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PGAツアーが徹底分析!気になるアノ選手の試合前ルーチン⑤リッキー・ファウラー編!

2017年全米オープン初日。リッキー・ファウラー選手は7アンダーという好発進を決めて、メジャー初制覇に名乗りをあげました。しかし、2日目に失速してしまい、後半追い上げるも最終的に10アンダーで5位タイという結果でした。

それでも、全米オープンというメジャー大会での5位という成績はとても立派です。ファウラー選手は、まだ28歳の伸び盛り!これから経験を活かして成熟期に入ってきますので、メジャー制覇を達成する日もそんなに遠い未来のことではなさそうです。

ジョークは友情の証?!

The Presidents Cup - Preview Day 3

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リッキーと言えば“ゴルフ・ボーイズ”にも参加して、バッバ・ワトソン選手達と見事なラップを披露してくれました。彼もバッバ同様、いたずらが大好きなやんちゃ坊主で、仲の良い友達には容赦のないアメリカン・ジョークを連発します。

そんなリッキーの良き“いたずらライバル”にダニー・リー選手がいます。ダニーはリッキーとプライベートでも仲が良く、いたずらに関しても良きライバルなのです。

リッキーがダニー専用の駐車場の看板に「ダニーに彼女を探してあげよう!」といたずら描きを残すと、今度はダニーがファウラー選手自慢の深紅のメルセデスにいたずらの倍返しです!

さらにリッキーはダニーのスニーカーにシェービングクリームを乗せたり、ダニーがパットの練習をしている間にキャディーバッグのアイアンを“丁寧に”すべて反対に入れなおしたりと、リッキーのいたずらは止まりません!彼等のいたずら合戦はこれからも続いてゆくことでしょう。

ファウラー選手のスタッツは?

World Golf Championships-Bridgestone Invitational - Round Two

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さて、今回はファウラー選手の試合前ルーチンをご覧戴きますが、その前に恒例のスタッツの確認です。

ファウラー選手の2016年の主なスタッツは次のようになります。すべて試合毎の貢献度が分るSG(ストローク・ゲインド)のものをご紹介いたします。

SG:OFF-THE-TEE:0.529 / 15位(松山選手0.527 / 17位)
(パー4、パー5でのティーショット)

SG:APPROACH-THE-GREEN:0.308 / 47位(松山選手0.774/3位)
(パー3のティーショット、及びパー4、パー5での2打目)

SG:AROUND-THE-GREEN:0.387 / 11位(松山選手0.015 / 95位)
(グリーンエッジから30ヤード以内のアプローチ)

SG:PUTTING:0.153 / 64位(松山選手-0.025 / 103位)
(パッティング)

SG:TEE-TO-GREEN:1.224 / 8位(松山選手1.315 / 6位)
(最初の3つの合計)

SG:TOTAL:1.378 / 6位(松山選手1.290 / 10位)
(パッティングを含めた全ての合計)

※“貢献度(ストローク・ゲインド/SG)”とは、ある大会で出場した全ての選手の平均値から、自分の平均値を引いた数字となります。出場する大会や、コースのセッティングによる不公平がなくなり、各大会の順位に直結する精度の高いデータとなります。数字がプラスになる程、貢献度は高くなります。

参考までに松山選手のスタッツを併記してみました。松山選手は苦手なパターを得意としているショットでカバーしている内容になっていましたが、ファウラー選手は苦手なショットを得意のアプローチでカバーしているような内容になっています。

面白いのがTEE-TO-GREENでは松山選手の方がランキングは上ですが、パットを含めたTOTALになるとファウラー選手の方がランキングは上になっています。ここでは便宜上“苦手”とか“得意”とかという表現を使っていますが、その差はトータルで0.088!

4試合に直してもたったの0.352なので、この二人はデータ上トーナメント合計で1打未満での攻防を繰り広げていることになるのです!トッププロの戦いは本当に紙一重のところで勝敗が決まっているのですね。

リッキー・ファウラー選手の試合前ルーチン

それではファウラー選手の試合前ルーチンをご覧下さい。少し苦手としているショット中心のウォームアップとなっているのか、それとも得意のアプローチの精度を上げるようなルーチンになっているのかに注目してご覧ください。

いかがでしたでしょうか?アプローチよりもショットを若干多めに練習していましたが、全体的にさらっとした印象の試合前ルーチンでしたね。

これは筆者の憶測となりますが、ファウラー選手は試合会場に来る前にしっかりと身体を温めていて、会場での試合前ルーチンは練習というよりは確認に近いのではないかと感じました。

まとめ

THE PLAYERS Championship - Round Three

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ファウラー選手は体格的には特筆するほど恵まれているとはいえず、むしろ平均的な日本人のプロゴルファーに近いのではないかと思います。それでも何故ファウラー選手が世界的なトッププロに君臨しているのか?ファウラー選手はユニークな面も含めて、日本人選手にとってお手本にしたいところがたくさん詰まった魅力的な選手の一人と言えるのではないでしょうか。

それでは、彼の試合前ルーチンが試合にどのような影響を与えているのかをご覧戴きます。今回は2017年ホンダ・クラッシック、ファウラー選手のベスト・ショットの特集です。この試合でファウラー選手は見事優勝を果しました。特にバンカーショットの精度の高さに注目です!

(完)

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