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【大西葵】見た目はイマドキ女子大生風?!その実力にも注目の選手です

最近の女子プロゴルフ界は、本当に美人ゴルファーが増えましたね。

藤田光里(ふじたひかり)さんや、香妻琴乃(こうづまことの)さん、ほかにもたくさんいますが今年プロ3年目となる大西葵(おおにしあおい)さんもその一人です。

ツアー中もメイクをしっかりきめて、ちょっぴり茶髪で見た目は“イマドキの大学生”といった雰囲気もありますが、いつも笑顔でかわいいと話題になっています。

葵さんは、お父さんの影響で9歳からゴルフをはじめ、ジュニアの大会で優勝するなどの成績を残し、プロゴルファーになりました。お父さんに影響されてゴルフを始める方が多いですね。

今回は、そんな大西葵さんについて調べてみました。

大西葵さんのゴルフの成績は?

<2008年>
関東ジュニアゴルフ選手権 女子12~14歳の部 22位

<2009年>
千葉県ジュニア選手権競技 中学の部 2位
関東女子ゴルフ選手権 25位T
千葉県ジュニアゴルフ選手権大会 優勝
JJGAウィンターゴルフジュニアチャンピオンシップ 12~14歳女子の部 5位
関東中学校ゴルフ選手権 春季大会 9位T
全国中学校ゴルフ選手権 春季大会 31位T
昭和の森ジュニアカップ 12~14歳の部 2位
日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 CUT 67位T

<2010年>
関東高等学校ゴルフ選手権 個人3位
関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会 4位T

<2011年>
ヨネックスレディスゴルフトーナメント CUT 103位
関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会 優勝
関東高等学校ゴルフ選手権 個人32位T

<2012年>
関東高等学校ゴルフ選手権 個人7位T
全国高等学校ゴルフ選手権春季大会 65位
日本女子オープンゴルフ選手権競技 CUT80位T

<2013年>
関東女子ゴルフ選手権 3位T
日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 CUT 82位T

<2014年>
日本女子オープンゴルフ選手権競技 CUT 84位T

<2015年>
日本女子オープンゴルフ選手権競技 CUT 90位T

11歳のころからクラブを振るのが楽しくなってきた葵さんは毎日練習を積み重ね、2009年の「千葉県ジュニアゴルフ選手権」で優勝しました。毎日の練習の成果ですね。

高校は池田勇太さんが先輩になる千葉学芸高校に進学。高校時代は、飲食店やキャディーのアルバイトをしながら練習に励んできました。

その後、2013年にプロテストを受けたものの、残念ながら「不合格」。

ショックのあまりにゴルフをすることが嫌になり、3ヶ月間家出をして居酒屋でアルバイトをしたりしてゴルフをやめようと思ったこともありました。友達と遊んでばかりで、お母さんとケンカも多かったようです。

ですが彼女は月日が経つにつれ、「自分にはやはりゴルフしかない」と気づき、翌年の2014年にプロテストに再挑戦したのです。プレッシャーにも負けず、見事に合格!LPGA86期生としてプロデビューしました。

同期は、堀琴音(ほりことね)さん、柏原明日架(かしわばらあすか)さん、永峰咲希(ながみねさき)さんです。葵さんは、彼女たちより1つ年上となるわけですね。

大西葵さんが兄妹がライバルで対決!!

プロになった大西葵さんのキャディーを務めていたのは、実の兄である翔太さんでした。

大西翔太さんは茨城県のゴルフの名門、水城高校のゴルフ部に入学してプロゴルファーになり、現在はアマチュアのゴルフレッスンを多くされています。2人はプレー中にもめることがあったり、ケンカになったりと、うまくいかないことが数多くありました。

葵さんは、仲のいい青木瀬令奈(あおきせれな)さんと練習ラウンドを回った際に、「瀬令奈ちゃんとキャディーを交換しない?」と提案して、交換したのだそうです。でも実際にキャディーを交換した青木瀬令奈さんが「富士通レディース」で活躍する姿を、とても複雑な心境で見守ることになってしまいました。

青木瀬令奈さんは、大西翔太さんの指導を受けて、飛距離がアップしたんですって。確かに複雑な心境になりますよね。

ツアーを舞台にして、兄妹で対決をする珍しい選手なのです。葵さんは、兄妹間でもライバル心はあって、「負けたくない、悔しい気持ちはあります」と語りました。そんなエピソードを持つ葵さんの成績など、もっと詳しくみていきましょう!

大西葵さんの2015年の活躍は?

大西葵さんはファイナルQT36位で通過して、昨年のレギュラーツアーをフル参戦しました。

ですが、34試合に出場して予選を突破したのは5回のみ。プロテストに合格した2014年の同期の堀琴音さん、柏原明日架さん、永峰咲希さんが活躍する中、とても苦しい1年となってしまいました。

まず堀琴音さんは予選落ちが続いたのですが、トップ5入りしたことが2回あり、安定した成績を残せたので2015年の新人賞を獲得しました。

そして柏原明日架さんは、20試合という限られた試合の中で50位でシードを獲得。日本女子オープンでは首位を争い、4位Tという結果で実力を見せています。

永峰咲希さんはトップ10入りを8回して、優勝争いはなかったものの、何度も上位進出しています。

昨年は葵さんにとっては苦しい1年となってしまいましたが、チャンスもありました。

10月22日~10月25日「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」(マスターズゴルフ倶楽部・兵庫県・6543ヤード、パー72)では初日から好スタートして、3日目終了時点で、イ・ボミさんと並んで2位Tでした。

この大会の2日目は、通算6アンダーで首位に並んだ選手が7名もいました。森田理香子(もりたりかこ)さん、成田美寿々(なりたみすず)さん、大西葵さん、堀琴音さん、韓国の黄アルム(ファン・アルム)さん、同じく韓国の李知姫(イ・チヒ)さん、連続で優勝を狙うホステス大会制覇をかけた台湾のテレサ・ルーさんの7名です。

第2ラウンド終了時点で首位タイが7名もいて大混戦となったのは、1988年のツアー制度施工後、史上初のことだったそうです。とても注目された大会となりました。

2日目には葵さんが、雲の上の人と言っている森田理香子さんと、賞金女王ランキング2位のテレサ・ルーさんと同組で回り、ドキドキで最初の3ホールは思い通りのボールが打てなかったと言っていますが、スコアは2人を上回りました。そして最終日には、葵さんの憧れの人であるイ・ボミさんと同組で回ることになったのです。

葵さんは最終日のプレー前に、「ボミさんは完全にホームですし、こういう雰囲気にも慣れているんでしょうね。私は緊張しすぎてどうなるかわかりません。2回目のプロテストが人生で一番緊張したのですが、それ以上に緊張するかもしれません(笑)。自信を持って自分のゴルフをするだけです」と意気込みをみせました。

最終日の最終組という大きな緊張感の中、韓国の強豪である李知姫さん、イ・ボミさんと同組で回った彼女ですが、結果はパットで苦しみ、1バーディー、6ボギーでスコアを落としてしまい、通算3アンダーの7位タイで終わってしまいました。

「メンタルが弱くて、緊張したらパターが動かなくなってしまう」というのが、葵さんの悩みの種。最終日の最終組で自分の憧れの選手と同じ舞台に立ち、ツアー初優勝もかかっているのですから、緊張しないわけがありません。でも彼女は、この大会で大きく成長したのです。

このわずか2大会前の「スタンレーレディス」では、リーダーボードに自分の名前があるのを見て、手が動かなくなってしまった経験があります。パターが打てなくなってしまうことを“イップス”と言いますが、彼女もこのイップス気味になり、捨て試合になってしまったことがあるのです。

イップスとは、精神的な原因によってスポーツの動作に支障をきたし、自分の思うとおりにプレーできなくなる運動障害のことを言います。ゴルフ用語ではありますが、他のスポーツでも使われるようになりました。

この緊張感を楽しむことが出来たとき、強さに変わり、練習の成果や実力が試される。そして結果が出たときには自信になります。

葵さんは「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」では、すごい経験をさせてもらった。自分のゴルフに悔しさしかない。次にこういうチャンスがきたら絶対に勝ちたいと、強くコメントしました。

成長して自信に満ちたその表情の違いは、周囲からも一目瞭然だったそうです。メンタルで強くなったら、実力もきっと上がります。

葵さんの契約スポンサーは?

大西葵さんと契約をしているのは、加賀電子です。加賀電子といえば、新人戦の「加賀電子カップ」がありますね。

1996年から、毎年12月に行われている日本女子ゴルフ(LPGA)新人戦を、株式会社加賀電子が特別協賛しています。女子プロゴルファーの登竜門といってもいい大会です。1996年の第1回大会は千葉県の真名カントリークラブで開催されましたが、1999年から同じ千葉県のグレートアイランド倶楽部で開催されています。

昨年2015年、第20回の優勝者は、通算7アンダー篠原真里亜さんです。2014年は、米国の平野ジェニファーさん、2013年は、藤田光里さん(ツアー1勝)、他には、森田理香子さん(2013年 賞金女王)一ノ瀬優希さん(ツアー3勝)上田桃子さん(2007年賞金女王)横峯さくらさん(2009年賞金女王)不動裕理さん(永久シード)など、現在LPGAツアーで活躍している選手が数多くいます。

大西葵さんは、この新人戦の加賀電子カップに2014年に出場し、5位タイに入り、とにかくメンタルが強いと評価されて、女子ゴルフ界の次代を担う若手選手として加賀電子と契約になりました。

加賀電子に所属しているプロは、一ノ瀬優希(いちのせゆうき)さんがいます。

葵さんの飛距離とクラブセッティングは??

大西葵さんの得意なクラブは、ドライバーです。平均飛距離は240ヤードで、平均的な飛距離なのかもしれません。

・ドライバー
テーラーメイド GLOIRE F ドライバー(14年)(10°)

・FW・UT
テーラーメイド GLOIRE F フェアウェイウッド(14年)(#3 16°)
テーラーメイド GLOIRE F フェアウェイウッド(14年)(#5 19°)
テーラーメイド GLOIRE F レスキュー(14年)(#3 18°)
テーラーメイド GLOIRE F レスキュー(14年)(#4 21°)

・アイアン
テーラーメイド GLOIRE F アイアン(14年)(5I~PW)

・ウェッジ
テーラーメイド TOUR PREFERRED ウェッジ(14年 52° 58°)

・パター
テーラーメイド arc1 TOURパター(15年)
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際の使用ギアとは異なる場合があります。

葵さんは、このテーラーメイドのドライバーが一番得意です。よほどのミスがない限り、多少芯を外しても真っ直ぐ飛んでくれるので自信を持って振りぬくことができるそうです。信頼感があるクラブです。

アイアンが苦手なので、ユーティリティーを充実させています。アイアンもやさしい作りなので飛距離も出るし、自信を持って振っているそうです。打音も違うんだそうですよ。アマチュアの方にもお勧めです!

ゴルフバッグの「大西葵」の文字も気になりますね。

葵さんの2016年の目標は?

大西葵さんは「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」で最終日の最終組を経験し、結果は7位タイで終わってしまったものの、ファイナルQTを8位で突破して、2016年のシーズンフル参戦の権利を手に入れました。憧れの選手と同じ舞台でプレーしたことが、彼女の自信となった結果でしょう。

「QTではまったく緊張もしなかったし、焦りもなかったです。ツアーでは前日に調子がよくても試合になると自分のプレーができなかった。本当はQTの方が緊張すると思いますが、1年戦ってきたことで余裕がありました」とコメントして、メンタル面で強くなったことがわかります。

「同期のなかでは一番最初に優勝したいなという強い気持ちはあります」

予選を通らない苦しさも経験し、優勝争いも経験した葵さんは、優勝したいという気持ちは以前と同じではありますが、中身はぜんぜん違います。

昨年は、キャディーは兄である大西翔太さんからプロキャディーの市原大輔さんに変わり、「グリーンセンターに打てれば、パー以上は打たない!とりあえずバーディーパットを打とうよ!」と言ってもらったことで、考え方も変わってきたそうです。

プロになるまでは、ゴルフウェアで外を歩くのがとても嫌いだった葵さん。周囲の同世代の女性は、ファッションを楽しんだり、食事を楽しんだりと、自分とのギャップがとても嫌いだったそうです。

それがプロになってからは、毎日コースに出てパターやアプローチの練習に励んでいます。ゴルフウェアで歩く恥ずかしさはなくなって、堂々とウェアで歩けるようになりました。

ケンカばかりだったお母さんとも仲良しになったり、ただやらされている感があったゴルフも、自分で考えて取り組むようになれたそうです。

2015年ツアーフル参戦を振り返り、トップ選手との差を感じて、オフには体力面でも強化が必須でライザップでトレーニングもするとコメントしていました。アイアンの精度もあげていくそうです。

オフの練習しだいで1年が決まる。そう思って開幕まで真剣にやります!!

大西葵さん、今季はどんな戦いをみせてくれるのでしょうか。メンタル面でも、技術面でもさらに強くなって、自信に満ちた最高の笑顔を見せてくれるのではないでしょうか。

今季の大西葵さんに注目していきましょう。これからも応援しています!

大西葵(Aoi Ohnishi)プロフィール

2016年度 QTランキング8位

生年月日:1994年7月13日
身長:163cm
体重:56kg
血液型:O型
出身地:千葉県我孫子市
出身高校:千葉学芸高等学校(千葉県)
趣味:ショッピング
ゴルフ歴:9歳から
所属:加賀電子
得意クラブ:ドライバー
ドライバー平均飛距離:240ヤード
ベストスコア:67(都賀)
プロテスト合格日:2014年7月31日