諸見里しのぶ選手といえば、2009年にツアー通算9勝を達成した実力派女子プロゴルファーです。しかし近年は目立った活躍もなく、さらに体調不良によって、2016年は出場資格のある大会への出場にとどめ、休養に充てていました。

しかしファイナルQTにおいて、無事今季ツアーへのフル参戦権を獲得。最近のインタビューでは「20年間のゴルフ人生の中で、今が一番楽しい」と語った諸見里選手。そんな彼女の現在の様子をお伝えしましょう。

 

諸見里しのぶとはどんな女子プロゴルファーなのか?

では、諸見里しのぶ選手とはどんな人物なのか、まずはプロフィールから見ていきましょう。

生年月日:1986年7月16日
身長:160cm
体重:58kg
血液型:O型
出身地:沖縄県名護市
出身校:おかやま山陽高等学校(岡山県)
所属:ダイキン工業

Daikin Orchid Ladies Golf Tournament - Day 3

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宮里藍選手と同じく沖縄出身の彼女は9歳でゴルフを始め、ジュニア時代から活躍を見せてきました。そして2005年には「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」で優勝。同年プロテストに合格しました。師匠は上田桃子などを輩出した江連忠であり、スイングの美しいフォームが諸見里プロの特徴でもあります。

そして2009年には、「ワールドレディスチャンピオンシップ」「日本女子プロ選手権大会」などにおいて年間6勝を挙げ、ツアー通算9勝という記録を達成したのです。ちなみにこの年の賞金女王は横峯さくらで、残念ながら諸見里しのぶは2位となりましたが、それでも生涯獲得賞金は3億円を突破しました。

しかし、これ以降の数年間は思うような成績を出せず、生活拠点を移すなど環境を変えたりして、個人練習を重ねてきました。さらに2015年には第四助軟骨の炎症に加えてアレルギー症状に悩まされ、ついに2016年は休養するという結論を出したのです。

そして中島敏雅という新たなコーチによるレッスンや整体、またスポンサーからの励ましなどにより、新たなスタートに向けて準備を整えてきました。

いよいよ復活の彼女!伝説の実力者にかかる期待

T-Point Ladies Golf Tournament - DAY 3

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諸見里選手はこうしたつらい経験を経て、2016年の今シーズンは、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」や推薦出場による大会に絞って7試合に参加しました。しかし全て予選落ち。休養中とはいえ、精神面でもプレッシャーは大きかったと思います。

それでも彼女は実力と底力によって、苦境をちゃんと乗り越えました。12月2日「女子ゴルフツアー最終予選会最終日」、来季ツアー優先出場順位をかけた最終ラウンドで粘り強いプレーによって32位となり、有村智恵選手らとともに無事ツアーへのフル参戦権を獲得したのです。

注目された選手だっただけに、苦しい時期だったでしょう。人間性もひとまわり成長した諸見里しのぶプロ。久しぶりにツアーでの活躍が期待できるのではないでしょうか。

また、2020年東京五輪での日本代表という道も考えられます。ついに表舞台に姿を現した彼女に、ファンの熱い応援が止みません。はたして今季完全復活なるか、元女王の活躍に期待しましょう!