石川遼のスポンサー契約、まだ大丈夫?どうなる今後! | ゴルフ動画マガジン GOLFES
GOLFES

見つかる、楽しむ、あなたのゴルフライフ。

石川遼のスポンサー契約、まだ大丈夫?どうなる今後!

石川遼と松山英樹が1年ぶりに共演することで話題になった、先日のダンロップフェニックスオープン。松山はトップと2打差の2位タイフィニッシュでしたが、石川は裏街道でスコアを落とし、52位タイに終わりました。

今年9月にANAオープンで1年2ヶ月ぶりの国内ツアー優勝を手にした石川遼。ようやく調子が上向いてきたかな?と思わせたのも束の間で、どうも今ひとつ波に乗り切れないですね。

次戦はカシオワールドオープン。大会を主催するCASIOとは、2013年から所属契約を結んでいますが、大会に先立ち2年間の契約更新が発表になりました。ANAの時のように、ホストプロとして活躍し大会を盛り上げて欲しいです!

さて、石川遼といえば、2013年にキャロウェイと超大型契約を結びました。その契約、3年間で18億円と言われていますが、アレ?ということはそろそろ契約満了の時期?今後はどうなるのでしょうか?

石川遼のプロフィール

 
所属:CASIO
生年月日:1991年9月17日
身長:175cm
体重:71kg
血液型:O型
出身地:埼玉県松伏町
ベストスコア:58(2010年中日クラウンズ 名古屋GC和合コース)
日本ツアー:12勝
PGAツアー:未勝利(最高位2位、トップ10入り10回)

2007年にアマチュア枠でマンシングウェアオープンKSBカップに出場し、優勝。15歳245日は世界最年少優勝記録として、ギネス認定されました。

2008年にプロ転向。8月の関西オープン(当時ツアー外)でプロ初優勝を遂げ、11月のマイナビABCチャンピオンシップでも優勝し、この年の獲得賞金は1億円以上となりました(史上最年少)。

2009年はマスターズや全英オープンへの出場を果たしたものの、予選落ち。しかし国内では3勝を挙げ、獲得賞金額は1億8千万を超え、最年少賞金王に。

キャプテン推薦で選出されたプレジデンツカップも、史上最年少でのチーム入りでしたが、アーニー・エルスに並びチーム最多の3ポイントをゲットする大活躍を見せました。

世界ランクも30位まで上昇。2010年には最速最年少で生涯獲得賞金額3億円を突破、2012年のツアー通算10勝は、これまた史上最年少記録。2013年より、主戦場を米国に移しPGAツアー本格参戦。初優勝が待たれます。

数々の最年少記録を打ち立て、社会にRYOフィーバーを巻き起こし、人気絶大となる中で、報道関係者の取材方法に問題があったり、ゴルフをよく知らない観客の応援マナーのひどさが取り沙汰されたりもしました。

好感度、いまだ高し!スポンサー契約移り変わり

プロ入り当初は、パナソニックと所属契約を結び、5年5億円。アマチュア時代から関係の深かったヨネックスとは用具・アパレル契約で、5年10億円。

その他、トヨタやANA、NTTドコモ、コカコーラ、ロッテ、第一三共、ハウス食品など、大企業が続々とスポンサーにつきました。

2012シーズン終了時、パナソニックとヨネックスが契約を更新しなかったものの、所属はCASIO、用具・アパレルはキャロウェイが名乗りを上げます。CASIOは3年3億円、キャロウェイは前述の通り、3年18億円!(※金額は推定)

その前にトヨタやNTTドコモなど、何社かは契約を終えましたが、自動車ではアウディがつき、ANAや第一三共は2015年現在も契約を続けています。

ちなみにCM起用社数ランキングでは、2009年から2013年までの5年間、石川遼がトップの座に輝いています。最も多かった年は17社(2010年、2011年)で、今年は上半期までの集計で6社だそうです。

これだけ巨額のスポンサー契約を結び、スケジュールを管理するのはさぞかし大変だろうと思いますが、そこは父親である石川勝美氏がマネージメント会社を興して、一切を取り仕切っているとの事。

あまりゴルフ以外のところで煩わされないといいなとも思うのですが、人気のある時に稼がないといけませんし…うまくバランスを取ってほしいですね。

まとめ

最も気になるキャロウェイの動向ですが、個人的には、多少減額されてもすっぱり切られるということはないのでは、と予想します。

キャロウェイにおいて、日本市場での売り上げが占める割合は比較的大きく、石川の好感度もいまだ高いためです。ただ、今後も成績が低迷するようであれば、何社かのスポンサー離れは避けられないでしょう。

短期間に何度もパターを変えたり、クラブの重さをいじったり、試行錯誤を繰り返してばかりいるのは心配です。スイングへのこだわりも強すぎて「スイングのためのスイング」になってしまっているような気がします。

飛距離はそれほど他の選手に劣っていませんし、テクニックも良いものを持っているのだから、勝つためのマネージメントの方法や、勝負所を掴む臭覚のようなものを磨いてもらいたいです。

何より、もっと自分のゴルフに自信を持てるといいのですが…。日本人ゴルファーとして、世界でもっと上に行ける人だと信じています!

まずはPGAツアーシード権の、早めの確保を目指したいところです。そしてそろそろ、婚約中の女性との結婚の記事が公開されたりするかしら?まだかしら?と、母親のような気持ちで見守るアラフィフ女子なのでした。

プロ9年目を迎える2016年、試合で活躍し結果を出して、公私ともに石川遼にとって良い年になりますように。

関連記事