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セルフプレー時の距離感を鍛えましょう!!さっちゃんのぶっ飛びゴルフ道vol.3

こんにちは、さっちゃんです!

気温が低くなると空気が澄んできて、毎朝、富士山の稜線がスッキリ、ハッキリ見えます。

よく晴れた日は空と雪化粧した富士山のコントラストが本当に綺麗♪( ´▽`)
清々しい気分で眺めるていると、それだけで目が良くなるような気になってきます。

日頃遅くまでお仕事で目を酷使されている方などは、富士山を眺めるだけでも眼精疲労が癒されるんじゃないかなあ。冬場の早起きは辛いけれど三文の得あり!ですね。

今回はその「目」にも関係あるお話。
セルフプレー時の距離の測り方について、です。

昨今はセルフプレーが普通になり、以前はキャディーさんに任せきりだったピンまでの距離を自分でジャッジしなければならなくなりました。せめて乗用カートにGPSが付いていればカートからの残り距離が表示されるので参考になりますが、全く何もないとなるとお手上げだ…という方も多いのではないでしょうか?

ある時、上りを入れて160ヤードの地点からPWで打とうとしている方に、「そこのヤーデージ杭からグリーンエッジまで150ヤードですよ」とアドバイスしたら、「え!?そんなにある?100ヤードかと思った」と慌ててクラブを換えに行きました。

ゴルフ場では、数十ヤード単位の読み間違いもあるんです。キャディさんもいない、GPSもない場合、コースサイド(ラフ)に打ち込んであるヤーデージ杭で残り距離を判断するしかありません。

一般的に、杭は100ヤード、150ヤード、200ヤードの位置にあります。杭に横線が1本入っていれば残り100ヤード、2本なら150ヤード、3本は200ヤードと違いがわかりやすいのですが、何もないと先ほどのエピソードのように大きな誤差が出てしまうこともあるので、前後の杭にも注意を払うことが大切です。

ただしヤーデージ杭といっても、コースによってグリーンセンターまでの距離を表示しているケースと、グリーンエッジまでの距離を表示しているケースとがあります。マスター室で聞いたり、カート備え付けの注意書を読むなど、必ずラウンド前に確認してくださいね。

左右両サイドにヤーデージ杭があるコースは、かつて2グリーンだったのを1グリーンに改造した名残ということも考えられます。右のグリーンに対しては右サイドの杭が、左のグリーンには左サイドの杭が、残り距離を表していたかもしれません。

1グリーンで左右両側にヤーデージ杭がある時は2本を結んだライン上がその距離になり、ドッグレッグホールなどで大変参考になります。時々、ボール近くのスプリンクラーに残り距離が書いてあるのを見つけると、ちょっとトクしたようなラッキーな気になりませんか?

でも、それには思わぬ落とし穴も…。

そのコースでは、ヤーデージ杭はグリーンセンターまでの距離を表示しているのに、スプリンクラーはグリーンエッジまでだった!なんてこともありますので要注意。

ここから先を言うと身も蓋もなくなってしまうのですが、実は私はニコン製のレーザー距離計を使っています。

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測る距離が長いと目標物にレーザーを当てるのが難しいのですが、慣れるとこれほど便利なものもありません。とにかく正確なので、1ヤード刻みで距離を打ち分ける上級者にはスコアアップの強い味方になるんじゃないかな。手放せなくなっちゃいます。

難点は、霧や雨、雪といった気象状況によって正しく測定できないことがあるのと、試合やコンペで使えないケースが多いこと。

そこで私は、はじめに目視で大体の距離を読み、そのあとレーザーで確認するようにしています。繰り返しているうちレーザーを使わなくてもかなり読めるようになってきて、今では誤差もそれほどなくなりましたよ!

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50ヤード以内の距離だったら、いつも行く練習場の距離表示板までの距離を常に(視界を想像)するとか、歩測を身につけるとかが役に立ちます。

特に歩測は、自分の足で測るのですから最も信頼できるはず。普段の生活から、“1歩1ヤード”で歩く練習をしておきましょう。例えば、家の廊下や玄関に1ヤードずつの印をつけておいて、外出時と帰宅時はその印に歩幅を合わせるだけでも、何日かで覚えられますよ。

富士山を愛でて目利きになり!?自慢のコンパス!?で歩幅を揃える。改めて、ゴルフって自分の五感、六感、肉体を駆使して戦うゲームなんですね。

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