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美人ゴルファー福田真未 性格は天然?!ゴルフの実力は本物

ファンから「まみすけ」の愛称で親しまれている福田真未さん。プロ7年目となる2017年には、3年間守り続けたシード権喪失の危機に立たされてしまいましたが、シーズン終盤の伊藤園レディスで悲願の初優勝。その9ヶ月後の2018年8月meijiカップでツアー通算2勝目を達成。現在の賞金ランキングは自己最高位の20位。好調の波に乗っている福田真未さんですが、ゴルフを離れると天然キャラなのだそうです。

今回は、ゴルフの実力の持ち主で、美人ゴルファーの福田真未さんをご紹介します。

2018年8月北海道meijiカップ優勝「ゴルフとお菓子で子供たちに感動を」

2018年8月3日~5日北海道meijiカップが行われました。最終日、3打差の単独首位で出たプロ8年目の福田真未さんが、5バーディー、1ボギーの”68”とスコアを伸ばし、通算15アンダーで大会を制しました。大会コースレコードを7年ぶりに1打塗り替え、ツアー通算2勝目を挙げました。

2位は2打差の通算13アンダーで韓国の申ジエさん。3位は3打差の通算12アンダーで青木瀬令奈さんが続きました。最終日、この3人がスコアを伸ばし合う展開となりましたが、ショットとパッティングが冴えた真未さんが逃げ切っての優勝でした。

ですが、本人は16番まで優勝を意識していなかったのだそうです。13番では15mのパットを沈め、ギャラリーから大歓声が送られました。14番でスコアを一つ落としましたが、16番で6mのパットを沈めてスコアを戻し、ここで始めて優勝を意識したのだそうです。

まだまだ行ける、もっとスコアを伸ばす。この思いが、大会コースレコード更新という素晴らしい結果に繋がりました。この日は、朝から心地よい緊張感に包まれながら、プレーできていました。「最終日にスコアを伸ばして勝てたことは、次へ繋がると思う。今度は3勝目です。」とコメントしました。これで4年連続シード権獲得となりました。

「私は明治のチョコレートが大好き。空気と食べる物が美味しい北海道が大好きです」実は、プロ入りして初めてトップ10入り、6位でフィニッシュしたのは、2013年北海道の恵庭で行われた日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯でした。北海道には特別な思いがあるようです。そして大好きな明治の大会で優勝できたのですから、嬉しさも倍だったのではないでしょうか。

優勝の副賞は、明治製菓10年分です。「いろいろなところへ寄付する予定です。私は(子供の頃も)お菓子が大好きで感動していました。お菓子で子供たちに感動を与えたいです」「あ、いえ、ゴルフで感動を与えたいです」と笑って話しました。

このコメントにも真未さんに人柄が表れているような気がします。将来、お菓子を贈ってもらい感動した子供たちの中から、福田真未さんのようなプロゴルファーが誕生するかもしれません。

福田真未ゴルフの経歴

福田真未さんは、ゴルフが好きだった父・喜三郎さんの影響でゴルフを始めました。プロゴルファーを目指して、ゴルフ部のある地元の沖学園中学校に入学、中学3年生でJGA女子チーム・ジャパン・ジュニアのメンバーに選出されます。

その後、沖学園高等学校に進学すると、高校2年生で「全国高等学校ゴルフ選手権 夏季大会」を制して、JGA女子ナショナルチームのメンバーに昇格。2010年の高校3年生で地元の九州の大会を制するなど、九州で圧倒的な強さを発揮します。

そして、2011年のプロテストで一発合格。LPGAに登録しました。同期には香妻琴乃さん、福山恵梨さん等がいます。2012年の賞金女王ランキングは104位。2013年は59位となりましたが、2013年QTを27位の資格で、2014年ツアーフル参戦を果たします。

2014年は、福田真未さんにとって飛躍の1年となりました。開幕2戦目から3戦連続トップ10入りを果たすと、マンシングウェアレディース東海クラシック2日目で、6連続バーディー”64”を叩き出して単独首位に立ちました。

早くも初優勝が期待されましたが、最終日に崩れて初優勝を逃してしまいます。でも、これらの活躍で2014年賞金女王ランキングは27位に貢献。2015年賞金女王ランキング42位、2016年は45位。優勝争いに食い込むことはできませんでしたが、3年連続でシード権を獲得しています。

ところが、2017年は思うように成績が残せず、シード権を喪失する危機に立たされてしまいます。2017年の試合も残すところ2試合、賞金女王ランキング58位という状況で、11月の伊藤園レディスゴルフトーナメントを迎えます。

ここまで苦しんできた真未さんですが、初日から首位に立ち、4打差の首位から最終日をスタート。一時、6打差まで広げて、独走かと思われたのですが、初優勝を目前に緊張から身体が動かなくなってしまい、13番から3連続ボギー。16番で1打差まで迫られて、また逃してしまうのかと不安がよぎりました。過去2回、優勝を逃した経験があるのです。でも3度目の正直を信じ、気を取り直し残りのホールをキャディとグリーンのラインを完璧に読み切り、パーセーブで決めました。

最終日、3バーディ、3ボギー”72”と苦しみながらも、3日間首位を堅持。悲願のツアー初優勝を手に入れました。「今日の優勝が自信になりました。1日がすごく長く感じましたが、最後まで集中することができました。諦めず練習した結果、初優勝できたので、これからも努力を怠らず上を目指したいです」と、涙を流してコメントしました。彼女のゴルフは、最後まで諦めないことです。そして何より勝負強さの持ち主でもあります。

2018年は、福田真未さんの名前が上位に入ることが多い1年となりました。初優勝で得た自信が、彼女のゴルフの実力を確実にアップさせています。プロの世界では、初優勝よりも2勝目を挙げることの方が難しいと言われていますが、真未さんは初優勝から9ヶ月後に2勝目を達成。その上2018年は32試合中、予選落ち5回のみ、トップ10入り5回、トップ5入り1回、優勝1回。2018年賞金女王ランキング20位と大躍進を魅せました。

福田真未 強さの秘密

福田真未さんは、2017年の6月から原江里菜さんらを指導する森守洋コーチの元で技術を磨いています。今年の初めには、1ヶ月間のタイ合宿を行って、基礎から練習しました。

真未さんは、パッティングで肩に力が入ってしまい、腹部が伸びる癖がありましたが、体幹を意識して打つようになったことで癖が改善されて不安を解消。その結果、2018年北海道meijiカップの2日目に4m以上のパッティングを7つも沈めることに成功しました。安定したパッティングにギャラリーからも大歓声が送られ、パッティングは大きな武器となりました。

また、ドライバーはプロになって正確性を意識するあまり、飛距離を落としてしまっていましたが、森守洋コーチの指導により、力み過ぎてしまう傾向にあったスイングを改善。その結果、平均飛距離が250ヤードを超えるまでに回復しました。悪い時と比べると、20ヤード以上飛距離が伸びたそうです。

「バックスイングで上半身を脱力することだけを意識している。ダラ~って感じです。そこからクラブを思い切って振っていく。そうすれば勝手にクラブが降りてくる」脱力してシャフトのしなりを活かすことで、インパクトのタイミングが一定になり、ヘッドも走って飛距離が伸びると、ツアーコーチの辻村明志さんは解説しています。

「以前は曲げたくない気持ちが強くて振れていなかった。でも今は気持ちよく振れていることが自信にも繋がっている。身体で振りにいかず、クラブに仕事をさせることを意識しています」正確なパッティングとショットを武器に、来季はツアー3勝目を目指します。技術も優れていますが、真未さんには勝負強さと底力があります。この2つが何よりの彼女の強さの秘密かもしれません。

福田真未 ヤマハゴルフと契約

福田真未さんは、今季からヤマハゴルフと用具使用契約を結んでいます。ツアー2勝目を飾果たした北海道meijiカップでは、ドライバーとアイアンはヤマハのクラブをバッグイン。

実は、2018年シーズンはヤマハ勢が大活躍を魅せました。国内男子ツアーでは谷口徹さんが「日本プロゴルフ選手権」で大会最年長優勝(50歳92日)を果たし、国内女子ツアーでは、大山志保さんが「ヨネックスレディス」で優勝、有村智恵さんが「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」で復活優勝を果たしました。そして、福田真未さんの優勝が続きました。このヤマハ勢の活躍が、真未さんに刺激を与えたのでしょう。

ドライバーに関して、「構えた時の顔が好きで、振り感がいい。自分のイメージしたとおりの球が出て、さらに飛ぶ」と好印象。スイングを指導した森守洋コーチも、「クラブの使い方がわかってきた」と言っています。アイアンも、北海道meijiカップ3日間パーオン率は全体の2位(81.4%)2日目は全ホールでパーオンという素晴らしい結果を残しています。福田真未さんとヤマハのクラブとの相性は抜群です。

福田真未の素顔は?!ゴルフ以外では天然キャラ?!

2018年シーズン大活躍を魅せた福田真未さんですが、ゴルフを離れると少しそそっかしい面があり、たくさんのエピソードがあります。

1.開催コースが変わった大会で、前年までのヤーデージブックを持ったまま回っていた
プロアマ戦だったのですが、アマチュアのお客様に、前年のメモを見てアドバイス。しかも次の日にキャディから指摘されるまで気がつかなかった。

2.行きは内房線で来たから、帰りは外房線
千葉県で電車で移動した際に、内房線と外房線を間違って乗車してしまい、終電を逃してタクシーで2万円ほどかけて宿へ戻った。途中まったく異変気がつかなかった。

3.間違って違うホテルにチェックイン
宿泊するホテルで4泊の宿泊費なのに、チェックインの際に数十万円と言われ、高いなと思ったら別のホテルだった。たまたま同じ福田という苗字の人が宿泊していたそう。

4.トランクにスイカ
千葉の親戚の家に泊まって、軽井沢の試合会場まで車を走らせた際に、トランクには親戚からいただいたスイカだけが乗っていて、大切な自分の荷物が入ったカバンを忘れてしまった。慌ててアウトレットで買い揃えた。

5.試合会場を間違えて大遅刻
前夜祭で訪れた試合会場なのに、当日、違う会場に向かう。しかも試合当日、香妻琴乃さんと朝食の約束をしていて、連絡を取り合ってにもかかわらず、間違えてしまった。流石に手が震えたそう。

6.山手線をぐるぐる。飛行機の搭乗時間に間に合わず
茨城から地元の福岡に帰る時、飛行機の搭乗時間まで少し余裕があったので、真未さんは「私、分かるから!」と言ってチームメンバーを引き連れて東京見物することに。ところが山手線をぐるぐる回っているうちに、飛行機の搭乗時間を過ぎてしまった。結局、一向は飛行機のチケットを買い直すことになった。

まだまだありそうですが、こういう天然なところもファンから親しまれ、愛されているのでしょうね。母・信代さんも真未さんの天然ぶりに、「昔からです。実はプロテストの時にも…」と言い掛けましたが「あ、でもこれは記事になったらダメか…」と明かさなかったことがあります。何があったのか、とても気になりますね。

でも本人は天然ではない、と言ってます。どうでしょうか。でも、そんなところも真未さんの魅力の一つだと思います。

福田真未 まとめ

福田真未さんは、両親と2歳上の姉、そして双子の妹の留未さんの5人家族です。お姉さんはすでに結婚をしています。きっと美人3姉妹なのでしょう。双子とは言っても、真未さんと留未さんの性格は対照的で、真未さんは小学生の頃からとても活動的だったのでスポーツ。妹の留未さんには勉強。それぞれの適正に合ったことをやらせたと母・信代さんは言っています。

ある日、福田真未さんと工藤遥加さんが焼肉を食べに行った時、真未さんは「私牛肉アレルギーだから」と告白したことがあるそうです。工藤遥加さんは、ツイッターで「先に言わんかい!」とつぶやきました。こんなところも真未さんの魅力ですよね。このツイッターで工藤遥加さんは、真未さんのことをLPGAで一番面白い人と言っています。面白いには、真未さんのこういった天然ぶりや、これからLPGAを面白くするなど、意味が含まれていると思います。

また、同じく美人ゴルファーの香妻琴乃さんとは、16歳の頃にナショナルチームで一緒にプレーした時からずっと仲良しです。同期でもある琴乃さんは「お互いにきっちりしていないところが似ているかも(笑)」と言っています。真未さんは、もしプロゴルファーになっていなかったら保育士になりたかったそうです。琴乃さんは「私なら絶対に預けない」と言ったそうです。

福田真未さんのたくさんの魅力がわかりました。昨年はシード権喪失の危機に立たされながらも初優勝してシード権を獲得。そして、今年はツアー2勝目を挙げるなどの活躍で、4年連続でシード権を獲得しました。福田真未さんは、プレッシャーに強く、底力のある選手であることは間違いなさそうです。明るく前向きにゴルフと向き合い、しっかりと成績を残し、LPGAを盛り上げている選手です。

2018年は、彼女の名前が上位に上がることが多いシーズンとなりました。そして3勝目を目指して、さらに練習に励むことでしょう。その先には賞金女王という目標もあります。
美人ゴルファー福田真未さんのこれからの活躍に注目です。

国内のみならず、海外で活躍する日に期待しています。福田真未さん応援しています。そして、天然エピソードも楽しみにしています。

福田真未(Mami Fukuda)

プロフィール
生年月日 1992年6月15日(26歳)
身長 168cm
体重 58kg
血液型 B型
出身地 福岡県福岡市
出身校 沖学園高等学校
ゴルフ歴 11歳~
プロ転向 2011年
趣味 ショッピング
好きな色 黒、白、紫

福田真未 クラブセッティング

※2018年8月北海道meijiカップ最終日
1W:ヤマハ RMX 116ドライバー
3W:キャロウェイ GBB EPIC ファウェイウッド(15°)
UT:グローブライド オノフ フェアウェイウィングス KURO(21°、24°)
5I~PW:ヤマハ RMX 118アイアン
ウェッジ:タイトリスト ボーケイデザイン フォージドウェッジ(48°、52°、58°)
パター:オデッセイ タンク・クルーザー V-LINE
ボール:ダンロップ スリクソンZ-STAR XV
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際の使用ギアとは異なる場合があります。

福田真未 主な成績(10位以内)

2018年
ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 8位タイ
meijiカップ 優勝
ニッポンハムレディスクラシック 7位タイ
アース・モンダミンカップ 5位タイ
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 8位タイ
Tポイントレディスゴルフトーナメント 7位タイ

2017年
伊藤園レディスゴルフトーナメント 優勝
Tポイントレディスゴルフトーナメント 5位タイ

2016年
中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 5位タイ
ヤマハレディースオープン葛城 8位
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 3位タイ
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 7位タイ

2015年
富士通レディース 6位
ニトリレディスゴルフトーナメント 4位タイ
meijiカップ 9位タイ
スタジオアリス女子オープン 9位タイ

2014年
伊藤園レディスゴルフトーナメント 4位タイ
富士通レディース 5位タイ
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 10位タイ
KKT杯バンテリンレディスオープン 6位タイ
Tポイントレディスゴルフトーナメント 3位タイ
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 6位タイ

2013年
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 6位タイ

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