ゴルフクラブの重量フローって?本番で失敗する人の原因はここにあるかも!?
- 2020.10.15
- 知識向上
新しくクラブを手に入れて意気揚々と練習場へ。
最初の2~3発は上手くいかなかったけど、だんだん修正出来てきてミスがなくなった。これで次のラウンドには使えるぞ!そう思っていざ出陣してみたら…どうしてもその新しいクラブだけ失敗続きで散々な結果に。これは練習不足でも腕の問題でもなく、クラブの問題だってこともあるんです。
練習場では最初は上手くいかなかったけど…という点が問題!
そもそも人間には学習能力がありますから、最初の2~3発目に失敗してもミスをなくするにはどうしたら良いか?どうすればうまく打てるのかを考えながら打ち直していますよね。数発打つうちに身体と頭が必然的に修正して、上手く打てるスイングを見つけてしまうんです。
でも、ラウンドでは一発勝負。最初の1球を失敗してしまったら修正することが出来ません。
ここがポイント!
最初の数球をミスするクラブは、そもそも合っていないということになるのです。合っていないというのはヘッドがどうの、シャフトがどうのという問題もありますがもっと単純なこともあるんです。
それはクラブの重量。
クラブの重さが合っていないというだけで、大きなミスにつながってしまうんです。
クラブ重量は階段状に!
この基本。ご存知ですか?
クラブセッティングにおいてドライバーが最も軽く、フェアウェイウッドからユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターへと、ロフト角が大きくなるごとにクラブの重量は順々に重くなっていかなくてはならないのです。途中の一本でも階段を踏み外して軽くなってはいけないんです。
それなのに、新調したクラブが一本だけ軽すぎたり重すぎたりすることによって、練習では何度か打つうちに上手くいっても、本番の一発勝負に失敗することになってしまうんです。
意外と軽視されているクラブの重量。シャフトのフレックスより、ドライバーやウェッジのロフト角より、重要なのがクラブの総重量とバランス。
貴方はご自分のクラブの重量を計測したことがありますか?自信を持って「きれいに階段状になってるよ!」って言えますか?
ゴルフクラブはドライバーを基準に、一番手毎に約10~15gずつ重くなるのが理想的です。
例えば、ドライバーが300gだとしたら3番ウッドは310~315g、5番ウッドは320~330g…という具合です。
一度もクラブ重量を計測したことがないのなら、是非一度ご自身のクラブを一本一本計測してみてください。
階段状になっていれば、完璧。もし一本でも重量が狂っていたら、即買い替えるべきです!もしくは鉛等を使って調整してみてください。
それだけで、ナイスショットが炸裂するかもしれません。