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アマチュアゴルファーがドライバー飛距離を出すために重視すべきポイント!「足踏み」

前回記事で「飛距離アップを目指す上の考え方」に関する話をさせていただきました。

今回は、その続きとして「飛距離アップを目指すための、具体的なスイングポイント(体の使い方)」に関連する話をしてみたいと思います。

飛距離アップに繋がる「2つのスイング要素(体の使い方)」

物理的には、「ボールの初速」「飛球角度」「スピン量」が同じであれば、概ね同じ飛距離となります。

ここでポイントなるのが、「ヘッドスピード」ではなく「ボールの初速」であること。同じヘッドスピードだからといって、ボールの初速も同じになるわけではないんですね。

闇雲に「ヘッドスピードアップを目指すこと」が効果的なスイング作りとはならないというのも、ヘッドスピード=ボール初速ではないからなのです。ヘッドスピードがボール初速へと移行するにあたって、重要な要素となっているのが「スイング要素(体の使い方)」と「クラブ性能(主に反発力)」です。

ここでは、スイング要素に関して取り上げておきたいと思います。飛距離アップに繋がるスイング要素(体の使い方)には、下記の2要素があります。

1)「減速衝突」ではなく「加速衝突」を目指したスイング作り

前回、飛距離を生み出すために必要な4つの要素(ヘッドスピード、飛球角度、スピン量、クラブヘッド入射角)があることをお話しましたが、実際のスイング(体の使い方)において、飛距離アップを目指す上で重要な要素となるのが「加速力のあるスイング」です。

試打マシーンでなら、「ヘッドスピード」「飛球角度」「スピン量」が同じ数値となるように設定しておけば、概ね毎回同じ程度の飛距離となります。しかし、実際に人が試打を行ったときには、時折わりと飛距離差が存在するケースがあるんですね。数値的には「ヘッドスピード」「飛球角度」「スピン量」が概ね同じ2人であったとしても、そのスイングに違いがあると、飛距離に差が出る場合があるのです。

そんな時に飛距離差を創出してしまう要因のひとつが「スイングの加速力」という要素なのです。同じヘッドスピードであったとしても、「減速傾向のスイング」となっているのか、それとも「加速傾向のスイング」となっているのかで、違いが生じてくるのです。

ゴルフは、クラブヘッドをボールにぶつけ(衝突)、その反発力によってボールを遠くに飛ばすわけですが、インパクト時にヘッドが減速しながら衝突するのと、加速しながら衝突を迎えるのかでは、後者(加速衝突)の方が飛距離が出る可能性があるのです。

それは一瞬の出来事ではあるのですが、衝突の瞬間、ボールの重さによる衝撃でクラブヘッドがわずかながら後方へ押されることとなるんですね。

飛距離を生むためには、このクラブヘッドが後方へ押される動きが少しでも少ないほうが有利となるのです。それは、クラブヘッドが押されることによって衝撃力が吸収されてしまうからなんですね。

衝撃力が吸収されてしまった分、反発力も減少してしまいますので、飛距離が削減してしまうこととなるのです。「減速衝突」と比較して「加速衝突」のほうが反発力のロスが少なくなる傾向があるのです。ゆえに、飛距離アップのためには体の動かし方(使い方)として、加速力のあるスイングを目指すことも重要な要素となるのです。

2)腕を素早く動かすためには「足の動き」が大切に

一般的には、クラブヘッドを早く動かそうとすれば、必然的に腕を素早く動かそうとする傾向がありますよね。過去には一時「ボディーターン(ボディーターンスイング)」が重視された時期がありました。しかし、体を早く回そうとする意識が過度となる中、「腕の振り遅れ」「腕が素早く動かせていない」といった悪影響とも言える状況が創出され、飛距離不足に悩む方が増えたものです。

もちろん、正しいボディーターンは重要な要素なんですけどね。誤った捉え方と言いますか、ボディーターンの本質とかけ離れた体の動かし方をしてしまうことが、「飛距離不足」といった悪影響をもたらしてしまったものと考えています。ヘッドスピードを高めるためには、「腕を素早く・スムーズに動かすこと」も大切な要素のひとつなのです。

ただし、「腕を素早く動かすこと」に関しても、誤解・注意ポイントが存在しています。「腕をスムーズに動かす」ということを忘れてはいけません。腕の振りを意識して力を込めても、腕をスムーズに動かすことが出来ずに、ヘッドスピードが高まらないからです。

飛距離アップを得るためには、「腕のスピード<ヘッドスピード」とならなければいけないのですが、「腕のスピード=ヘッドスピード」となってしまう、そんな体の動かし方をしている方も少なくありません。

そこで「腕のスピード<ヘッドスピード」とするために、重視しておきたいのが『足の動き』です。足の動きを意識することによって、結果として腕をスムーズに素早く動かせるようになります。このような体の使い方をしていると、腕に余分な力が入ることなく「腕のスピード<ヘッドスピード」を実現することが出来るようになるのです。

2-1)「踵での足踏み」を意識したスイング作り

「足の動き」が「腕の動き」を促進させることは、他のスポーツや武術などでも重視させているポイントです。太極拳やカラテなどでは、足先からの動き(捻り)を徐々に上半身へと加速連動することによって、腕の力へと連動させています。ボクシングでも、足の力を上半身へと伝えることで、強いパンチを生み出しているのです。

「足の動きと腕の動きの連動性」に関して、実際に体で感じてみていただければわかるかと思います。まずは下半身を固定(動かさない)した状態で、左右の腕を前後に素早く振ってみてください。次に、その場で足を動かしながら腕を振ってみましょう。(その場で駆け足をするイメージ)。

比較してみると、下半身を固定(足を動かさない)した状態よりも、その場で駆け足をするように腕を振ったほうが、素早く・力強く腕振りが出来るものと思います。「力強く腕振りが出来る」というのも大切なポイントとなります。

ゴルフスイングにおいて、具体的に実践してみていただければと思う足の動きが「足踏み」です。足踏みといっても、大きな動きは必要ありません。左右の踵を上げ下げする形の足踏みが腕の素早い・スムーズな動きをもたらす要素となってくれるのです。

もちろん、人にはそれぞれ身体的な特性がありますので、すべての人にとって効果的な動きとなるわけではありませんが、それでも飛距離アップを目指す上では、「足の動き」が重要なポイントとなるのは、確かだと思っています。

多くの方に試してもらっているわけではありませんので、まだ机上の話となりますが、「引手主導タイプ(前輪駆動タイプ)」の方は、バックスイング時に軽く左足踵を浮かせる感じで、ダウンスイング時に足踏み(左足踵を踏むのと同時に右足踵を浮かすイメージ)をするイメージで。

それに対し、「押手主導タイプ(後輪駆動タイプ)」の方は、バックスイング時に軽く右足踵を浮かせる感じで、ダウンスイング時に足踏み(右足踵を踏むのと同時に左足踵を浮かすイメージ)をリズム良く行うことで、徐々に腕の振りが素早く・スムーズに動かせるようになっていくものと考えています。

その結果として、加速スイングとなるとともにヘッドスピードもアップしていくことに。バックスイング時、どちら側の踵を上げることによって足踏みを行ったほうが良いのかは、まだ検証途上要素ですので、まずは自分がやりやすい足踏みリズムを試してみていただければと思います。

ドライバーの飛距離をアップさせる練習方法は、こちらも要チェックです。

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