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ソフトバンク工藤監督の娘、工藤遥加は女子プロゴルファー!アスリート一家の秘密に迫る!

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2016年、惜しくも3年連続優勝を逃したソフトバンク。
しかし開幕当初から優勝候補と目されていた、その実力は伊達ではありません。

そしてその実力を創り上げているのが、就任1年目でチームを日本一へと導いた工藤公康(くどうきみやす)監督(52歳)です。工藤監督は48歳まで現役の選手として活躍し、2014年に福岡ソフトバンクホークスの第20代監督に就任しています。監督に就任して即結果を出せるとは、指導者としての素晴らしい実力が見えますね。

ところで、そんな工藤監督のご息女である遥加(はるか)さんは、女子プロゴルファーだとご存知でしたか?

偉大な父を持つ遥加選手は、いったいどんな選手なのでしょう。
この記事では、工藤遥加選手がゴルフと出会ったきっかけや、経歴・成績などをまとめてみました。

プロスポーツ選手が2人もいる、アスリート一家の秘密に迫ります!

アスリート一家の工藤家

遥加選手を語るには、お父様とお兄様の話が欠かせません。
まずは、アスリート一家である工藤家のお二方のプロフィールを見ていきましょう。

【父】名投手にして名監督、公康さん

遥加選手のお父様は、言わずと知れた工藤公康監督です。

現役時代の工藤公康監督は、知らない人のいない名投手として、西武・ダイエー(現ソフトバンク)・巨人で活躍されていました。
2012年に現役引退後、野球評論家などで活躍し、2015年現在の福岡ソフトバンクホークスの第20代監督に就任しています。選手時代は、14回の優勝、11回の日本一の経験があります。

【兄】スポーツ万能のイケメン俳優、阿須加さん

長男の工藤阿須加(あすか)さんは俳優です。
阿須加さんは野球ではなく、なんと!プロテニスプレーヤーを目指していたそうです。TBS系のバラエティ番組では、あの有名なプロテニスプレーヤーの錦織圭(にしこりけい)選手と対決し、ハンデをもらいながらも見事に勝利した実力の持ち主なのです。

錦織選手もその実力に、思わず拍手を送ったそう。「30-0」からスタートし、すべて阿須加さんからサーブするというハンデ戦でしたが、腕前は本物。素晴らしいです!ツイッターなどで「テニスがうますぎ!」「かっこよすぎ!」などと絶賛されました。

俳優としては、2014年に放送された「ルーズヴェルト・ゲーム」という野球が舞台となったドラマで注目され、153kmを投げる役をこなしています。このとき、公康さんにフォームから投げ方まで色々とアドバイスをもらったそうです。

また、ドラマ「アルジャーノンに花束を」でも活躍されました。身長もスラッと高くイケメンな俳優です。阿須加さんは、公康さんに似ていますよね。

こんな素晴らしいご家族に囲まれて、遥加選手は有望な女子プロゴルファーとなったのです。
まずは、

遥加さんとゴルフの出会い

工藤遥加さんとゴルフの出会いは、お父さまの公康さんと一緒に練習場に通ったことです。忙しさのあまり、ほとんど家にいなかった父親と会話がしたいと、遥加さん自身もゴルフのクラブを握ったそうです。

彼女が中学2年生のとき、2006年にアリゾナ州で自主トレを行っていた公康さんに同行して、一緒にラウンドしたものの完敗したことがきっかけでゴルフを始めました。このとき、飛距離はお父さまを上回っていたそうです。すごいです!公康さんのゴルフ好きが、今の遥加さんを生み出したのですね。

遥加さんが本格的にゴルフに打ち込むようになったのは、高校に入学してからです。

2011年7月に日本女子プロテストの最終日で、8バーディー・2ボギー、「6アンダー」という素晴らしいスコアを記録して一発で合格しています。順位を48位から9位まであげた実力の持ち主です。

同じアスリートとしてアドバイスを受けたり、ときには一緒にラウンドに行ったりするそうですよ。素敵な親子関係です。いいですね!親子でラウンド。ゴルフは、やはり男女年齢を問わず、一緒にプレーができて、楽しめるスポーツです。

女子プロゴルファー「工藤遥加」誕生!気になる戦歴

2011年8月のデビュー戦となった「ニトリレディス」では予選落ちしています。その後は1日1000球を打ちこむなど練習に励んできましたが、12月の最終予選会では81位となり、翌年のレギュラーツアー予選会に出場することが困難となってしまいました。

プロ2戦目となった2011年10月の富士通レディス(東急セブンハンドレッドC西C)の最終調整では、父の公康さんが見守る中、日没までパットの練習をしたというエピソードもあったそう。重量を重くしたクラブに替えて、スイングを固めた練習もしてきましたが、結果は、通算「14」オーバー、90位で予選落ちしました。

ゴルフは、その日のコンディデョンや天候、気候、風速にも左右されてしまいますから、成績や賞金がかかったプロゴルファーのみなさんは大変ですよね。だから飽きないし、楽しいと私たちは思えるのですが、それでも成績を残さなければならないのがプロ!

公康さんも「かける言葉もない」と厳しい言葉で突きはなしたそうです。同じアスリートの道を選んだ遥加さんへエールだったのでしょうね。

ですが、勝負強い遥加さんは、2011年12月の「加賀電子カップ」では、通算「5」アンダーで優勝しています。翌2012年国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の出場権を獲得しました。

「加賀電子カップ」は、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の「新人戦」で1996年から開催されている大会です。

歴代の優勝者は、
初代には不動裕理(ふどうゆうり)選手
2004年 横峯さくら(よこみねさくら)選手
2005年 上田桃子(うえだももこ)選手
2008年 森田理香子(もりたりかこ)選手
2013年 藤田光里(ふじたひかり)選手など。

現在活躍中の女子プロゴルファーが名を連ねています。この大会は、優勝者には翌年のツアーの出場権が与えられ、若手のゴルファーの登竜門であり、一切ギャラリーは入れないそうです。

今年の優勝は誰の手に渡るのでしょうね。12月の開催が楽しみです。

※翌2012年3月に開催された「ダイキンオーキッドレディス」の結果は、レギュラーツアー初の予選突破を果たしましたが、「40位」に終わりました。歴代賞金女王の横峯さくらさん、上田桃子さんとプレーした日もあって、ギャラリーの多さに驚いたそうです。この大会で優勝したのは、斉藤愛璃(さいとうあいり)さん。「10」アンダーでした。

遥加さんの今季の成績

父親ゆずりの運動神経、精神力と受け継いだDNAで活躍が期待されている遥加さんですが、プロ5年目となった今季の最高成績は、2015年5月に行われた「サイバーエージェント」12位。20試合で予選落ちしています。なかなか順位があがってきませんね。

9月18日には、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)「マンシングウェアレディース東海クラッシック」(愛知県新南愛知カントリークラブ、美浜コース、6374ヤード、パー72)が開催されました。賞金総額は8000万円、優勝は1440万円。

遥加さんは、首位とは4打差の5バーディー、3ボギーの2アンダー「70」でツアー初優勝にむけて好スタートを切りましたが、健闘虚しく結果は、34タイで終わりました。獲得賞金は56万円です。残念です。

前晩には、ソフトバンクがヤフオクドームでパ・リーグ最速優勝を決めています。

かつては公康さんがコース脇に姿をみせることもあったそうです。監督就任後、多忙になってから、合間をぬっては速報をチェックしているそうです。やはり気になるのでしょうね。

この大会の結果は、
1位 キムハヌル選手(韓国)12アンダー
2位 申 ジエ選手(韓国)11アンダー
2位 松森 彩夏(まつもりあやか)選手(日本)11アンダー

飛ばしや遥加さんの飛距離

マンシングウェアレディース大会2日目の終了後に1番ホールで、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)認定のドラコン大会「マンシングウェア2015 女子プロドライビング女王コンテスト」も開催されました。

この大会は、フェアウェイかファーストカットに落ちた飛距離を争う大会です。遥加さんは惜しくも2位に終わってしまいましたが、平均飛距離は、255.4ヤードです。

高身長を生かした豪快で迫力のあるドライバーショット。得意クラブにドライバーが入っていませんが、飛ばしやです。

かつて、男子プロゴルファーの石川遼(いしかわりょう)さんから、飛距離アップのレッスンを受けたこともあるそうです。ヘッドスピードを計測して、10ヤード飛距離を伸ばしたそうですよ。

遥加さんは、女子プロの中でもヘッドスピードが速いです。女子プロの平均ヘッドスピードは毎秒42メートル前後で平均飛距離は、230~240ヤードなのに、彼女は毎秒44メートル近いそう。石川遼さんの指導もあって、260ヤードを超える飛距離になったそうです。

だけど、その内容は「企業秘密」ですって。石川遼プロのレッスンですからね!

父・公康さんは「ピッチングでも(右投手)左肩があがるとコントロール性に欠ける」とアドバイスしたそうです。遥加さんはインパクトのときに左肩が上がっていたことがあり、ダフったり、左に引っ掛けたりする傾向もあったようです。

ゴルフと野球、まったく違うスポーツのような気がしますが、野球のバットを振るときも、ボールを投げるときも、ゴルフのクラブを振るときも共通する何かがありそう・・・。

全身をつかって狙った方向にボールを運ぶのは、野球もゴルフも共通するものがある!シャドーピッチングをさせて、スイングを解説したこともあるそうです。お父さまの熱血指導があって、女子プロゴルファー工藤遥加さんが誕生したのでしょう。

まずは、遥加さんのように下半身を安定させて、ぶれないようにスイングすることが上達のポイントかもしれません。感覚だけで打つのではなく、スイングを安定させることでしょうか。スイングが固まったら、どのクラブでも怖くないかもしれません。

ドラコン大会の結果は、
1位 渡邊 彩香(わたなべあやか)選手 263.6ヤード
2位 工藤 遥加(くどうはるか)選手 247.7ヤード
3位 永峰 咲希(ながみねさき)選手 244.0ヤード

遥加さんからジュニアへのエール

2011年9月18日~19日に開催された、日本ジュニアゴルフ協会が主催する「ポロゴルフクラブジャパンジュニアクラシック」(栃木県烏山城カントリークラブ)の表彰式でプレゼンターとして登場したことがあります。

10代ゴルファーの大会でとても歴史のある大会です。かつて、石川遼選手も優勝経験があります。

遥加さんは「競い合って悔しかったり、優勝して嬉しかったり、いろいろな経験をして、もっとゴルフを楽しんでほしい」とジュニアたちにエールを送ったそうです。工藤公康監督から娘へ、娘の遥加さんからジュニアたちへ。遥加さんからのエールは、ジュニアたちの希望にも繋がったのではないでしょうか。

みんな小さい頃から大会に出場して、大きな舞台で戦っているんですね。みんなスコアも素晴らしいです。みんなプロゴルファーの卵。これからの活躍が期待されます。

ジュニアだって、シニアだって楽しめるゴルフ。おじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんとラウンドもできそうです。3世代でラウンドできたら、楽しそう。とても微笑ましい光景です。 

遥加さん誤記によって失格

失格になった選手もいるという話は聞いたことがありましたが、工藤遥加さんもそのひとりでした。

2015年3月15日最終日が行われた「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」で日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は翌日に遥加さんに「競技失格処分」を発表したのです。第3ラウンド16番ホールで、実際のスコアが「5」だったのに、「4」と記入されて提出してしまったそうです。

「スコアが間違っていた」と自己申告しています。通算7オーバー54位。賞金は28万4000円。公式記録や成績も変更されました。ゴルフ規則では、1ホールでも真実のスコアより少なかった場合、競技が終わった後でも失格という罰が課されることになっています。

ボールを追いかけ、何打も叩いていると初心者の私は、何打目?とわからなくなってしまうので、カウンターを使用していますが(笑)、プロには絶対に許されないことです。競技失格とは、厳格なルールですね。

まとめ 父の遺伝子は偉大

まだツアー優勝は達成されていませんが、あの工藤公康の娘!と期待が大きい分、プレッシャーも大きいでしょう。プロの世界で勝ち残っていくのは大変だと思います。

ですが、高い運動神経と精神力の強さ、勝負強さ。そしてゴルフをはじめたきっかけは、「父とラウンドして負けたのが悔しかった」という負けん気の強さ。たくさんのプレーヤーのことを調べてみて、ゴルフは個人の競技なので、メンタルがとても大切なスポーツだということがわかりましたが、彼女も備わっています。

平均飛距離は260ヤードの実力もあります。主要ランキング順位では、獲得賞金85位、平均ストローク数70位、パーオン率45位、平均パット数69位、パーセーブ率79位、イーグル数3位、平均バーディー数52位。ですが、勝負強い遥加さんですから、まだまだこれからスコアーも順位もあがってきそうです!

今季の試合もまだありますから、頑張ってほしいですね。いつも笑顔が可愛い遥加さん!

優勝カップを掲げて、もっと素敵な笑顔をみせてほしい!ファンの期待もますます高まります。これからも世界のファンが応援しています!

工藤 遥加プロフィール

身長:171cm
体重:65kg
血液型:A型
生年月日:1992年11月18日(22歳)
出身地:埼玉県所沢市
出身高校:日出高等学校
プロ転向:2011年
ゴルフ歴:12歳から
得意クラブ:7番アイアン・PW・SW・パター
趣味:ギター、料理
所属:ナック
契約:クラブ:ミズノ / ボール:タイトリスト / ウエア:ミズノ / シューズ:フットジョイ

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