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パットの名手ほどファーストパットの重要性を知っている

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スコアアップの一番のポイントは、パッティングの善し悪しで決まるということを、大抵のゴルファーは知っています。ところが、普段ショットの練習には余念がありませんが、パットの練習はラウンド当日の朝に数十分ボールを転がす程度という人が大半ではないでしょうか?

シーズン中は毎日のようにラウンドしているプロゴルファーでさえ、4日間毎日パットが決まりまくるなんてことはまずありません。ましてや、月イチゴルファーが朝ちょこっとボールを転がしただけで、バーディーラッシュなんてことはありえないでしょう。ですから、アマチュアゴルファーの場合、いかに3パット、4パットを減らすかということが、スコアを作るうえで最も大事なことなのです。

パッティングの善し悪しというのは、ボールをイメージ通り打つ能力、つまり距離感と方向性。そして、グリーンを読む能力の2つで決まってきます。どんなに素晴らしいパッティング・ストロークをしても、グリーンのアンジュレーションとスピードで決まるラインを間違って読んだのでは、カップインにつながりませんし、しっかりラインを読み切れても、思った通りにボールを打てなければ、大抵外れますよね。

ファーストパットをアバウトに打ってはいませんか?

Dunlop Phoenix Open - Final Round

Licensed by gettyimages R

1ラウンドのトータルパット数をいかに少なくするか、そのカギを握っているのがファーストパットなのです。つまり、最初に打つパットの善し悪しで決まるのです。

こんなデータがあります。個人の能力や普段のラウンド数によって個人差は多少ありますが、1メートル以内のショートパットは80パーセント以上の確率でカップインできますが、それが2メートルとなると、カップインの確率は50パーセントになるそうです。

さらに3.5メートルから4メートルになると、20パーセント以下になるのです。ファーストパットでカップを2メートル以上オーバーしたり、ショートすれば、セカンドパットがカップインする確率が半分以下になってしまいますが、ファーストパットを50センチ以内にボールを寄せることができれば、セカンドパットを外すことはほとんどなくなるのです。

そして、もうひとつ知っておいて欲しい事が1つ。ほとんどのゴルファーが7~8メートルのパットを左右に2メートル以上外すことありませんが、2メートル以上ショートしたり、オーバーしたりすることは結構ありますよね。つまり、アベレージゴルファーのほとんどの人が、パッティングの距離感のコントロールを大雑把な勘だけに頼って打っているのです。

言葉を変えて表現するならアバウトに、あるいはテキトーに打っているのではないでしょうか?ファーストパットの重要性について十分に理解していないゴルファーが非常に多いというのが現実のようですね。

1ピン以内の短いパットは別にしても、ファーストパットでは距離を合わせることに集中することが、スコアメイクのキーポイントであることを理解できましたか?プロゴルファーのパッティングの定番レッスンに「カップを中心に半径50センチ、つまり直径1メートルの円をイメージして、その中にボールを止める」というものを、誰もが一度は読んだことがあるかと思いますが、まさにこのことなのです。

練習グリーンでの距離感の合わせ方

The Masters - Preview Day 1

Licensed by gettyimages R

というわけで、ファーストパットではほとんどの場合、カップインさせることよりも、正しい距離を打って、カップの近くまでボールを運ぶことが、極めて大切なことなのです。まず、スタート前の練習グリーンでは、5メートル、10メートル、15メートルくらいのパットを平らなラインで練習して、グリーンのスピードとパッティングのフィーリングをチェックしておくべきです。

よく、朝からパット勝負などをして、お金を賭けているゴルファーを見かけることがありますが、練習グリーンではカップインを優先させる練習ではなく、一番の目的はタッチを確認することなのです。そして、その距離感を頭と体にインプットさせることです。速いグリーンであれば、下りのパットがどんなスピードになるかもチェックしておくといいでしょう。

パッティングをするときには、アドレスに入る前、ボールの近くに立ってカップを見ながら素振りをして、距離感(ストロークの大きさとボールのスピード)を合わせるのが一般的です。また、目をつぶって感覚を合わせるなんて方法もあります。ロングパットの場合、カップまでの距離を合わせた素振りをするだけでなく、短いパットのストロークから徐々にストロークを大きくしながら、必要な距離のストロークを見つける方法も有効です。

例えば20メートルのパットであれば、10メートル、15メートル、20メートルと少しずつ距離を設定して、それぞれの距離に合わせた素振りをして、相対的に20メートルの素振りの感覚(ストロークの大きさとボールのスピード)を確認するという方法です。

上りや下りのラインをチェックするには、例えば10メートルの下りのパットでは、平らなラインに換算して7メートルの感覚で打とうとか、上りの5メートルならば、7メートルの感覚で打とうといった具合に、平らなグリーンをイメージして、距離感を合わせるという方法も有効でしょう。

どうです?スコアメイクの最大のキーポイントは、ファーストパットの距離感が最も大事なことであることを理解していただけたでしょうか?けっしてアバウトに打ってはいけないのが、ファーストパットであることを覚えておいてください。

この記事を書いたライター

元某ゴルフ雑誌編集長。ゴルフ取材歴30年。現在、フリーランスのゴルフライターとして、単行本、ゴルフコミックの原作など数多く執筆中。

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