「カメラ女子×ゴルフ女子=」編 なぜなに!?ゴルフ女子
こんにちは。ミー★ハー子です。
突然ですがミー★ハー子、最近カメラのお教室に通っております。
というのも、買ったはいいものの、買った当初にチョロっと遊んだっきり、物置きの隅の方に放置されていた一眼レフがありまして…。
最近、写真をやっていらっしゃる方とお話する機会があり、
「よし!カメラちゃんとやってみよう!!」
と、情熱が再燃したワケです。
…とはいっても、オートで撮る以外のなーんの操作もわからないミー★ハー子。
なので、ここはしっかりと教室に通って教えてもらおう!
と相成ったワケです。
ちなみに、CanonやらNikonやらの大手カメラメーカーさんは、メーカー主催のカメラ教室、というのを必ず開催しています。
今回ミー★ハー子もそちらのカメラ教室に参加してみたのでした。
週1で、外での実習がついての計5回、という内容のもの。
(ちなみにお値段は¥15,000でした)
さっそく通ってみると…。
最初にね、生徒みーんなが自己紹介させられるんですよ。
正直、目立たずにコソコソ受講しようと思っていたミー★ハー子は、
(めんどくさ…)
という思いは隠せませんでしたが、話さなければならないものはしょうがない。
・名前
・使っているカメラ機種
・カメラ歴
・撮りたいもの
という内容で、しぶしぶ自己紹介を始めたミー★ハー子。
そして、最後の「撮りたいもの」を話す時がやってきました。
う、う、う、ええぃ、いったれ!!
「わ、わたしは…スポーツをしている人を撮れるようになりたいです!!」
…そう、ミー★ハー子が撮りたいもの…それは、
「ゴルフをプレーしている人」だったのです!
ゴルフ中の撮影機会
皆さん、良く思い返してみて下さい。
ラウンド中の写真って…ロクなものがない気がしませんか!?
最初のホールでの集合写真、ショートホールでの待ち時間に撮ったスナップ写真…。
今や大概の方は、それも携帯で撮られていると思います。
いや、最近の携帯って、画質も本当に綺麗だし、後で修正も出来たりするし、写真としては充分なんですよね~。
…でもね。
ちょっと欲張りなミー★ハー子は、こんな写真も撮ってみたい。
更にはこんな写真も…!
こういう写真を撮るには、やはり携帯だけでは不足な気がします。
ブレてしまったり、シャッターを押すタイミングが上手くいかずに、結局フォロースルーの時にシャッターを押してしまったり…。
更には、ある程度離れて写真を撮らなければならないので、どうしても小さな写真になっちゃいますよね?
大きな写真にしようと思って携帯のカメラでアップにすると、手ぶれの危険性がかなり増してしまいます…。
動画を撮るのなら、携帯でも良いのかもしれません。
…でも、ミー★ハー子は
「かっこいいゴルフ写真」
が撮りたいのです!!!
というわけで一眼レフ
そもそも、ラウンドに一眼レフなんて持って行く方っているのでしょうか…?
ミー★ハー子の少ない経験上では、そういう奇特な方を見たことがありません。
そもそもカメラって重たいし、邪魔だし、自分のプレーの合間をぬって人の写真を撮るなんて面倒くさくて大変!!!
更には写真を撮っていてスロープレーになってしまった日には最悪です…。
でも…!
そんな悪条件をも乗り越えて、良い写真を撮りたい!という情熱を持ったミー★ハー子。
早速ラウンド中に写真を撮る場合のシミュレーションを始めます。
ゴルフ写真を撮るには…
まず、写真を撮れる状況ですが…。
正直、ティーショット時くらいしか思いつきません。
だって、その後セカンドショットだって、グリーン周りだって、どう考えてもそんな時間の余裕が訪れるとは思えません。
もし、専属カメラマンとして1人プレーしないで同行するなら別ですが…。
そもそも、そんな同行って可能なのでしょうか?
プレーしなければ、プレーフィーは発生しない???
…よくわかりません。
あっ!!
でもゴルフェスさんとか、知ってるのかな?
ゴルフェスさーん、カメラマン同行って、フィー発生するんですかー??
(下世話な質問を投げてみた)
さて。
それはともかく。
そもそも、ミー★ハー子は写真を撮るボランティアではないのです。
「写真を撮りながら、プレーもしたいゴルファー」
なのです。
なので、プレーしながらも時間が取れるタイミング、というと、やはりティーショット時しかないようです。
幸運なことに、ミー★ハー子は女性なので、レディースティーでプレーを致します。
…すると、手前で男性がプレーしている間は、暇なのですねー。
よし、シャッターチャンスはここに決定です。
技術的なお話
というわけで、次はどんな設定で写真を撮ればいいのか、という問題に突き当たりました。
素人ミー★ハー子なりに考えます。
シャッタースピードをマックス上げて…。連写モードで撮れば…。
あの、千手観音のような写真が撮れるのかなぁ?
うーん、わかりません。
というわけで、得意のGoogle先生に聞いてみると…。
…ナニ?
一眼レフでは、そんな写真は撮れません?
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の方がよっぽど連写性能に優れているのが出ている…???
ガーン!!
ミー★ハー子は頭をカチ割られた気分になりました。
なんと、何でも出来ると思っていた一眼レフよりも、コンデジの方が優秀だなんて…!
なんでも、いちいちミラーに反映させて写真を撮る一眼レフは、どうしても連写に弱いのだとか…。
それよりも、連写に特化した普通のコンデジ出ていて、それなら1秒間に30枚もの写真が撮れる…!?
なんと!!
目から鱗のミー★ハー子。早速、ネットでそのコンデジを調べてみます。
…。
ミー★ハー子は唖然としました。
なんと、世の中には
「ゴルフの為に生まれたカメラ」
なるものが存在している…!!
皆さん、このコンデジってもしかしてゴルファーの間では有名なシロモノなのでしょうか??
お恥ずかしながらミー★ハー子、全く知らなかったのです。
こんなマニアックなカメラの存在を…!
某プロゴルファーがメインキャラクターになり、宣伝されているそのデジカメは…。
なんと、スイングの分析が出来る機能が搭載されていて、撮ったあとの写真にラインが表示され、自分のポジショニングがわかりやすく分析出来るのです!
更には、ライ角、前傾角の数値を表示してくれたり、動画撮影の際にはインパクトの時だけスロー撮影をしてくれたり…。
なんともゴルファーに優しい機能が満載です!!
そして、1番ミー★ハー子が悩んでいた、
「自分が写真を撮ると、自分の写真が残せない」
という切実な悩み…。
それすらも、この優秀なカメラは解決してくれるのです。
なんと、動かせる液晶画面がくるりと回転。
自分で画面を確かめながら、自立したデジカメで自撮りが出来る…!!
嗚呼、もうグーの音も出ません…。
完敗です…。
もはや、ネットショッピングの購入ボタンとの格闘となったミー★ハー子。
いやいや…。
だって、一眼レフを使う為に教室にまで通ったのに…。
いやいや、でも、スイングが撮りたい、っていう目的を1番叶えてくれるのはこっちのカメラじゃないか…。
悶々としたやり取りが続きます…。
…30分後。
「ポチッ!!!」
何かを押す軽い音が、三十路一人暮らしの狭い部屋に響きました。
嗚呼。
またもや…。
またもや、ミー★ハー子の一眼レフは、お蔵入りの運命をたどる様です…。
…あ、ちなみに。
皆さん、決してこれはミー★ハー子による、そのカメラの宣伝ではないですからね!!!
…だって、だって!!
ミー★ハー子は、本当は一眼レフを使いたかったんですから!!!!
カメラ教室代、返せ~!!!
ばか~!!!
…むなしくも、三十路の叫びはゲリラ豪雨の雨音にかき消されてしまうのでした…。
(つづく?)