ゴルフのラウンド中に足(ふくらはぎ)がつってしまう原因と対策とは?
目次
健康的にラウンドすることも大切なゴルフ技術のひとつ。
ゴルフというスポーツは激しさこそありませんが、「瞬発的な動き」と「持久力」の双方が必要となるスポーツです。
持久力の中には、「身体的(筋力)な持久力」と「脳の持久力(思考する力)」の2要素があり、特に脳の持久力(思考力)が必要となるのがゴルフの特徴と言えるのかもしれませんね。
ゴルフの結果を求める上でも、健康的にラウンドするということはとても大切な技術のひとつとなっているのです。
足がつると、プレーに悪影響が。
ラウンドをしているときに、生じやすい身体的なトラブルのひとつに「足がつる」ということがあります。
近年は乗用カート利用プレーが増加していますので、以前と比較すれば足がつることも少なくなっているのかもしれませんが、それでもラウンド中にときどき足がつってしまいますよね。
足がつってしまうと、状況によってプレーを中断しなければいけませんよね。すぐ回復したとしても、スイングにも影響が現れ、プレー内容も下降線をたどってしまうことにもなりますからね。
さて、足はなぜつってしまうのでしょうか。
ゴルフのプレー中に起きる「足(ふくらはぎ)がつる」という症状の要因としては、大きく2つの要因が考えられます。
水分不足とミネラル不足による足の痙攣。
ひとつは単純に「足の筋肉疲労」です。普段の生活で歩く機会が少ない人は、プレー中に筋肉疲労による「足のつり」が生じやすくなります。
もうひとつの大きな要因は「ミネラル不足」です。
ミネラルとは、ざっくり言ってしあうと、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのこと。
夏場のゴルフにおいては、暑さを感じますので多くの人が積極的に水分摂取を心がけるものと思います。
しかし実は寒い季節(冬)や春先のゴルフでも、ラウンド中は大量の水分が失われていくものなんですよね。
夏場とは異なり、案外水分を失っていることの自覚症状が感じられないので、水分摂取が疎かになりがちです。
そういう意味では、近年夏の季節以上に、これからの春ゴルフにおいて注意が必要なのが「水分・ミネラル不足による足の痙攣」ということになりそうです。
基本的に、ミネラル分が不足していると筋肉が正常に機能しなくなります。
水分補給をしていたとしても、汗と共にミネラル分が失われていますので、ミネラル分も水分と同時に補給しておく必要があるんですね。
昼食時にミネラル分を含んだ食べ物を摂取したり、ラウンド中にはミネラル分を豊富に含んだドリンクを少しずつ飲んだりすることが効果的な対策となります。
ラウンド中に足のつりが生じたときの対処法。
ラウンド中、実際に足がつってしまったときにどのように対処すればよいのでしょうか?
「足がつる」という現象は、筋肉・腱が収縮してしまって、上手く機能できない状態のことです。
ですから、まずは血流を良くすると共にゆっくりとふくらはぎの筋肉・腱を伸ばしてあげることが大切なポイントとなります。
何か身体的なアクシデントがあると『患部を冷やす』という対処をしたくなりますが、”足のつり”に対しては冷やすことは厳禁。
基本的には温めることによって血流を促すことが必要となります。
つま先を持ってふくらはぎをゆっくりと伸ばしつつ、軽くふくらはぎをマッサージをしてみてください。
ふくらはぎの筋肉疲労を軽減するアイテムの活用。
ふくらはぎの筋肉疲労による”足のつり”を少しでも未然に防ぎたいというときに、有効なのが「着圧仕様のゴルフ専用ソックス」の活用です。
ハイソックスとなっており、ある程度ふくらはぎを包んでくれるものが効果的。ふくらはぎの収縮運動を補佐してくれることから、疲労が生じにくいので、度々足をつる方には、おすすめです。