テーラーメイドから『M4』が!?キャロウェイエピックの後継は『ローグ』!?
すでに米国ツアーの現場や、米国のゴルフサイトでは大手メーカーの新作情報が続々とリークされている。
やはり注目はテーラーメイドや、キャロウェイといった人気のブランド。テーラーメイドでは『Mシリーズ』、そしてキャロウェイでは『エピック』という人気シリーズがあるが、来年春の発売に向けて、両メーカーとも強力な人気モデルを準備しているようだ。
M4のヘッドには新技術のハンマーヘッドテクノロジーが!?
米国ツアーでもプロ使用率No.1を記録していた17年モデルの『M1』、『M2』。だが、どうやら来年は『M4』という新カテゴリーが誕生することになりそうだ。一部の米国のSNSサイトでリークされた情報によると、『M4』のソール面には、”HAMMER HEAD”の刻印があり、これは、どうやら新テクノロジーのようだ。
ここからは予想だが、もともと、ゴルフのレッスンではハンマースイングという言葉があり、これは手元を安定させてヘッドを走らせるという意味。そこから推測すると、この『M4』はヘッドを重くしているか、シャフトやグリップを軽くすることで、ヘッドを走らせる技術を搭載している可能性が高い。
前作の『M2』ではソールのフェース側は完全に溝になっていたが、今回のハンマーヘッドテクノロジーは、その溝部分の内側にウェイトを埋め込ませた可能性も感じるヘッドだ。またM1、M2からの継続ポイントで言えば、クラウン部分にはカーボン素材は継続して使用されているようだ。
エピックの後継ローグにも2本の柱がついている!?
もちろんメーカー発表はないが、USGAのクラブ認定リストに掲載されたことで話題になっているのがキャロウェイの『ROGUE(ローグ)』。この登録リストに申請しないと、ツアープロは試合では使えない。逆に言うと、18年シーズンの序盤からキャロウェイの契約プロが『ローグ』を使用するために、メーカー側はリストに登録した可能性が高いのだ。
登録したヘッドの写真を見ると、JAIL BREAK TECHNOLOGYの文字があり、これはまさにエピックで話題になったヘッド内部の2本の柱のこと。ということは、まさにエピックの後継モデルである可能性が高いのだ。
登録リストを見ると、『ローグ SUB ZERO』タイプも掲載されていて、これもエピックのときの『EPIC STAR』と『EPIC SUB ZERO』のパターンと同じ。こちらは、プロ使用を前提に、ディープフェース&低重心になっている可能性が高い。
18年はドライバーの超•当たり年になる!
ちなみに、すでに18年ドライバーで言えば、ダンロップスポーツの『ゼクシオ テン』やタイトリストの『VG3』など、人気ブランドが正式発表されており、そこに『M4』や『ローグ』が参戦すれば、来年のドライバー市場は激戦になることが予想される。ここ数年は、元気がなかったドライバー市場だが、実は16年からの反発ルール改訂もあって、17年は『エピック』や『M』が大ヒットした。
18年は、さらなるドライバーの当たり年になる可能性も高い。飛距離を伸ばしたいアマチュアゴルファーにとっては、大きな恩恵を受ける1年になりそうだ。