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より快適にプロのゴルフを観るために!トーナメント観戦ガイド(前編) ― 日程決め~会場入り ―

ゴルファーの方であっても、トーナメント観戦に行く機会はなかなか作りにくいのではないでしょうか。たまのお休みには練習場で自分の練習もしたいし、コースでラウンドも楽しみたいし…。
でもプロゴルファーのプレーを見ることで、ゴルフへの意外な気付きや楽しみ方、これからの目標なども、きっと見いだせるはずです。

たとえばお住まいの近くでトーナメントの開催があればドライブのついでに、もしくは旅行をかねて開催地を訪れ、テーマパーク感覚で観戦してみるのも楽しいものです。
トーナメント観戦や周辺地域の観光など、ご家族で行く旅行もそれぞれが楽しめる計画が立てられたら、同行したゴルフ未経験者とゴルフの魅力を共有できる喜びも得られるかもしれません。

今回は、より快適にトーナメント観戦するコツをお話ししたいと思います。

観戦日はいつにする?

トーナメントは3日間ないし4日間、開催されます。いずれも最終日は日曜日。その試合の優勝者が決まる決戦の日で、多くのギャラリーが観戦にやってきて、湧き上がります。
1打差を争うプロの緊張感ある真剣勝負や精神力を間近で感じ得たり、熾烈な優勝争いで歴史的な名勝負に立ち会える可能性が高いといえるでしょう。
他の日よりもたくさんの人で賑わい、総合的に盛り上がる見ごたえのある日といえます。

ただし、決勝ラウンドは前日の順位で組み合わせが決まるので、見たい選手が大勢いると観戦計画を立てるのに悩ましいこと、またお目当ての選手が予選落ちしてしまうこともあり得ます。

予選ラウンドの組み合わせは主催者側が決めるので、人気の選手が同組や近い組でプレーすることが多いようです。見たい選手がたくさんいる場合は、予選ラウンドの方が見やすいといえます。
また、平日であればギャラリーの数も比較的少なく、よりよい場所を確保しやすく観戦しやすいというメリットもあります。

また、練習日を公開している大会であれば、こちらも行ってみる価値ありです。
選手は、コースを回ったり、練習場で調整したりとさまざまですが、ギャラリーは圧倒的に少数です。トーナメント開催日にも試合前後に練習をしますが、選手ごとに異なる練習方法やクラブごとの球筋、スイングの練習などが一挙に見られます。
選手同士のやり取りや集中力を高めている様子も興味深いですし、何しろプロのテクニックがじっくりと見られて、自分の練習にも大いに参考になります。

来場時間を決める

観戦日が決まったら、会場への到着予定時間の目安を決めましょう。
予選ラウンドの組み合わせは開催日の数日前に、決勝ラウンドは決勝前日の夕方に決まります。各運営団体、JGTO(日本ゴルフツアー機構)やLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のHPに公開されるペアリング(選手の組み合わせスタート表)をチェックしてみましょう。
予選ラウンドの組み合わせは主催者側が決めますが、概ね人気選手や有力選手は中ごろのスタートになることが多いようです。

朝の練習は、スタート時間の1時間半から1時間ほど前から始める選手が多いようなので、気になる選手のスタート時間をチェックして、練習時間に合わせて行ってみましょう。
開場時間や送迎バスの時間により、早いスタートの組になっている選手の練習は見られない場合もあるので、確認しておきましょう。

会場に着いたら

入り口のゲートでチケットをもぎりスタッフに渡し、半券を返してもらうと同時にペアリングとコース内のマップを入手します。半券は再入場などで使用するので、有効期限まで保管しておきましょう。

お子さん連れの場合、一番先にチェックしておきたいのがトイレですが、クラブハウス内や茶店は選手や関係者用になるため、使用できません。ギャラリー用のトイレは仮設のトイレが用意されています。マップで確認しておきましょう。行列になることもしばしばあるので、余裕を持って利用することをオススメします。

トイレを済ませて観戦の準備が整ったら、進行状況を確認しましょう。入り口やスタートホール周辺で、大会の進行状況に問題があれば、お知らせが掲示してあるはずです。

既にお目当ての選手がスタートしたあとであれば、リーダーボード(選手のスコアが表示されている順位表)をチェックします。各選手の順位と、既にプレーを終了したホールの番号が書かれていますから、今現在はその次のホールを進行中というわけです。
例えば「8H」と書かれていたら、8番ホールを終了し、9番ホールでプレー中、ということですから、移動時間を考慮して10番ホールへ向かいましょう。

ちなみに、1番ホールからスタートする組もあれば、途中のホールからスタートする場合もあります。ペアリングをよく確認して、どの選手が今どこでプレーしているか把握してから観戦しましょう。

試合が始まってからの動きは、後編に続く

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