ゴル子のゴルフことはじめ「不思議な合成素材」
- 2014.09.29
- おもしろ
皆様こんにちは。
ゴル子です。
お元気でしたか?
そうだったんですか…大変でしたね。
ゴル子ですか?元気でしたが、暇でした。
特に昨日なんて暇すぎて、どうしたもんだと思いましてキャディバッグの設計図描いてました。
実は、この数日間何回かキャディバッグの設計図を作っては、制作し、設計図を作っては、制作し、を繰り返しています。
なかなか満足な出来にならないんですよね…。
何か分からないけど、二次元キャディバッグになったり。
前と後ろは完璧なんですが。
横が
ぺらぺら。
何回も失敗すると、もういいかな、作らなくても…無いなら無いでお母さんが作った手さげカバンあるし。と思う夜もあります。
お友達にも思うように出来なかったキャディバッグをプレゼントするのですが、「ありがとう、エコバッグ作ったんやね」と桁違いなこと言ってくる夜もあります。
作ったキャディバッグを破って畑で燃やす夜もあります。
いっそ素材を変えて、石膏で作って「世界一重いキャディバッグ」なんて作ろうとしましたが、それ持ってゴルフ場行ったら、ゴルフする人というより
石像の業者か墓石の業者です。
石像の業者になりたい訳じゃないんです。
ただキャディバッグを完成させたいんです。
というわけで、既製品の素材を調べてみると「素材:ポリウレタンレザー」と記してありました。
…
ぽりうれたん?
ナポリタンの仲間でしょうか。
既製品は…スパゲティーで作られているんですか。
ということは小麦粉を何らかの形で固めたものが、なぜか布のように見えているわけだ…。
これは思いつかなかった…。
まさか小麦粉が布のようになるとは…カルチャーショックです。
後はレザーですが、ゴル子だってレザーが「皮」だということは知っております。
「スパゲティーレザー」、否、「ポリウレタンレザー」は「小麦粉の皮」という直訳になりますが、小麦粉に皮なんてあるのでしょうか。
ここで小麦に詳しい人に電話してみたいと思います。
ゴル子「もしもし。小麦の皮について教えてください。」
小麦に詳しい人「そもそも小麦の粒は、表皮・胚乳・胚芽の3つの部分からなっていて、
胚乳という部分が小麦粉になります。表皮は、だいたい家畜のえさになります。」
ゴル子「家畜って…このメスブタが!とかやってるアレですか?」
小麦に詳しい人「それは性癖の話ですね。」
ゴル「でも、テレビで“わたしは家畜です”って言ってる人間を見た事あります。」
小麦「それは一般的にはございません。家畜というのは牛や豚や鶏です。」
ゴル「なるほど。ありがとうございました。」
とても親切でした。
つまり、キャディバッグの素材は、ナポリタンと似たもんであり、それはスパゲティーの原料である小麦粉の小麦粒の表皮のことだったというわけです。
表皮があれば既製品のようなキャディバッグを作れるんですから、表皮がありそうな場所に行ってみたいと思います。
困った時は、隣のお家に住んでいる家畜好きの山本さんに相談です。
すると「あ〜、いい場所があるよ」といって地図をくれましたよ。
その地図通りにいくと、ここなのですが…
「家畜」の看板。
思いっきり家畜をアピールしてますね。
家畜ってアピールするもんなのか…?
せっかくなので入ってみたいと思います。
…誰か近づいてきましたよ。
「あら、いらっしゃい」
ここに表皮があると聞いてきたのですが…
「ないよ」
…山本め。
ここには表皮がないらしいので帰ることにします。
「おまちなさい」
「靴を落としましたよ」
ゴル子の靴には、
表皮がいっぱい入ってました。
…ありがとうございます。
さあ、家に帰ってキャディバッグ作りましょう。
む。なんか変な匂いする。捨てよう。