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ドライバーの飛距離アップを目指す上の「考え方」ポイント!

ゴルフという競技は、「スコア」を競うスポーツです。ドライバーやアイアンの飛距離を競う競技ではないことは、誰しもが知っていることではあるんですよね。

それでも、実際にゴルフをしていると、多くの人が「飛距離」を求めてしまう傾向があるものです。

ゴルフをする上で誰しもが求めたい「飛距離」

それは、一打目を少しでもグリーンに近づけることが、スコアアップに繋がると感じるから。

この気持ちは、アマチュアだけでなく、日本のプロゴルファーのプレーを見ていても、度々感じられる要素です。多くのプロゴルファーも飛距離を求めているんですよね。

「目的」と「手段」を間違わないようにすることが大切。

ゴルフという競技は、飛距離が出るほうが間違いなく有利です。飛ばないよりかは、飛んだほうが良いもの。飛距離を求めることは、ある意味適切な考え方とも言えるのです。ただ、アマチュアゴルファーが無意識のうちに冒してしまいやすい間違いがあるのですが・・。

それが「いつの間にか、目的と手段が入れ替わってしまっている(間違っている)」ということ。「飛距離を求める」ことは、あくまでも手段です。目的は「スコアアップ」なんですよね。

良いスコアを出すためには、複数の大切な要素があります。その要素のひとつが「飛距離」なのであって、飛距離を獲得できれば、かならずスコアが良くなるというわけでもありません。

しかし実際には、飛距離を求めて試行錯誤(自己流)をしているうちに、いつの間にか「飛距離アップ」が目的となってしまっているケースが少なくないように感じられます。

誰もが、ドライバー飛距離は出れば嬉しいものです。でも、ドライバー飛距離が出たか・出なかったかに一喜一憂する状態となるのは、危険な兆候。飛距離に一喜一憂しているのを感じたら、目的と手段を履き違えている状態となっていることを認識(自覚)すべきかと。

ドライバーの飛距離を構成する3つの要素。

物理的な側面から、「飛距離」に直結する要素(飛距離を出すために大切な要素)と言われているのが下記の3要素です。

・ヘッドスピード
・飛球角度
・ボールスピン量

飛距離を得るためには、上記3要素の組み合わせが大切なポイントとなっています。

一般的に誤解を生みやすいのが、単純に「ヘッドスピードが速ければよい」「ボールスピン量も少ないほうが良い」といった形で、それぞれ一つの要素に対して、数値を求めてしまうことです。

飛距離を出すことが出来る上記3要素の組み合わせには、複数のパターンがあるもの。例えばヘッドスピードが「42m/s」の方にとって、飛距離を出すために適切な飛球角度とスピン量の組み合わせと、ヘッドスピードが「50m/s」の方にとって、適切な飛球角度とスピン量の組み合わせの数値は異ります。

また、「クラブヘッドの入射角」も上記3要素に加えて、飛距離アップのための適切な組み合わせを見出す上で重要な要素となるもの。

「ヘッド入射角の数値が大きい(クラブヘッドがダウンブロー軌道となっている)」スイングタイプの人にとって、適切なボールスピン量と「ヘッド入射角の数値が小さい(シャロー軌道)」スイングタイプの人に適切なスピン量も異なる数値となるからです。

闇雲に「ヘッドスピードアップ」を目指すのは、目的と手段を誤ることに。

飛距離アップを目指す上で、最も大切なことは「ヘッドスピード」「飛球角度」「スピン量」「ヘッド入射角」の最適な組み合わせを求めていくことです。「ヘッドスピードアップ」を強く意識した練習をしてしまうことは、目的(スコアアップ)と手段(飛距離アップ)を履き違えてしまう可能性が高まることに。

そうならないために、まずは現在の「ヘッドスピード」「ヘッド入射角」「スピン量」をきちんと把握しておきましょう。自分のスイング情報を感覚ではなく、正確にデータ(数値)として認識しておくことが、最初の一歩となります。

その上で、現在の「ヘッドスピード」に対して、最も適切な(最大飛距離を得ることができる)「スピン量」「飛球角度」を目指して、スイング作りと適切なクラブ選び(特にフェース角度とシャフト特性)を試行錯誤していただければと思います。そのような意識で、スイング作り・練習を積み重ねていると自分に適したスイングに近づきやすく、結果としてヘッドスピードが高まっていくことに繋がりますので。

近年は、クラブ性能(特にシャフトの機能・特性)が高まっているとともに、多様化してきています。今は、クラブの機能を無視して、スイング作りは出来ないとも言えるもの。逆に言えば、身体機能(筋力)やスイングを大きく変化・進化させなくとも、自分に適したクラブを見出すだけでも効果的な飛距離アップを得ることができるものです。

自分の身体特性に適した「スイング作り」と「クラブ選び」を同時に推進していくことが、飛距離アップを得るための両輪なのです。

次回は、「飛距離アップを目指すための、具体的なスイングポイント(体の使い方)」について、お話できればと思っています。

 

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