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ゴルフの初心者向けゴルフデビューセットの作り方。ケチケチ準備編

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ゴルフはとかくお金がかかるもの。特にこれからゴルフを始めようと思うと、色々買い揃えなければならないものだらけで、本当に出費がかさみます。

さらに、ゴルフショップへ行くとゴルフ用品がいっぱいで、どれをどの程度揃えたらいいのかも、ゴルフの知識が乏しい初心者には判断が難しいものです。

そこで、初心者ゴルファーがゴルフデビューを目指すにあたり、なるべく低予算で立派にラウンドデビューができるセットを作ってみたいと思います。

ただ、安いものを揃えるのではなく、今お金をかけるべきアイテムと、かけなくてもいいアイテムに分け、満足度の高さも目指していきます。

目標は「初心者をそれっぽいゴルファーに仕上げる」です。

ラウンドするのに絶対に必要なもの

まずはゴルフ場へ行くのに、これだけは必要なものをリストアップしてみたいと思います。

  1. ティー(ティーペグ)※ボールを乗せる小さな台です
  2. ボール
  3. グローブ(手袋)
  4. ボールマーカー ※グリーン上でボールの代わりに置くものです
  5. 帽子
  6. ゴルフウェア
  7. ゴルフシューズ
  8. ゴルフクラブ ※ドライバーからパターまで計14本以内で
  9. ゴルフバッグ

ゴルフ用小物からゴルフクラブまで一通り揃っていますので、これだけあればとりあえずゴルフ場で困ることはありません。

このアイテム9点を、購入するポイントを押さえながらご説明していきます。

そして
お金をかけないものを ◎
お金をかけるものを ×
かけなくてもいいけれど、自分の好みでいいものを買いたい場合は △
で表していきたいと思います。

あくまでも「初心者向き」という点をご理解ください。

ティーペグは100均で充分 ◎

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一般的には「ティー」という事が多いのですが、ティーショット(第一打)を打つ際の範囲を示すものを「ティーマーカー」といいますので、ちょっと紛らわしくもあります。ですので、ここでは「ティーペグ」と表記します。

ショップでも、かなりの種類のティーペグを販売しています。そして、意外に高い!ですね。有名メーカーの機能派ティーペグは、3本入りで¥1,000前後もするものもあります。

しかも3本では足りません。ここはバッサリいきたいと思います。

100均でも購入できますので、ティーペグの予算は¥100です。もちろん色々機能的に工夫がされていて、必要なのかな?と思うかもしれませんが、はっきり言って必要ありません。

さらに、ティーペグは打った後、折れたり飛んで行ったり、もしくは忘れることも非常に多い「消耗品」ですので、お金をかけることはないのです。

ここでの注意点は、ロングティーとショートティーの2種類のティーペグを揃えること。

ショートホールは、大抵アイアンやフェアウェイウッド、ユーティリティーを使用しますので、ドライバー用のロングティーとは別に、短いティーペグが必要なのです。

ティーペグは大抵、同じ長さのものがパックされていますので、通常は2つ買わなければなりません。

ここでケチケチ裏ワザをご紹介します。

鉛筆削りでロングティーの何本かを削れば、1パック購入でショートティーも作れてしまうのです。

この技を使う場合は、木製のティーペグを購入してください。

これは、ロングティーが折れたときの再生方法としても利用できます。環境問題にも関心が高い現在ですから、エコって言い張ってください。

ボールはロストボール20個以上を用意 ◎

Portugal Masters - Day Two

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ボールもまだ、新品を買う必要はありません。1個¥700~900もするボールを使っていたら、無くなったときのショックも計り知れなくなります。初心者の頃はボールを失くしてしまう事が多いので、とにかく数を用意しましょう。

1ラウンドで20個あれば、ラウンド中にボールが無くなってしまう心配は、ありません。

安価なボールのセットもありますが、それよりもロストボールの方が色々なトップメーカーのボールが混在しているので、品質的にも安心です。
※たまに外れのロストボールもあります。

今後、スコアが安定してきたらボールのメーカーを選ぶようになると思いますが、今はロストボールを用意しましょう。その時の好みを作る為にも、ロストボールをオススメします。

市場価格は、ロストボールの場合はまさにピンキリですが、1個あたりの価格が¥50~100ぐらいであれば充分です。

という事で、ボールの予算を¥2,000とします。この予算で20個以上を確保してください。

グローブも低予算でOK ◎

次はグローブ(手袋)です。よほどフィーリングにこだわる上級者でなければ、それほど差はありません。サイズさえ合っていればクリアです。

これも高いものは数千円もしますが、カットします。

グローブの予算は¥1,000としますが、これぐらいあれば、ショップのセール品も含めたら何種類かの中から選べると思います。限られた予算の中で、お気に入りを見つけてください。

しかし、ここで問題があります。

男性は左手用(右利き用)の片手なのですが、女性の場合、両手袋を使用することもあるからです。

両手袋は、プレーそのものにはあまり影響がないものなのでカットしたいところですが、夏場などは手の甲の日焼けが気になりますし、冬は乾燥を防ぐなど、何かと女性には両手袋が便利なのも確かです。

さらにグローブの爪先がカットされていて、ネイル用に配慮されている商品まであります。ですので、女性の場合は特別予算で¥2,000まで許容範囲とします。

グローブは雨の場合に濡れてしまったり、また、使い続けると破けるなどしたりしますので、予備があると安心です。ラウンド回数が増えてきたら、グローブも増やしていきましょう。

ボールマーカーはいらないけれど… △

TOUR Championship by Coca-Cola - Round Three

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ボールマーカーはマグネットタイプが普及してから、個性的でかわいいデザインが出てきました。キャラクターデザインもたくさんあり、ゴルファーの個性やセンスが示せるチャンスでもあります。

ですので、ここはこだわりたい!という方は、お好きなデザインを選び、自分の気分を上げるもアリです。逆にこだわらない方は、ゴルフ場のスタート室に置いてあるプッシュタイプのマーカーを使えば、お金はかかりません。

ボールマーカーはゴルフ場の忘れ物、落し物で圧倒的に多いものなので、慣れるまでは、あまり気合を入れない方がいいのかもしれません。

ということで、ボールマーカーの予算は¥0~1,500とします。

帽子はゴルフ用で決めましょう ×

Tiger Woods Announces Indefinite Break From Golf

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帽子はプレーヤーの身につけるものの中でも、かなり目立つ存在です。ですから、ここはいわゆるゴルフショップで販売しているゴルフ用帽子でいきたいと思います。キャップを普段使いしていて、すでにお持ちの方はそれを使うのは全く問題ありません。

しかし、なぜかゴルフ用とそうでない帽子(カジュアルキャップや、アウトドア用キャップなど)は見分けがついてしまします。

例えばナイキやアディダスなど、スポーツブランドとしての知名度が高く、ゴルフ用品以外でのキャップなども製造販売しているメーカーのものでも、ゴルフ用とそれ以外のキャップ、バイザーは見分けがつきます。

帽子をゴルフ用にするだけで、あなたのゴルファー真剣度がアップします。見た目も一気にゴルファーらしくなりますので、帽子はゴルフ用をオススメします。

ということで、ゴルフ用帽子の予算は¥1,000~4,000とします。

ウェアは工夫次第で安くできる ◎ 

144th Open Championship - Final Round

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ゴルフウェアはショップでも広いスペースで展示がしてあり、ついつい選びたくなってしまします。しかし、専用商品は全体的に値段が高め。上下で揃えるとかなり予算オーバーです。

ここは自分のクローゼットをよく見直し、ゴルフに使えるものはないか探してみましょう。

基本的にゴルフウェアと普段の服で、それほど大差はありません。伸縮性や吸収性に優れている点はありますが、ポロシャツやチノパンだったら問題なくゴルフウェアの代用ができます。

ただ、気を付けてほしいのが、シルエットです。流行もありますが、ゴルフウェアにふさわしいシルエットがあります。

プロの着こなしは参考になりますので、人気のプロゴルファーのファッションを見て、ゴルフ場にいる自分をイメージしてください。その上で、足りない部分を補うつもりで購入するといいと思います。

こんな時に役立つのは、やはりファストファッションの最大手「ユニクロ」です。

機能性に優れ、シンプルなデザインは、もともとゴルフウェアに向いていたのですが、下着などのアンダーウェア以外は、あまり積極的に着用されることはありませんでした。

しかし、2013年からアダム・スコット選手とグローバルブランドアンバサダー契約を結んだことでゴルフウェアにも使えることがアピールされ、ゴルフ場でのゴルファーの着用頻度が間違いなく上がりました。プロの影響力は凄いですね。

ゴルフウェアにピンとこなかったら、メンズウェアはユニクロがオススメです。前述したように帽子はゴルフ専用で決めていますので、まさに「アダム・スコット風」に仕上がりますよ。

また、レディースに関しては、ファッションへのこだわりや普段着で代用できないことも多いため、新しく揃えることになりそうです。ゴルフウェアは種類豊かで、しかもゴルフウェアであればゴルフ場の服装規定に引っかかることもありませんので、困ったらゴルフウェアが一番だと思います。

ゴルフウェアは、普段だったら着られそうにないような色合いやデザインのものでも、なぜかゴルフ場では着られてしまう不思議があります。普段の洋服の選び方とは違う楽しみがあるのです。

しかし、レディースのユニクロも侮るなかれ、最近かなり可愛いデザインが増えているので、こちらもユニクロで揃えると低コストで済みます。ですので、予算を決めるのは非常に難しいのですが、一応設定したいと思います。

ウェアの予算は、男性で¥5,000、女性は¥8,000とします。

シューズは足に合ったものを △

PGA merchandising

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シューズは、基本的にゴルフシューズを履く必要がありますので、ゴルフシューズから選びます。ゴルフシューズはあまり目立ちませんが、非常に重要です。

大体1ラウンドで10,000~13,000歩ぐらい歩くのがゴルフです。しかもアップダウンのある土地ですから、足の負担も相当なものです。ですから、シューズは必ず試し履きして購入することをオススメします。

ネットショップでも安くて色々揃っていますが、最初はまずリアルショップへ足を運びましょう。

足がむくむことも考えて、足の甲の部分などの余裕の調節がしやすいものを考えると、良いと思います。メーカーによって足型が違いますので、慣れてくれば自分の足の形に合ったメーカーやサイズが分かってきます。そうなれば、ネットで購入しても失敗が少なくなります。

ちなみに試し履きだけして、気に入ったシューズをネットで最安値を探すのはアリです。

市場価格を見てみると¥2,000台からありますが、ニューモデルとなると¥30,000以上のものも。上を見るとキリがないので、ゴルフシューズの予算は¥2,000~7,000までとします。

これぐらい出せば、かなりの数から選べるはずです。消耗品ではありますが、それなりに長く使う事も想定して足にフィットするものを第一条件に、予算内でデザイン、サイズを探してください。

ゴルフクラブは中古でいこう! ◎

Skins PGA Fourball championship - Regional Qualifier

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さあ、ついに本丸のゴルフクラブです。ゴルフショップへ行くとビギナー用モデルがセットで売られていますが、ケチケチ編では、中古でいきます。

理由は、「いずれ必ず買い替えたくなるから」です。

まだあまり練習をたくさんしていないスイングでは、どのクラブが合うのかというのは確立していない状態です。

もちろん初心者向きのモデルは、初心者に打ちやすく考えられていますので、決して悪くはありません。予算に余裕があり、新しいものが欲しいというのであれば、それでいいと思います。

しかし、もしこのまま一生懸命にゴルフに取り組んで上達していくと、必ずクラブを買い替えたくなります。ですから、その時のために今はお金を出す必要はないと考えるのです。

さらに、中古クラブの方がクラブは多少古いモデルになりますが、品質は高いです。ですから、こちらの方が結局は長く使えるクラブになると思います。

また、逆にあまりゴルフに熱中できず(する暇がなく)、ゴルフをしなくなってしまった場合にも、中古クラブの方が精神的ダメージが少ないです。という事で、中古クラブを買う前提でいきたいと思います。

クラブは11本~12本で揃えよう

「ゴルフクラブは14本まで」という事は、どこかで聞いたことがあると思います。しかし、これは最大本数であり、14本揃える必要は全くありません。

11本から12本あれば充分ですので、それぐらいを目安に考えてください。ちなみに女性の場合は、もっと少なく8本から10本あればOKです。

内訳の目安は、以下の通りです。

男性の場合

  • ドライバー
  • FW(フェアウェイウッド)5番or7番
  • UTユーティリティー1~2本
  • アイアン5番~9番
  • PW(ピッチングウェッジ)
  • SW(サンドウェッジ)
  • PT(パター)

計11~12本

女性の場合

  • ドライバー
  • UT(ユーティリティー)2本
  • アイアン7番~9番
  • PW(ピッチングウェッジ)
  • SW(サンドウェッジ)
  • PT(パター)

計9本

多少組み合わせは前後しますが、大体このぐらいで初心者としては充分な内容だと思います。

中古の場合、ドライバーやウッドなどは大抵1本ずつの購入になります。アイアンはセットになりますが、この時注意したいのは、ウェッジが抜けている場合です。

例えば、5番~9番アイアンとPW(ピッチングウェッジ)までという組み合わせだと、さらに別途SW(サンドウェッジ)を購入しなければなりません。出来れば、アイアンはフルセットで揃っているタイプを購入しましょう。

とにかく種類が多くて最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、まずは値段でバッサリと落としてしまえば、かえって簡単です。

大体の購入予算の目安は、ドライバー¥10,000、FW(フェアウェイウッド)、UT(ユーティリティー)各¥4,000、アイアンセット¥25,000、PT(パター)¥4,000で、消費税込で¥50,000以内ぐらいを目指すと、見た目でも先輩ゴルファーに見劣らないセットになります。

もっと削りたい方は、頑張ればカットできる部分ではあります。中古と言ってもやはりかなりの金額になりますので、最初に全部で3万、5万と決めてしまった方がいいと思います。

高くなればそれだけニューモデルに近くなり、状態もいいものが手に入ります。しかし、ニューモデルと旧モデルの差を感じるほど、あなたのゴルフはまだ上達していないはずです。ここは、予算厳守でいきます。

ゴルフクラブの予算は¥30,000~¥50,000です。

ちなみにどんなメーカーやモデルを選べば良いかなのですが、やはりダンロップから出ているゼクシオ(XXIO)シリーズは、旧モデルでも非常に人気が高いです。初中級者向けに作られていて、非常に打ちやすく、ミスをカバーしてくれます。しかし、人気が高い分、中古でも値崩れしにくいので、若干高めです。

値段が比較的安いのが、ナイキやテーラーメイド(特に直輸入品)です。このあたりのメーカーで、初中級者向けと表示されている(もしくは店員さんに教えてもらう)ものを選ぶのが良いでしょう。

ゴルフは、嵌ってくると、スペック(フレックス・ライ角、ロフト角・バランス・シャフトトルク等のゴルフクラブの数値)が気になってきて色々考えてしますのですが、(それが楽しいのですが)、最初は見た目と値段で構いません。

店員さんと相談しながら購入するのが一番ですが、そうでなくても「やさしいクラブ」をテーマに選ぶようにしてみましょう。

女性の場合もあまり変わりませんが、基本的に女性用クラブはすべてがやさしく打てるように考えられていますので、スペックはもっと気にしなくていいと思います。それこそ見た目で選んでください。

ゴルフバッグは好きなものを9インチ以下で △

Welsh National PGA Championships

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最後にゴルフバッグです。ゴルフバッグはゴルファーのセンスの見せどころなので、ちょっとこだわりたい部分でもあります。

ここで、注意点を申し上げます。

まず、ゴルフバッグは2種類あります。いわゆるキャディバッグタイプと、スタンド式(脚付き)タイプです。

スタンド式は、オススメしません

スタンド式は、本来学生ゴルファーが、担ぎでゴルフをするときに使用するタイプのバッグです。海外ではセルフプレーで、また、自分で持ち運びすることが多いので、スタンド式も使う意味があるでしょう。しかし日本において、このスタンド式をわざわざ使う必要がある方は、数少ないです。

練習場にもバッグ置き場があり、コースでもカートに乗せてしまうので、筒部分がふにゃふにゃのスタンド式は、どちらかというと使いづらいです。しかも車で運ぶ際にも、あまりクラブの保護もしてくれません。さらに家で保管する際にも脚を広げないと自立しないので、安定性も悪いです。

セルフプレーで担ぐ予定がない限り、あまりオススメはしません。ファッション的にこちらがいいという方は止めませんが、あまり利点はないと思ってください。

ゴルフバッグはコンパクトに

さて、一般的なゴルフバッグの方ですが、こちらも注意点があります。

最近はゴルフバッグの大型化が進み、プロバッグ並みの9.5インチ(筒の大きさ)を使用する方も多いです。

しかし、プロは練習時に20本も30本もクラブを持ち歩くこともあり、また、様々な道具をゴルフバッグに携帯してプレーする必要がありますから、あの大きなバッグも使いこなせるのですが、一般ゴルファーではスカスカになってしまいます。

特に初心者ゴルファーが大型バッグを使用していると、残念ながら「浮いて」しまいます。ここは値段の設定とともに、サイズを9インチまでにしましょう。

ゴルフバッグの予算は¥10,000あれば充分ですが、¥20,000までに広げると、かなり選択の幅が広がります。それなりに長く使用することが予想されますので、ここはこだわりたいという方は、少し予算を割いてもいいでしょう。

まとめ

初心者ゴルファーのデビューセットを独断と偏見で考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?

9アイテムの合計で、¥51,100~94,600という結果になりました。

かなり頑張ったつもりでしたが、それでも5万円は必要という事ですね。

ゴルフの世界は魅惑のゴルフ用品がいっぱいで、ついつい買いたくなってしまいます。それもゴルフの楽しい部分なのですが、そうはいっても懐具合も気になるところ。

お金をかけるところと、かけないところのメリハリをつけて、ゴルフを楽しんでいただけたらと思います。

 

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