅を出発したり、同行者を自宅へ送ってから帰宅したりするため、自分一人で行くよりも時間がかかります。また、車の運転には気を遣いますし、渋滞にはまればイライラします。さらに、ラウンド後の疲れた体で運転をするのは肉体的にも負担がかかります。

このように、送迎する人には時間的・精神的・肉体的にも負担がかかっています。どんなに親しい間柄でも、感謝の言葉を伝えるのはもちろん、お礼をするのがマナーです。

送迎する人へのお礼

車で行く場合、運転者(送迎する人)には、高速道路の料金やガソリン代、駐車場代のほかにも、前述のような時間的・精神的・肉体的な負担がかかります。感謝の言葉だけでなく、なんらかの形でお礼をしましょう。

【例1】高速道路料金にプラスして渡す

高速道路料金を割り勘した金額に、ガソリン代を含めたお礼を上乗せして渡す、という定番パターンのひとつです。

たとえば、4人で1台の車で行く場合、高速道路の料金は4人で割り勘、もしくは運転者を除く3人で割り勘します。その金額に、ガソリン代とお礼を兼ねて、同乗者が一人あたり1000~5000円を渡すことが多いようです。

ガソリン代は、ゴルフ場までの送迎にどのくらいのガソリンを使ったかという細かい計算は面倒なため、1000円、2000円などの区切りのいい単位で渡すのが一般的でしょう。

【例2】飲食物を差し入れする

お金を支払うのが一番わかりやすい形ですが、運転者が「お礼はいらない」と固辞する場合があります。そんなときは、お礼としてランチ代を出したり、移動中の車中でのコーヒーや軽食などを差し入れしたりしましょう。

【例3】運転を交代する

自分が車の運転免許を持っているなら、運転を代わると申し出てもいいでしょう。ただし、この場合、車の保険の条件に注意しなければなりません。

保険の対象が所有者のみのときには交代で運転することはできません。交代を申し出る場合には、運転者に訊いてみてからにしましょう。また、「次回のラウンドは自分が送迎する」と申し出てみてもいいですね。

ちょっとした気配りも必要

ただ送ってもらうという考えだけでは失礼にあたります。いくら気心知れている仲といっても、最低限のマナーを守り、気配りをするといいでしょう。

たとえば、運転者の手荷物を出し入れする、乗降車するときは車体に傷がつかないよう心がける、などです。普通のことではありますが、こうしたさりげない気配りも必要です。

また、運転中の眠気対策として、楽しく会話することも大切です。ゴルフ情報の交換や、ラウンド後の反省会など、車中の会話を楽しめば、時間が経つのも早く感じられます。お互いが気持ちよくゴルフに臨めるように、ちょっとした気配りをしましょう。

まとめ

ゴルフ場までの送迎は、意外に負担が大きいものです。たとえ親しい間柄の相手であっても、きちんと感謝の言葉を伝えて、お礼をするのがマナーです。

お礼はいらないと断られたときには、飲食代を持ったり、運転を交代したりなどの配慮も必要です。次回も楽しくゴルフをするためにも、送迎をしてもらうときにはきちんとお礼をしましょう!

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