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まさかのフローリングでパット練習!?バツグンにうまくなります!

よくテレビドラマで見かけますね。大会社の社長や会長がオフィスの自分の部屋にパッティング用のマットを広げ、パットの練習をする光景が。

ところが、そんなマットはなくても大丈夫。さらに自宅のフローリングでもまるで問題ないのです。

フローリングは滑りやすいからいい練習!?

パッティングで一番大事な事はなんでしょう?ホールまでの距離に応じた強弱もありますが、何よりボールを狙った通りに打てる方向性です。フローリングでのパット練習は、この方向性を養うのに一番なのです。

フローリングの上で、ボールをパチンと弾くとアッというまに壁まで転がってしまいます。これでは練習になりません。的にするのは、もう一つのボールです。

ゴルフのボールを狙って打つのです。最初は30センチぐらいの距離から始めましょう。打ったボールが当たり、的のボールが目標の線の延長上に転がるようにまっすぐ当たるように狙います。徐々に50センチ、1mと話していきます。

滑りやすいフローリングでまっすぐ当てるには、ボールを滑らせずきれいな転がり回転を与えなければなりません。パターのヘッドの使い方を自然に覚えるようになります。まるで、オーガスタのグリーンもかくや、の慎重なストロークでパッティングする感覚も覚えます。

的のボールがまっすぐ転がったら5点、横に弾かれたら3点など、10回打って点数を記録しておくのもゲーム感覚で遊べます。ちょっとビリヤードにも似た感じになります。

ボウリングの狙い方と同じ

ボウリング経験のある方はお分かりになると思いますが、ボウリングのボールを投げるのはピンを見てなげるのではなく、レーン手前にあるスパッツと呼ばれるマークを狙います。

このフローリング・パッティングも、的のボールを1m、1m50と離した時は、その間にある打つボールから30センチ付近の床の傷や模様を狙って打ちます。

もちろん床がまったく平らなこともないので、途中から曲がる場合もあるでしょう。そんな時は、自宅のフックライン、スライスラインと思って、その軌道の手前の目印を狙いましょう。

メリットとデメリット

シビアな目標を狙って練習していると、パットのストロークが良くなります。目標線に向かって、パターヘッドをまっすぐ引いて、まっすぐ打つ、という腕の動きが自然と身につくようになるのです。

さらに、目標の手前にもう一つの目印(ボウリングのスパッツ)を作って打つ癖をつけると、パッティングの方向性が格段に良くなります。実際のグリーンでも、例えまっすぐなラインでも、手前の芝目の色の変わっている部分など、何らかの目印を見つけます。

ラインの読み違いはどうにもなりませんが、かなりの確率でショートからミドルパットの精度が上がり、カップインするようになります。

デメリットは、10m以上などのロングパットの打ち方がわかりにくくなることです。家の中で練習しているパッティングのバックスイングより大きくヘッドを引かなければならず、イメージが湧きにくくなることがあります。その場合は、ラウンドする前の練習グリーンでロングパットを4、5回打っておくと感覚の問題はなくなります。

いかがですか?自宅のフローリングをオーガスタ並みのタッチで征服してみませんか。実際のグリーンでのパッティングが楽しくなりますよ。

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