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鏡をうまく使って自分のゴルフスイングをチェックする!

ショッピング中に大型の鏡があると、つい素振りの恰好をしてみたくなるものです。
大型デパートの路面部分などの大きなウィンドウに映った自分を眺めてスイングの真似ごとをしていると、ガラスの向う側から視線を感じてドキっとすることがあります。
たしかにスイングチェックは大きな鏡の前ですると効果的ですよね。

今回はそんな鏡の前でのスイングチェックについてご紹介したいと思います。

自分じゃわからないスイングの欠点

岡目八目って、自分のことは分からないのに他人の欠点は簡単に見つけることです。
他人のスイングは「なんか変」ってすぐ分かるのに、自分の欠点は自分の視点じゃなかなか分からない。
だから、ビデオチェックするとあまりの不格好さに倒れそうになるほどショックを受けることがあります。

普段から自分を客観的に分析することは意外と難しいもので、「イメージ通りにスイングする」となるとこれは至難の業と言えます。

スイングをチェックするときの一般的な角度は
・スタンスに正対した正面からの映像
・ボールの進行方向からの映像
・逆にボール後方からの映像
・頭上からの映像
の4方向です。
特に「正面からの映像」はスイングアークやインパクトで体のバランスをチェックするのに最適なアングルです。

ビデオチェックは効果が絶大です。が、毎回の巻き戻しチェックは面倒ですし、毎回操作するのも嫌なものです。
ですから、全身が映る鏡の前でチェックする方が効率的です。

鏡でのスイングチェックで有効な「書き込み」

さて、鏡の使い方ですが、もし自宅の練習スペースに、大きな鏡などがあれば、ぜひおすすめしたい方法があります。
それは「鏡に補助線やチェックマークを書き込む」こと。

まずホワイトボード用の先太ペンの黒色を用意します。
実は、ホワイトボードマーカーは、鏡に書いても、消すことができるのですね。
※素材などにもよるので、消すことができるかは必ず事前にチェックしましょう。

とはいえ、自宅にそんな大きな鏡や練習スペースを用意するのはなかなか難しいので、練習場で鏡を見つつ、頭の中で線を引いてみてください。
(もしかしたら練習場で書き込み可能な場合もあるかもしれませんが、必ず管理者に了解を取ったうえで、他の方のご迷惑にならないように行ってください。)

さて、準備ができたら、鏡の前でアドレスします。そしてその時に身体の中心になる部分に真っすぐ縦線を入れます。次に左脚のくるぶしのところにも同じように縦線を書きます。
最初の線がアドレスからインパクトまでの中心軸、次の線がフォロースルーのときの軸です。

フォロースルーの線を越えずにフィニッシュができれば、軸のぶれないスイングをしているはずです。

このチェックで気をつけることが一点。鏡ばかりを見てスイングしていると、身体の捻転を忘れて腕だけになりがちなので、しっかり全身を使ってスイングしたいものです。

そこで鏡にチェックポイントをマークします。
スタンスをとった時の肩の位置に○印をつけ、次にバックスイングでトップになった肩の位置も○で囲みます。
肩は90度回転したいところですが、そんなに回る人は少ないので45度を目標にして○印をつけます。

これで軸がぶれず肩が回る捻転もできるようになり、スイングの基本形はできてきました。あとは格好のいいスイングです。

恰好が決まったらあとは練習あるのみ

スイングスタイルは時代によって変わってきます。
いまは腕が体に巻きつくようなスイングが主流で、肩甲骨と脇の可動を広くすること、つまり肘をインサイドに縮めアウトサイドに開くと高いトップと恰好のよいフィニッシュをとることができます。

まずは鏡の前でトップグリップの位置を決めます。スタンスをとりグリップしたらクラブヘッドを持ちあげて剣道の晴眼に構えます。肩の位置から真っ直ぐ前に腕を伸ばしクラブが立った状態です。このまま肘を曲げずに胸を張って90度捻転したグリップの位置が仮のトップになります。

たぶん90度回らないでしょうからそのまま背筋を伸ばし、腰を折ってアドレスします。あとは右ひじを曲げていくとトップの位置が高くなっていきます。左肩よりも高くならないように気をつけてグリップの位置に赤ペンで○印をつけます。

次はフィニッシュ時のグリップ位置です。最初はクラブのシャフトで背中を斜めに叩きますが、そのためには左のひじを大きく開く必要があります。そこをフィニッシュにして右手の位置を○で囲みます。

あとは流れに沿ってスイング練習をするだけです。

とはいえ、スイングチェックは気楽な気持ちで

スイングには「正解はない」と言われています。スイングスタイルは流行や道具の進化によっていつも変わっていますし、また独自のスイング理論で成功している人もいるくらいですから絶対の型というのはありません

一般的にはPGAが発行しているティーチング教本が一番シンプルで癖がなく、誰もが「綺麗なスイング」といえるオーソドックスなものです。
ただ年齢や体形、また体力によって適正なスイングは変わりますし、なによりゴルフを続けていることで回らなかった肩が回るようになるなど、自分自身の身体能力も変わっていきます。
ですから、自分にとって今日は正しかったことが、明日は正しくなくなっているかもしれません。

だからと言って疑心暗鬼になって常にスイングを変えていると、スコアメイクができなくなって楽しいゴルフにならないはずです。
スイングの綺麗さを求めることと、ゴルフのスコアを求めることは似て非なるもの。
鏡に映る自分があまりにも不格好であっても、スイングチェック程度にとどめておく方がのラウンドを楽しめるかもしれませんよ。