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EPICは飛ばしの証なのだ!

“EPIC STAR アイアン”は2017年9月15日に、“GBB EPIC FORGED ドライバー”は2017年10月13日に、キャロウェイゴルフから発売されました。『EPICシリーズ』のドライバーは、大ヒットしています。その最大の要因は、飛距離性能が特別だからです。

フェースを裏から支える2本の柱の『JAILBREAK テクノロジー』で、初速がアップすることを体感したゴルファーが購入しているのだと思われます。“GBB EPIC FORGED ドライバー”も同じ機能を搭載し、コンポジットヘッドではなく、フルチタンのドライバーです。

“EPIC STAR アイアン”は、ウッドで採用されているカップフェース構造で飛距離性能を追求したアイアンです。

EPIC FORGED ドライバーも飛ぶ!

 

大ヒットしている“GBB EPIC Sub Zero ドライバー”と“GBB EPIC STAR ドライバー”は、共にカーボンとチタンの複合ヘッドです。重量配分などを最適にする為に、軽くて丈夫なカーボン素材を使うことはトレンドであり、間違いない最先端なのですが、残念ながら弱点もあります。打音や打ち応えが弱いのです。

金属に比べるとカーボンは樹脂なので衝撃吸収性が高く、音を含めた振動を吸収してしまうことが原因です。打った感じが気に入らないから、という理由で、コンポジットヘッドのドライバーを使わないこだわりのゴルファーも少なからずいます。

『EPICシリーズ』の機能を残したままで、フルチタンで制作されたのが、“GBB EPIC FORGED ドライバー”です。金属独特の打音と打ち応えを待っていたゴルファーがどのくらいいるのかはわかりませんが、打音が大人しいと飛んだ気がしないというゴルファーはけっこうな数が存在するのは事実です。

キャロウェイゴルフからお借りした試打用の“GBB EPIC FORGED ドライバー”は、純正シャフトで硬さはS、長さは45.5インチ、9.5度のロフトでした。

450ccのヘッドは決して小さくは見えません。クラウンには空力を考えたデザインの模様が目立ちますが、邪魔には感じませんでした。ソールのウェイトは、後方に2g、ヒール側に10gが装着されています。これだけを見ると、つかまりやすいイメージを持ちます。

 

キャロウェイっぽいシェイプのヘッドフォルムです。狙った所に自然と構えやすいヘッドです。最初のホールは少し大人しく打ってみました。ソールのウェイトがヒール側にあったので、とらえる動きをしそうだと警戒したからです。

9.5度のロフトとは思えない高い打ち出しで、きれいな弾道でストレートにボールは飛んでいきました。打音は高い金属系の音で、気持ちが良いです。軽めに打ったのに215ヤードはキャリーしていました。このドライバーは飛ぶし、思ったよりとらえる動きをしない安心感があると思いました。

次のホールからは特に気を遣わずに打ちまくりました。“GBB EPIC FORGED ドライバー”は飛びます。最も飛んだホールでトータルで250ヤードいきました。9.5度のロフトでも高い打ち出しで、棒球系のボールが出ます。

ややとらえる動きをしますが、個人的には、これがどんぴしゃりで、気持ち良くドローが打てます。狙った所にしかいかないのではないかと錯覚するぐらい良い感じでラウンドしました。打音は大きめで、飛んでいる感じを後押しします。

面白いのは、芯にきれいに当たった打音は澄んだ打音で、少し芯を外すとやや打音が濁るのです。同伴競技者に耳でショットの良し悪しがばれてしまうという緊張感は、上手く使えば集中力アップになる可能性があります。

ドローもフェードも打てますが、オートマチックに同じ球を打つほうが使いやすいドライバーです。ボールの高低の打ち分けは苦手で、高い打ち出しのボールを放とうと“GBB EPIC FORGED ドライバー”は必死になって仕事をします。易しいドライバーではありませんが、“GBB EPIC FORGED ドライバー”は、多くのゴルファーが使えると感じました。

僕の場合(ヘッドスピード42m/秒のドロー打ち)、一発の飛距離という意味では“GBB EPIC STAR ドライバー”の勝ちで、“GBB EPIC FORGED ドライバー”はほんの少し劣ると感じましたが、狙った所に安定して打てるという部門では圧勝でした。プレーしながら、購入することを考えました。

フルチタンが好きなゴルファーだけではなく、『EPICシリーズ』の1本として全てのゴルファーが使うことを検討しても良いと思います。理屈ではなく、相性みたいな曖昧な基準で選んでも良いほど、それぞれに高性能だからです。

“GBB EPIC FORGED ドライバー”は、弾道が本当にきれいです。また、そのコントロール性能も優れています。たぶんですけど、ここに当たると飛ぶという部位がフェースに存在すると感じました。所有してすぐに機能して、更に使いこなしていく中で、自分だけの秘密を持てるドライバーは、書いていても魅力に溢れています。

新世代のアイアンはハイブリッド感覚

 

“EPIC STAR アイアン”は色々な意味で特別です。まずは、見た目です。

バックフェースは未来のアイアンようなコンポジット感があります。実際に、金属の骨組みにフェースとソール部分の一体構造をはめて、ソールの付近にはタングステンを埋め込む構造なのです。

お借りした“EPIC STAR アイアン”は、6番アイアン~ピッチングウェッジの5本です。6番アイアンのロフトが23度でロングアイアン並みなので、十分なのですが、バッグに入っている状態を見ると違和感があります。

装着されていたシャフトは『Speeder EVOLUTION for EPIC』の硬さRで、このシャフトが素振りの段階からかなりピュンピュンと挙動するのです。こういうシャフトは上手く扱えば高い球を楽に打てるのですけど、合わないととらえすぎて左に引っかかったボールが出ます。

 

飛ぶというアイアンの試打は、それを意識して力んでしまうと失敗してしまうので、シャフトも軟らかいのだからと軽めに打つことに徹してラウンドを開始しました。最初に、6番アイアンを打ちました。やや上っている場所に向かって170ヤードぐらい飛ぶのかもしれないと考えて打ちました。

最初の印象は『どこに当たった?』でした。打音はちゃんとしているのに、手応えがなかったのです。ボールはロングアイアンのような低めの弾道で飛んでいきました。170ヤードをショートしました。低い球は、上り坂に向かって打つときには大きなロスになるので、まさにそれです。

続いてピッチングウェッジを使いました。ロフト39度なので、普段使っているアイアンだと8番と9番の間という感じでした。きれいな高い球はグリーンに乗りました。やはりフェースのどこに当たったのかがわかりませんでした。打音もアイアンっぽくないと感じました。

 

8番アイアンのロフトは30度です。普段使っているアイアンだと6番アイアンと同じぐらいです。打ってみるとロフトなりの距離は出ます。8番アイアンの飛距離ではなく、6番アイアンの飛距離です。ぶっ飛んでいますけど、弾道は6番アイアンのように低いのです。

シャフトのせいかもしれませんが、少し左に引っかかるボールも出やすい傾向もあります。“EPIC STAR アイアン”には、大きな期待をしていました。だから、余計に残念に感じたのかもしれませんが、もっと高いボールが出ないと使いにくいと感じました。

フェースのどこに当たったのかがわからないという問題は、途中で、フェアウェイウッドやハイブリッド(ユーティリティ)を打っているのだと思えば、納得できるようになりました。打ち応えがアイアンではなく、ハイブリッドなのです。間違いなくカッコイイ外観のアイアンで、構えた感じも良く、イケそうな気分にさせるのですが、今までのアイアンとは別のものだと考えないと感性がついていけないのだと思いました。

極端に書いていますが、周囲の人から見れば、ほんの少しの差なのです。実際に、この日のラウンドでも“EPIC STAR アイアン”を使用しながら、平均スコアと全く同じスコアでプレーしました。弾道も低いというより棒球なのだと考えると納得ができます。

ドライバーも棒球を打つのが主流になってきていますので、新しい時代のアイアンとして“EPIC STAR アイアン”はリードしている可能性もあります。ただ、個人的にちょっと驚いたのです。打った結果が思ったのと違うことは、慣れるのに時間がかかりそうです。

ドライバーは得意で良い球を打てるのに、アイアンは苦手だというゴルファーには、逆に“EPIC STAR アイアン”は合っている可能性があります。シャフトの設定も色々とあるので、自分に合うシャフトを選択すれば、弾道的な違和感は解消する可能性もあります。

ドライバーの“EPIC STAR”は、誰でも打てそうな易しさがありましたが、“EPIC STAR アイアン”は易しくないアイアンです。キャロウェイのクラブ全般にいえますが、ある程度打てるゴルファーでなければ恩恵を受けられないのも魅力だと僕は考えます。ちゃんと練習をしてレベルアップに余念がないゴルファーで、比較的持ち球が高いゴルファーにEPIC STAR アイアン”は使って欲しいです。

飛距離性能は、本当に魅力的です。2017年はたくさんの飛距離性能を前面に出したアイアンが市場に出ています。EPIC STAR アイアン”は、その中でも新しい時代の先頭を行くアイアンなのです。

スペック

GBB EPIC FORGED ドライバー

★発売日     2017年10月13日
★ロフト     9° 10.5°
★長さ      45.5インチ
★シャフト    Speeder EVOLUTION for GBB  1本 67,500円+税
★価格      Tour AD IZ-6  1本 84,500円+税

EPIC STAR アイアン

★発売日     2017年9月15日
★番手/ロフト  #5/20.5、#6/23、#7/26、#8/30、#9/34.5、PW/39、AW/44、GW/49、SW/55
★シャフト    Speeder EVOLUTION for EPIC(5本セット #6-9、PW)  160,000円+税
★価格      (単品 #5、AW、GW、SW)  32,000円+税
N.S.PRO Zelos 7(5本セット #6-9、PW)   160,000円+税
(単品 #5、AW、GW、SW)  32,000円+税

 

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