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石川遼を復活させた曲がったシャフトを、さっそく、試してみた!

6年ぶりに日本男子ツアー開幕戦に出場し、2位の成績を上げた石川遼は、その前哨戦となった千葉オープン、岐阜オープンで地方オープン2連勝を達成。そんな千葉オープンの現場に行くと石川遼が意外な練習をやっていた!

石川遼が愛用するフレループとは?

今年、約6年ぶりに日本ツアーに復帰した石川遼。ここ数年は、米国ツアーでも厳しい戦いが続いていたが、4月の「千葉オープン」ではドライバーでナイスショットを連発。それは日本ツアーで賞金王になった2009年を彷彿させるショットだった。

何が石川遼を復活させたのか? 試合前の練習場では、石川遼は珍しい練習器具を使っていた。それは「フレループ」という練習器具。

これは、曲がったシャフトの先にクラブヘッドではなくて、丸いボールがついているもの。石川遼は千葉オープンでも、岐阜オープンでも、そして国内ツアー開幕戦の練習日でも、このフレループを使って練習していた。

開発者はゴルフ雑誌で、おなじみのあの人!

このフレループは小林佳則プロが発案・監修して、販売とPRを担当するのは、ゴルフ雑誌などでおなじみのマーク金井氏。これまでもマーク金井氏が販売した練習器具の「ゴルフの竪琴」を片山晋呉が愛用したことでも話題になった。

ちなみに、このフレループを石川遼は1ヶ月くらい前から愛用しているようだ。また、片山晋呉も、インスタグラムでこのフレループを使って練習している様子がアップされているなど、今年、最も注目の練習器具とも言えるだろう。

早速、フレループを試してみたぞ!

実は、このフレループはすでに一般発売もされていて、ネットでも購入可能。早速、私もネットで注文して買ってみた。すると、重さは525グラムもあり、通常のドライバー(約300グラム)よりも重め。

ただし、長さはちょっと短めの40インチなので、振りやすそうな感じはする。しかし、練習場で振ってみると、意外にもいつも通りのスイングで振るのは難しい。特にフォローサイドでしっかりと左腕を回す(回旋)しないと、上手くスイングできない。逆に言うと、この練習器具を使うと、左腕を回すタイミングや、体の回転とクラブの回転がうまくシンクロすることで正しいスイングが身につきそう。

使ってみた感想としては、このシャフトの曲がり具合が絶妙な感じでスイング上達に効果がありそう。スイングが安定しているプロより、腕の回旋ができていないアマチュアの方が、より効果がありそうだ。

国内ツアー初戦から優勝争いを見せた石川遼。フレループ効果で優勝を重ね、日本男子ツアーを再び盛り上げてもらいたい。

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