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初心者でも分かるボールの選び方!ウレタン・ディスタンス系って何?

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ゴルフボールは何種類ぐらい販売されているでしょう?実にその数は、300~400もあります。

ボールの構造によって多くの種類がありますが、ボールの芯(コア)、その周囲(ケース)、カバーの素材を何にして、何層にするかで決まります。

プロや上級者が好んで使うのは、3ピースや4ピースといったコアの周囲が多層に分かれた物です。一般的に1ダース1,000円から2,000円ぐらいで販売されるのが、コアとカバーの2ピース構造です。

Portugal Masters - Day Two

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ボールの性能は、スピン性能、打感、正確さ、飛距離、直進性、耐久性で表現されます。これらの要素の中には、外側を柔らかめに作ってスピン性能を上げても耐久性に劣る、といった相反する要素もあります。また、ヘッドスピードによっても、ボールの飛び方が変わります。

では、一般的な2ピースボールで見てみましょう。カバーが硬めで高い反発力を持たせ、柔らかめのコアでドライバーのスピン量を減らしたのが“ディスタンス系”となります。ヘッドスピードが遅くても(43m/秒以下)できるだけ飛距離が欲しい人向けです。

パワーがなくてもインパクトでボールがつぶれ高弾道・低スピンの打球が出ます。ドライバーでスピンがかかりすぎると、弾道後半で失速、ランが出ない、など飛距離は不利になります。

ディスタンス系のメリットは飛距離ばかりではありません。ティーショットやセカンドでミスショットをしても、ディスタンス系はスピンがかかりにくいので曲がりにくいのです。スライスやフックになったとしても、大きく曲がらないので致命的なミスを減らすことができます。

PGA TOUR - 2007 Memorial Tournament - Final Round

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スコアの100切りを目指すアベレージゴルファーには、飛距離が出て、ミスが少ないディスタンス系が向きます。スピンがかかりにくいので、アプローチではグリーンやピンを直接狙うのではなく、ピッチ&ランや転がりを意識したプレースタイルが望ましくなります。

ボールのコアを硬くして反発力を保持しながら、カバーを柔らかい素材にしたのが“スピン系”ボールです。アプローチでグリーン、ピンをデッドに狙うバック・スピンが効いたボールが打てます。

その分、クラブのスイートスポットを外すとサイドスピンがかかりやすく、ミスが大きくなり、飛距離も出ません。スピン系はヘッドスピードが早め(43m/秒以上)の上級者に好まれます。

ディスタンス系を使っているけどもっとスコアを伸ばしたい、初級者だけどグリーン周りがうまくなりたい人に、ディスタンス系とスピン系の両方の性質を持った“ウレタン・ディスタンス系”がおすすめです。

アプローチでスコアを縮めるには、ショートゲームでピンを直接狙いたくなります。そのためには、ピンそばで止まるスピンが求められます。ウレタン・ディスタンス系はスピン系よりスピン性能は劣りますが、アマチュアのスコアメイクには十分なレベルです。

何より、ドライバーが曲がりにくい、アプローチのミスが出にくいというメリットがあります。「ドライバーがまっすぐ飛んで、アプローチでスピンがかかる」ボールと言えます。

PGA TOUR - 2005 The Presidents Cup - Practice Round - September 21, 2005

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初級者でもグリーン周りでのアプローチがうまくなりたい人には、ぜひチャレンジして頂きたいボールです。「スコアの半分以上は、100ヤード以内」との言葉もあります。せっかくピンまで100ヤード以内に近づいても、そこから3打、4打とかかってしまうミスを少なくするのに、ウレタン・ディスタンス系が向きます。

ボールは打感によって、飛び方も変わります。ウレタン・ディスタンス系にも多くの種類があり、新しいボールを使うには、まずアプローチの感触を試してみて、ドライバーでの飛び方などを比較してみるといいでしょう。

今年スコアアップに取り組みたい人は、ウレタン・ディスタンス系ボールにチャレンジはいかがでしょうか。

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