ゴルフコースでハンデを取ると上達の近道に!?〜ハンディキャップの取得方法〜
- 2018.08.09
- トピック
ゴルフにはハンディキャップというものがあります。
コンペに出られた方でしたら一度は、聞いたことのあるハンディキャップ。本来のハンディキャップとはゴルファーの技量を示す数字で、技量の異なるゴルファーが公平な基準で競い合うことが出来るようにするためのものです。いうなれば、将棋の駒落としのようなものです。
例えば、飛距離が出ない、アプローチが苦手でスコアが良くない人でも、上手い人とスコアを競うことが可能なのです。ハンディキャップがあるからこそ、ゴルフは上手い人も上手くない人もレベル等しく楽しめるスポーツなのです。
日本ではコースの難易度を示す数字か、もしくは、企業コンペなどの公式ではない競技で良く用いられるペリア方式もしくはダブルペリア方式と呼ばれるものが、一般的で、運要素が必要なものがあります。
しかし、今回お話ししたいのは公式競技で使われるオフィシャルハンデです。
1.ハンディキャップを取ろう
日本ゴルフ協会 (JGA) の規定に基づいて査定されたハンディキャップが唯一のオフィシャル(公式)ハンディキャップになります。
公式ハンディキャップの取得には、主にJGA関連の組織・団体の何れかに所属する必要があり、その上で 規定に従ってスコアを提出する必要があります。通常、ホームコースつまりは会員権をお持ちの方でしたら、公式ハンディキャップ取得は可能です。そちらでスコアカードを提出するかのが主な方法です。
また会員権を持っていない人でもハンデキャップを取得する方法があります。例えばインターネットでゴルフダイジェスト (GDO) や楽天GORAを利用する方法があります。そちらで会員登録をして、さらに、JGA ハンディ取得の申し込みをした上で GDO やGORA経由で5ラウンド分の スコア登録を行いますとハンディキャップ・インデックスを取得出来ます。
詳細な説明は下記JGAのURLをご覧頂ければ、御確認頂けますが、基本的には最初は5枚以上からハンディキャップは査定され、その後は最新の20枚のうちの良いスコアから10枚分から査定されることを覚えて頂ければ大丈夫です。
2.ハンディキャップはなぜ必要か
ホームコースの月例競技に参加する時やボード競技でマッチプレーをする時、またオフィシャルハンデによって出場制限がある競技に参加する時にハンディキャップが必要となります。このような競技に出ないアマチュアゴルファーはハンディキャップを必要としませんが、仮に上手くなりたいのであれば、ハンディキャップは取得しておくことをおすすめします。
何故ならハンディキャップを取得することで自分の技量が明確に分かり、また公式な試合にも出ることが出来るので、そこでも実力を把握でき、また成長することが出来ます。そしてJGAのハンディキャップ規定の中に「ゴルファーは自分の現在のゴルフ技量を公式な標準規定に基づくハンディキャップで示す責任がある」と書かれています。審判の無いスポーツであるゴルフならではの考え方だと思います。
また公式競技では自分よりも上手い方と回る機会も必ず増えます。上手な方とラウンドをして、その方の技を盗んだり、仲良くなって練習方法を聞いたり出来るのです。その機会や情報を得るためにはハンディキャップは必要です。
3.クラブハンディとJGAハンディの違いとは
ハンディキャップには上記で説明しましたJGAハンディとは別にホームコースが査定するクラブハンディと呼ばれている2種類のハンディキャップがあります。どちらもオフィシャルハンディキャップです。
通常、倶楽部競技に参加するためには、クラブハンディを取得しなければ出場できません。そしてそのハンディによってAクラスやBクラスに分けられ、クラスごとに月例杯が行われています。
更に、四大競技(もしくは三大競技)と呼ばれる、年に数回あるゴルフ場主宰の大きな競技には、参加資格がありクラブハンディがいくつからと限定されているものもあります。
コースによってクラブハンディは一度ハンディの数字が低くなれば、上がりにくく、いつまでもハンディキャップが低い方も多く見られます。逆に言えば、JGAハンディはスコアカードを出せば、20枚のうちの良い方の10枚なので、数字としては変動があり、その都度の実力が分かるので、信ぴょう性があります。また外部の公式競技だとJGAハンディが必須の場合が多いです。
4.シングルとは
ハンディキャップを取得すれば、まず目標とするのがシングルです。このシングルというものはハンディキャップの数値を表し、9以下のゴルファーをシングルゴルファーと言います。また1~5のハンディを持つゴルファーを片手シングル、0になればスクラッチプレーヤーと呼ばれます。
シングルプレーヤーはアマチュアゴルファーの10%以下、5~7%と言われます。ゴルフ歴で言うとシングルゴルファーのうち、約8割以上は10年以上の方々で、ゴルフ歴5年以内にシングルになった方は約1割しかいないらしいです。
因みに100を切れないゴルファーは全体の7割らしいですので、そう考えるとシングルが如何に難しいか分かると思います。
5.まとめ
ゴルフをされている方でハンディキャップを取得されていない人が大半だと思います。しかしハンディキャップを取得するのは難しくないですし、取得することのメリットは必ずあります。
また前述のようにシングルは高い壁ですが、ハンディキャップを取得された際はシングルを目指しましょう。ハンディキャップの数字が多くなれば悲しいですが、少なくなれば嬉しいですし、シングルに近づくにつれ、モチベーションも高まります。
ゴルフのモチベーションや上達の為にもハンディキャップ取得することを是非お勧めします。