リゾートゴルフを楽しむなら穴場はココ!宮崎ゴルフのススメ
- 2016.05.28
- トピック
気の置けない友人や家族とのゴルフ旅行の計画。そんな時に候補に挙がるのはどこでしょうか。
夏なら北海道、冬なら沖縄。関東圏にお住まいでしたら、静岡の御殿場あたりも良いですよね。せっかくのゴルフ計画ですから、コースはもちろんのこと宿泊施設や観光も吟味して、リゾートゴルフを満喫したいところです。
出来れば普段プレーできないような人気コースにチャレンジしてみたいし、観光も楽しみたいし、美味しいものも食べたいし…。言い出したらキリがありません。
誰もが満足できる場所はないだろうかとお悩みのあなたに、おすすめの場所があります。
それは宮崎です。
実は、宮崎県はゴルファーにとって夢のような場所。家族と一緒でも、ゴルフマニア同士でも、大満足間違いなし!なのです。
そこで今回は、宮崎のゴルフを大紹介したいと思います。あなたの旅行候補地に是非加えてください。
宮崎のイメージは?
まず、宮崎のイメージをみてみましょう。
昭和40年代頃はハネムーンの聖地として人気がありました。当時まだ沖縄への旅行が気軽ではなかった時代ですので、南国情緒あふれる宮崎は、新婚旅行の憧れの地だったのです。
また、野球ファンにはジャイアンツをはじめとするキャンプ地のメッカとしての印象もあるかもしれません。
その後は東国原知事のトップセールスのおかげで、宮崎マンゴやー宮崎地鶏の知名度が上がりましたね。
だいたい宮崎というと、これぐらいしか思いつきませんね。では、ゴルフについてはどうなのでしょうか。
宮崎とゴルフの関係は?
実は宮崎は、ゴルフにとても力を入れています。
宮崎県は男子ツアー『ダンロップフェニックス』が開催されるフェニックスカントリークラブをはじめ、女子ツアーの最終戦『リコーカップ』が開催される宮崎カントリークラブ、そして同じく女子ツアー『アクサレディス』が開催されるUMKカントリークラブと、3つのトーナメントコースを有しています。
空港や中心市街地とのアクセスも良好で、しかもこの3つのコースは近距離にありますので、タクシーなど、車での移動も容易です。たとえば2泊3日で3つのトーナメントコースを制覇することだって可能なのです。
また、温暖な気候のため雪が降ることはほとんど無く、1年中ゴルフが楽しめます。そのため、プロの試合がオフに入る冬の時期は、多くのプロが宮崎で合宿を行います。プロの目から見ても、宮崎はゴルフをするのに魅力的な場所なのです。
さらに『ダンロップフェニックス』と『リコーカップ』が開催される11月は“みやざきゴルフマンス”と銘打って、官民一体となって多彩なキャンペーンを行っています。
このように宮崎は、ゴルフの環境が整っていますので、それを利用して「ゴルフを通じて観光を盛り上げよう」としているのです。
やっぱりフェニックスカントリークラブ
宮崎がゴルフに力を入れている事がお分かりいただけたところで、コースのご紹介をしたいと思います。
やはり何といってもフェニックスカントリークラブは外せません。ゴルファー憧れのコースとして、一度はプレーしてみたいという方も多いのではないでしょうか。
そんなフェニックスカントリークラブは、実はあまり知られていないのですが、フェニックス・シーガイアリゾートという大きなリゾート施設内にあるコースなのです。太平洋に面した絶好のロケーションを誇る施設内は、全天候型プール施設『オーシャンドーム』が有名だったのですが、残念ながら閉鎖してしまい、現在はありません。
しかしフェニックスカントリークラブをはじめ、トムワトソンゴルフコース、シェラトン・グランデオーシャンリゾートホテル、大型テニス施設、コテージ、コンドミニアム、スパ、温泉など、充実した施設を誇ります。高級ホテルに、スパや温泉など、女性にとっても嬉しい施設がいっぱいなのです。
さらに、隣接地には動物園と海水浴場、植物園がありますので、施設内だけで、ゴルフも宿泊も遊びも食事もすべてが揃います。リゾート気分を満喫し、しかもコースはフェニックスとなれば、完璧ではないでしょうか。
フェニックスカントリークラブについて
フェニックスカントリークラブは1971年の開場で、黒松に囲まれた美しいシーサイドコースです。1974年~『ダンロップフェニックストーナメント』を開催し、セべ・バレステロス、トム・ワトソン、タイガー・ウッズ、松山英樹など、錚々たる顔ぶれが歴代優勝者に並ぶ、超人気コースです。
心配になるのがやはりプレー料金ですが、宮崎の場合、ゴルフのオンシーズンが10月~3月頃になりますので、それ以外の期間は少しお得なプランも出ているようです。
全体的に高低差は少なく、距離がしっかりとあります。ホールも非常にオーソドックスなつくりですが、粘っこい芝や、深いバンカー、高速グリーンなどプレーヤーの技量が試されるコースです。また、なんといってもシーサイドコース特有の風が、プロの判断さえも迷わせます。
秋にオーバーシードを行い、一年中緑の芝の上でゴルフが楽しめることも自慢のひとつ。高級感の中に、リゾート特有のゆったりとした時間が流れる、まさにゴルファーの憧れを凝縮したようなコースなのです。
さらに、コースに併設されたフェニックスゴルフアカデミーという名称の練習場は、芝から直接打てる広いドライビングレンジをはじめ、本格的なレッスンも行っており、まるで海外にいるような贅沢な空間です。フェニックスと同じ芝を使用していますので、朝、ここで練習してからコースへ出れば、最高のスタートが望めそうです。
いかがでしょうか?リゾートゴルフの理想のような体験が、フェニックスカントリークラブでは実現します。少し宮崎に興味が出てきましたでしょうか?
他のおすすめのゴルフコース
フェニックスカントリークラブ以外にも、素晴らしいコースがたくさんありますので、いくつかご紹介していきます。
宮崎カントリークラブ
LPGA公式戦『リコーカップ』が開催されています。宮崎空港から目と鼻の先にあり、非常にアクセスの良いコースです。
フェニックスと同じくシーサイドコースですが、現在では珍しくなった高麗グリーンが特徴です。ゴルフが普及するのが遅かった宮崎で、1960年開場と歴史があり、つくり込み過ぎない自然の美しさがあります。宮崎の名門コースです。
UMKカントリークラブ
トーナメントコースである『アクサレディストーナメントin MIYAZAKI』を開催するUMKカントリークラブは、1991年開場と比較的新しいコースですが、戦略性に富んだ人気の丘陵コースです。しかも宮崎の中心市街地から最も近く、車で15分ほどでコースへ到着できますので、大変便利です。宮崎ゴルフの穴場的コースでしょう。
青島ゴルフ倶楽部
ジャイアンツキャンプ地に近く、オフの日には野球選手が多く訪れる美しいコースです。宮崎の観光スポットである青島にも近く、またコース内にも太平洋を望めるホールがあるので、南国リゾート気分を高めてくれるでしょう。
トムワトソンゴルフコース
フェニックスカントリークラブと同じ、フェニックス・シーガイアリゾート内にあるゴルフ場です。フェニックスと似た雰囲気を持ちながら、完全セルフのカジュアルなコースです。こちらはナイターゴルフも行っていますので、ちょっと空いた時間に、気軽にレンタルクラブでラウンドを楽しむことも可能です。
このように魅力的なコースがいくつもありますので、ゴルフ旅行を楽しむのなら、複数のコースをプレーするのもおすすめです。
宮崎グルメは?
リゾートを楽しむには食事も重要ですよね。宮崎は焼酎文化ですので、焼酎と一緒に食べるのが基本です。
たくさんの美味しいものがあるのですが、おすすめは地鶏の炭火焼きです。真っ黒に炭火で焼かれた地鶏は、見た目はイマイチですが、味は抜群です。
さらに、チキン南蛮、冷や汁、飫肥天ぷら、メヒカリのから揚げなどが有名です。また、最近では宮崎キャビアというものも出ています。
宮崎の夜を、是非宮崎グルメで堪能してください。
おわりに
宮崎のゴルフ環境についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
あまり知名度は高くありませんが、ゴルファーを歓迎してくれる県であることは間違いありません。
たとえば2日間の休日を利用して、ゴルフを含めたリゾートを味わうのなら、宮崎へ行ってみませんか?きっと期待以上のゴルフリゾートが、そこにはありますよ。