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スライスの原因と直し方はこれ!まっすぐ飛ばすための3つの対策

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狙いを定めて思い通りに打ったはずなのに、途中からクククッっと曲がったり、打ちだしからとんでもなく曲がっていくことってあるものです。
曲がる原因を「未熟」とか「失敗」と割り切り、もっと上手になろうと練習に励むゴルファーは多いと思います。

でも、ハッキリした原因が分からなければ効果的な練習はできません。
そこで、今回は意に反して曲がってしまうボールの矯正法をご紹介します。

曲がる(スライス・フック)ボールについて

まず「曲がるボール」について確認しましょう。
曲がりはボールのスピンが原因ですが、これはインパクトでボールの表面を横にこすったことによるものです。

もともとボールはスピンして飛んでいます。
フックやスライスだけがスピンしているのではなく、ストレートボールでも相当数のスピンが掛かっているわけです。

一般的なゴルファーが打ちだすスピン量は、ドライバーショットで「1分間に3000回転」と言われています。

ストレートボールは適度なスピン量を加えることで飛距離と方向性が保たれているわけで、サッカーの本田選手のような無回転ボールではなく、下から上に向けた縦スピン(バックスピン)がかかります。
そして意に反して曲がるボールは、その縦スピンが横スピンになっているだけなのです。

曲がるのはスイングが原因なの?

ここでドライバーショットのスイングアーク(クラブヘッドの軌道)を考えてみてください。

ティアップしたボールの後ろにクラブヘッドをセットしテイクバックをすると、クラブヘッドは斜めの弧を描いて頭上よりも背後でトップの位置を迎えます。

多くのゴルファーは、トップ位置から振り下ろすとテイクバックとほぼ同じ斜めの軌道を通るために、振り下ろす「ダウン」よりも横振りの「スイング」の感覚になるはずです。

これは長いシャフトのせいで身体からボールが離れ、しかも斜めに振ることで結果としてボールを横にこする可能性が高いのだと考えているようです。

たしかに短いショートアイアンであれば縦振りとなり、スライスすることは少ないでしょう。
でも、このスライスの原因がスイング軌道にあるとは限りません。

原因は他にもありますので、まずはチェックしてみてみましょう。

「最初の一歩」が肝心!

まず一定のスイングが必要です。
毎回バラバラなスイングだと直しようがありません。曲がりを気にせずに練習場でドンドン打ち込んで、スイングとボールの曲がりが一定になるまで頑張りましょう。

ここで大事なのは、周囲の目を気にしないことです。
どんなに曲がっていても決して修正することなく「一定のスイング」を完成させるようにしましょう。
技量や経験年数によって違いますが、およそ200球も打てば球筋は落ち着ついてくるはずです。

さてスイングが固まってしまえば後は修正するだけですが、ここで「なぜ曲がるのか」をスライスの場合で考えてみましょう。
そもそもスライスがおこるのは、インパクトで「クラブフェイスが開く」からです。その原因の多くはインパクト時にクラブフェイスの先が遅れてくるためです。

スタンスをとってボールの後ろにクラブをセットしたとき、フェイスは適正な向きをとっていました。それなのにインパクトでは、フェイスが開くためにボールをこすってしまったわけです。つまりフェイスが開かなければ横スピンのボールを打たなくなくなります。

3つの原因とその対策法

横スピンの原因はたくさんありますが、特に大きな3つの理由とその対策をご紹介します。

1.シャフトを交換する

道具と技量や体力が合っていない場合の対策です。

完璧なスイングとは言わないまでも、大きな問題はないのにフェイスの先が遅れることがあります。
これはシャフトと自身のパワーが合っていないためで、しなり過ぎてヘッドが遅れて入ってくるためです。
ゆったりしたスイングで真っ直ぐ飛ぶようでしたら、シャフト交換をおすすめします。

2.ストロンググリップに変更する

グリップ(握り方)を直しましょう。

シャフトが合っているのに曲がるようであれば、スクエアグリップからストロング(フック)グリップに変えます。
まずクリップ付きボールペンを用意し、飛球線側にクリップがくるように左手で握ります。

その状態から1/4右回転すると、クリップは上を向きストロンググリップになります。この要領でクラブを握り、あとは自分にあった位置にあわせれば、クラブフェイスが閉じた状態でインパクトすることができます。

3.インサイド・アウトに変更する

カット打ちを直します。

ストレートボールを打とうとするあまり、テイクバックで「真っ直ぐに引こう」としすぎてアウトサイドのトップになっています。
そのためダウンスイングではインサイドに引いて「アウトサイド・イン」の軌道となり、ボールを横にこすっています。

インサイドに引くためには左手リードでテイクバックするのではなく、右肩を意識し胸を張ってスタンスをとります。右肩から始動し背中側に回すようにすれば、自然とインサイドに引くことができます。

おわりに

この他にも「身体が開く」ためにフェイスが開くことがあります。
こちらは以前ご案内した『スコアを上げたいならミート率を上げるべき!』を参照して頂き、右サイドに流れる軸を修正すればフェイスが開くことはありません。

どちらにしても大胆なスイング改造に取り組むことなく、意外に簡単な方法で曲がるボールは克服できます。
ただしそのためには、最初に一定方向に曲がるボールが打てるように練習する強い気持ちを持つことが必要です。

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