【2018年】松山英樹がテストした意外なゴルフクラブとは!?
- 2018.02.05
- トピック
2018年も松山英樹の新シーズンが始まった。
1月1週の「セントリートーナメント オブ チャンピオンズ」では4位タイ、1月4 週の「ファーマーズインシュランスオープン」では12位タイと順調なスタートを切ったが、この1カ月のうちに松山英樹は意外なクラブをテストしていた。
タイガー愛用の『M3』をテスト!
ダンロップとクラブ契約を結ぶ松山英樹だが、昨年のエースドライバーは、キャロウェイの『グレートビッグバーサ』だった。昨年9月には、そのドライバーが割れてしまい、急遽、他のドライバーを探すこともあった。
そして、18年の初戦となった「セントリートーナメント オブ チャンピオンズ」でも、やはり初日に『グレートビッグバーサ』で試合に挑んだ。
ちなみにシャフトに注目すると、昨年秋にはUSTマミヤの「アッタスクール」を使う試合もあったが、今年は再び昨年まで長く愛用していた「ツアーAD DI」に戻していた。
そして、1月3週のタイガー・ウッズの復帰戦となった「ファーマーズインシュランスオープン」では、プロアマ戦でテーラーメイドの『M3』をテスト。これはテーラーメイドの18年モデルで、ツイストフェースで話題のクラブ。ちなみに、この試合でタイガー・ウッズはこの『M3』を使用していた。
昨年も松山英樹は3番ウッドにはテーラーメイドの『M2』を使っていたこともあり、Mシリーズにも慣れているのかもしれない。
米国で人気のコブラの2本も!
テーラーメイドのクラブは昨年までも、『M2』ドライバーを使ったことがあったが、「ファーマーズインシュランス」のプロアマ戦で意外だったのはコブラの『キング F8シリーズ』のドライバーをテストしていたことだ。
ちなみに、これは米国ツアーの人気選手でもあるリッキー・ファウラーが昨年12月の「ヒーローワールドチャレンジ」で使用したクラブ。松山はこのクラブのシャフトを色々と調整しながら、ラウンド中テストを繰り返していた。
ちなみに、この『キングF8』は、米国のゴルフダイジェストのHOT LISTにも選ばれている注目モデルであり、ゴルフクラブとしては史上初となるコンピューター制御100%の削り出しヘッドとして開発されている。
愛用ドライバーのキャロウェイ、そしてテーラーメイドとコブラのドライバーをテストしていたところから見ても、松山英樹はウッドは米国メーカーと相性が良いのかもしれない。
クラブ契約は、ダンロップと5年30億!?
ちなみに松山英樹は1月にダンロップとクラブ契約を更新。それは5年30億と噂される日本人史上最高額と言われている。ドライバーは他メーカーを使っているが、松山はアイアン、ウェッジ、ボールはダンロップ(クリーブランド)を使用している。今年も、これは継続することだろう。
さらに、今年から米国ツアーにはダンロップの開発担当者がツアーに同行することになった。昨年までもクラブの調整担当者は同行していたが、開発担当者の同行は異例。これは、次のダンロップの新ドライバーの開発にも積極的に松山英樹と意見交換することなどが予想される。
大型契約を結んだからには、ついに松山英樹がダンロップのドライバーで試合に挑む日がくるか!?